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#読書記録
伝える第一歩は人の気持ちに寄り添うこと〜「伝え方が9割」ブックレビュー
この本は、コピーライターの佐々木圭一さんが会得してきたコトバを通して伝える技術の基本ノウハウを、とてもシンプルにわかりやすくまとめた本です。
このレビューでは、
◎私が感じた、「伝え方」の2つのポイント
◎この本を読んで驚かされたこと
◎本で紹介されている「伝え方」の方法
について書いていこうと思います。
■ポイントその①:「よい伝え方」は相手の気持ちを考えることからはじまる!
伝え
人生で本当に大切なことは?〜「君たちはどう生きるか」ブックレビュー
「人間って、分子みたいなものだね」 これは物語序盤にあった、主人公コペルくんのセリフだ。
この物語は、中学2年生の純一くん(通称:コペルくん・叔父さんがつけたアダ名)が、学校生活や友達・家族との関わりなどの日常生活から、コペルくんが考え辿りついた物事の見方や真理を通じて、コペルくんがどう生きようと決意したかまでを描いている。
その決意を見て、あなたはどう生きますか?という問いかけで物語は
運動は最強の脳トレ〜「一流の頭脳」ブックレビュー
先日ブックレビューした「スマホ脳」の著者、アンダース・ハンセンの本。
この本では脳と運動の関係性について書かれています🧠🏃
このブックレビューでは、
・運動による脳への効果と、運動の内容
・その事実が世間に浸透していない意外な理由
・本を読んで考えたこと
を順に書いていこうと思います。
🧠🏃運動がもたらす脳への影響運動をすることによって
■ストレス解消、うつの改善
■集中力
どんな人でも内側に持っている『語り』の尊さ〜「断片的なものの社会学」ブックレビュー
「 あの人、どうしてるかな・・・」 わたしたちは人生の中で出会った人々に、ふと思いを馳せる瞬間がある。
この広い世界には、世界でただ1つだけの、かけがえのない人生が、無数に存在している。
この本は、社会学者の著者がインタビューや人生の中で体験してきた、様々な人達の何気ない日常の語りのワンシーンを、ただ淡々と紹介している。
インタビューの語り手は、路上のギター弾き、シングルマザーのキャバ
『信念』を変化させるということ〜「チーズはどこへ消えた?」「迷路の外には何がある?」ブックレビュー
有名な自己啓発本、スペンサー・ジョンソン「チーズはどこへ消えた?」と、続編の「迷路の外には何がある?」の2冊を読んだのでブックレビューしようと思います🙌
まずは、ざっくり本の内容をご紹介
🐀チーズはどこへ消えた? 2匹のネズミと2人の小人、迷路の中にあるチーズを巡ってお話が繰り広げられます。
なくなったチーズを探すのか、どうするのかというシンプルな物語なのですが、チーズを通して、人生にお
新しい人生のあり方とは?〜「人を動かす」ブックレビュー
📘この本はコミュニケーションのテクニックを様々な事例を通して紹介しているのですが、私が一番印象に残った、本書の冒頭にあったエピソードを、まずはご紹介します🌿
アメリカの、とある凶悪な犯罪者のお話です。
この犯罪者は、ニューヨークの犯罪史にもまれにみる凶悪犯で、些細なきっかけでも簡単に人を殺したといいます。数々の殺人を犯し、逮捕の後、死刑となりました。
さて、この人物は、自分のことを
自分のことを人種差別主義者だと思う人はいない〜「白人ナショナリズム」ブックレビュー
あなたは「白人至上主義」という人達について、どんなイメージを持っていますか?
・人種差別主義者?
・自己中心的な過激な人達?
・多様性に関心のない思いやりのない人?
私がなんとなく抱いていたイメージは、
「自分達がとにかく一番優れていて、それ以外の人種を蔑んで見ている差別主義者の人達ーーー。」
そういう風に思ってました。
だけど、この本を読んでそんな単純なものではないとわかりました。
脳の意外すぎる働き〜「スマホ脳」ブックレビュー
■はじめに 私たちの生活にすっかり浸透したスマートフォン。いつでも情報に気軽にアクセスできたり、コミュニケーション、エンターテインメントなど私たちの生活をとても豊かにしてくれる一方、たくさんの危険を秘めているとも言われています。
「自分は「スマホ依存」なんじゃないかな?」と思ったことのある人も多いんじゃないでしょうか?
私も読書をしていると、まだ10ページも読み進めていないのに、スマホを触り