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記事一覧
5人の女、ひとりの男-コンサート制作記⑥
4/17に、無事に『ふたりの女』公演を終えた。
終えたというよりは、遂げた、という方がしっくり来るかもしれない。
終わって1週間以上経ってしまったけれど、ずっと制作記を読んでくださっていた皆様に当日の様子をお伝えすべく筆をゆっくり取った。
山の上のホール 初めて訪れた山口県岩国市は、本当に清々しい場所だった。眩しいほどの緑がそこかしこに輝いて、どこにいても流れる綺麗な水の音が小さく聞こえるよう
モーツァルトはインターネット好きになったんじゃないかな-コンサート制作記⑤
たべもののはなしばかり書く私がコンサートについて考えるようになってから久しいが、本番までいよいよあと2週間を残すところとなった。
これまで、友達をモーツァルトの愛人にしたり、架空の人物のコンセプトをめっちゃ詰めたり、演奏会のための新曲を作ってもらったり、DIY全開の撮影会をやったりしてきたが。
最近は伴走者どころか制作進行みたいになって着々と準備を進めていくなかではあるが、焦るでも緊張するでも
うつくしいひと、そしてお知らせ-コンサート制作記④
コンサート制作記、第4段はビジュアル制作のことです
コンサートの企画が諸々定まってきた。
何をやるか、どれを進めるか、どう伝えるか。
思えば基本的なことを決めるのに、こんなにワクワクして色々なことを話したのは久しぶりだ。
書き記していないやりとりもたくさんあるものの、残している記事たちに我ながら足跡を見出しては励まされていたりする。
どうせなら、まだ知らない美しさをさて。
どう伝えるか、の一環
オートクチュールの音楽-コンサート制作記③
コンサート制作記、第三弾です。
前回記事はこちら↓
今回は、コンサートのために新曲を作ろうということになった話の続きです。
ソプラノとメゾソプラノの2人の歌姫が歌うこちらのコンサートにおいて、とびきり美しい重唱でこラストを飾ろうと思ったものの理想的な曲がなく…それならば新曲をつくりたい!というアイデアに落ち着いた。
そこで最初の関門にぶち当たる。
で、まずは何する?
人に言えないコンセプ
2つの唇を彩る響き-コンサート制作記②
先日から書き始めた友人とのコンサート制作記の第二弾である。
前回↓
ざっくりまとめると、やりたいことを言語化して、コンサートの方向性を示す大きなコンセプトを設定するまでに至る話でした。
ところで主演の2人を紹介します唐突ではあるが、これからの話の輪郭をよりクッキリと感じていただきたいので改めて今回歌を歌うふたりを簡単に紹介する。
このたびモーツァルトの愛人となったメゾソプラノ・おさとこと佐々
友達をモーツァルトの愛人にした話-コンサート制作記①
ふだんは好きな食べ物のことばかり書いているわたしがいきなり「愛人」なんて書くギャップに自分自身でエヘ…となっている。
いつもの他愛無いフードエッセイを読んでくださる皆さま、改めてありがとうございます!私事ながらいま、友人たちと作っているコンサートにキュレーターとして参加しています。毛色は変わりますが、私たちが作ろうとしているもののかなり現在進行形の記録をこれから時々書いていこうとしておりますので