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知識が食事生活を前進させた | GI値とカロリーと栄養バランス

今年の投稿は「節約」というキーワードがテーマになっている。

それは「節約」という取り組みがただ「お金を使わないようにする」という事だけでなく、「節約」への取り組みは柔軟性があり、例えば自分が持っているスキルで「お金を支払わなくて済んでいる」という事も節約になっているという事を理解したからである。以前の投稿「インフレ・円安・見えない将来、、、節約スキルを磨こうと考えている」では包丁を研ぐというスキルによって年間6,000円~24、000円の節約になっているという事を紹介したが、同じ様な事である。

さらに料理好きを自認するようになり、より積極的に料理に取り組みだし、ポップコーン作りを皮切りに、子どもたちのおやつ作りにも取り組むようになったが、子どもたちのおやつを買わなくて済むようになるという事は「お金を使う機会を減らす」事になり、結果お金を支払わなくて済むようになる」事となり、「節約」を実現していることになるのである。

【朝ごはんと昼ご飯を担当している】

以前の投稿「健康診断の数値を改善させた方法 | 継続力の作り方」でも触れたが、私は体質・健康改善に取り組んでいる。健康改善に取り組むと、どうしても食事の摂取カロリーと栄養のバランスを管理する必要が出てくる。食生活管理と節約を叶えてくれた〇〇ツールでも触れたが、私はスマホアプリの「あすけん(有料版)」を使用し、すでに2年ほど、食事の際の摂取カロリーと栄養を管理・把握するようにしている。その甲斐あって、なんとなく肌感でその都度の食事の栄養価などもイメージしやすくなった。

このような取り組みが背景にもあり、まずは私と妻の昼食を私が用意するようになり、少し前から子どもたちの朝ごはんも私が用意するようになった。

子どもたちの朝ごはんを用意してみようと思ったきっかけは2つある。一つは長男が「お昼ご飯の前に凄いお腹がすく」というようになったことがある。今年の4月で中学3年生になる長男は昨年突然身長が伸びだし、身体の成長期まっただ中となった。そのような彼にとって、それまでパン食で済ませてきた朝食では食事が足りないと感じるようになったようである。そして2つ目の理由として、私自身の栄養に対する理解も深まるのと並行して、「食事代」という家計への学びも進めたくなり、彼の朝ごはんを私が作るようになったのである。

食事を用意する中で特に成長期を持つ長男がきっかけに意識するようになったのは「GI値」と「タンパク質」である。

GI値が低いと「消化」に時間がかかるため、腹持ちが良いとされ、「タンパク質」を意識するのは成長期の身体には特に必要とされることが研究で既に分かっているからである。

さらに私自身の「家計」への興味も高まり、朝ごはんとお昼ご飯は私が担当するようになったのである。

【朝食を用意する】

私たち夫婦は共働きという事もあり、子どもたちの朝食は「パン」で済ませることが習慣化していた。そして栄養バランスを保つために、栄養補助食品として「ミロ」を用意していた。またビタミンは「野菜ジュース」などで補うようにしていた。

お昼はそれぞれ子どもたちは給食や補助食(保育園)も出してもらっており、栄養バランスも良い食事を取ることが出来ている。

夕食は妻が担当してくれているが、お肉と野菜中心の食事となり、炭水化物はもち麦入りのご飯を用意してくれている。

しかしながら、長男が極端にお腹が空くというようになり、習慣化した朝ごはんのパンの量を増やすということに対し、栄養に関する知識と「家計」への学習が進んだ私の中でブレーキが掛かった。

パンはそもそもGI値が高いことに加え、ほとんど栄養がなく、糖分比率も高くなる。ミロや野菜ジュースなどで栄養のバランスは補助しているとはいえ、炭水化物と糖分比率が高くなる。さらにはパン食を増やすという事は単純に朝ごはん用に購入するパンが増えることになり、「家計」を圧迫するようになる。

このような背景があり、この2年間で身に着けた「カロリーと栄養」、そして「家計」に対する知識を元に、栄養バランスが良く、腹持ちも良く、さらには家計にやさしい朝食を考えてみようと思ったのである。

まず考えたのは単純にカロリーを増やすという事である。これにはお餅がいいのでは?と考えた。しかし長男にとってはお餅は「食べるのが大変」という事であった。

なので、タンパク質を多めにするために、私がいつも飲んでいる「プロテイン」を朝ごはんに出してみることにした。さらにベーコンと卵もあわせるようにし、タンパク質が豊富な朝ごはんを作ってみることにした。

炭水化物は朝は「ご飯」よりもやはり「パン系」が良いというので、下二人の子どもたちも大好きなピザを焼いてあげる事にした。一回にまとめて5枚程度のピザを作り置きしたが、中学2年生の子ども、6歳と2歳の幼児2人の4~5日分のピザの量となった。

長男はこれでは足りないので、さらに妻が作ったスコーンを食べるようにしてみた。

このような朝食を用意すると、お昼までの空腹の辛さは全くなくなったという事であった。

GI値を下げるのに役立ってくれているのは、ベーコンエッグ(目玉焼きGI値30、ベーコンGI値40程度)とプロテイン(GI値30程度)となる。また、糖質を下げることに役立ってくれているのは「手作りピザ」となる。パンには甘さを出すために砂糖を加えるが、自家製のピザ生地もトマトソースにも糖分は一切加えずに作っている。このため、パン食の頃よりも糖分はかなり抑えられているということになる。

また、今まで栄養管理の為に出していた「ミロ(45円/一杯)」と比べると「プロテイン(44円/一杯」の方が、一食1円安い上、タンパク質を増やし、脂質を減らすこともでき、さらには糖質も下げることに成功した。また不足しがちなビタミンAも増やすことができた。ただ、ミロは鉄分を多く含む為、鉄分摂取は減ってしまっているが。

また、朝食全体のコストであるが、パンが中心だった時の長男の朝食を今の彼の朝食の量に置き換えるとパンは3つ、そしてミロ一杯分で単純計算で350円程度となる。一方で私が用意する朝食だと216円となる。コストは約三分の二となった上、タンパク質と栄養バランスは向上し、糖質は制限出来ている為、費用対効果はパン中心の朝ご飯よりも高くなっている。

【まとめ】

現在私が朝食と夫婦二人分の昼食を用意するようになったが、以前と比べるとタンパク質と栄養価は高く、さらにはGI値と糖分を下げた食事を用意することが出来るようになった。

このような食事を可能にしてくれたのは一朝一夕で身に着けた知識ではなく、2年程度取り組んだ「健康改善の為の食生活」への取り組みであり、その過程で手に入れた知識である。さらにお金の教育で学びが深まる事で「家計」への知識が深まったことも、朝食と昼食改善を助けてくれたのである。

朝食と昼食を自分で用意するようになり、家計のみならず、より栄養バランスなどが整った食事を用意出来るようになった。

いずれも手間がかかる事であるが、お金の教育の目的である「より豊かな人生を実現する」為には家計にやさしく、さらには栄養バランスの良い食事は健康的な身体と健全な家計の両方を手に入れさせてくれる技術となっているである。

継続の先にしか手に入れる事ができない「応用」がある。

さらに栄養バランスと家計を考えた食事を作れるようになる為に、一日一日できる分だけのトライアンドエラーに継続して挑戦していきたいと思っている。


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