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社会問題・インフラ問題

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『Over 25歳』ここから抜け出さなければという焦燥感?

『Over 25歳』ここから抜け出さなければという焦燥感?

これ、自分のことでは?と当てはまった人も多いはず。それもそのはずで、20代後半から始まる、「クオーターライフ・クライシス(QLC)」というもので、人生の4分の1が過ぎた時に訪れる幸福の低迷期のことらしいのです。https://www.lifehacker.jp/article/1607010life_crisis20s/

考えてみたけど、例えば以下かな?
・転職する、留学にいく、大学(院)に通学

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大学とコスパ

大学とコスパ

「大学」にいわゆる「コストパフォーマンス」を求めない人は、経済面で苦しむ機会が少なかった人のような気がしている。

例えば、地方出身で経済的に恵まれていない人を挙げよう。彼らは大学という教育機関を「将来お金に苦しまないために行くための卒業証明書発行機関」と捉えやすく、そこにアカデミアの終焉があることはほとんど気にしない傾向にある。

大学に対する意識は以下のように、二分化できる気がしてならない。

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防衛業界参入企業が「死の商人」と呼ばれてしまうことについて

防衛業界参入企業が「死の商人」と呼ばれてしまうことについて

タイトルの通り、日本では、武器は「平和利用(peaceful use) 」のために開発・製造、輸出入されていて、それを生業として生計を立てている人たちが少なくとも存在する。言い換えると、一旦国際秩序が乱れて戦争特需が起こる時、防衛予算が今までよりも多くつけられて、一時的に儲かる業界が存在する。戦争は絶対に起きてはいけないが、戦争が起因して儲かる(儲かってしまう)業界・職業があり、私もその業界にある

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「成長」とは - 社会人2年目おわりの景色

「成長」とは - 社会人2年目おわりの景色

成長とは何だろうと考えた一日だった。とりあえず今日のうちは、「成長=経験の数」という答えにしておこう。

今日は雪が降っていた。青山にある客先にアポがあり、車を運転して向かった。助手席に先輩を乗せていく客先訪問は過去にあった。でも雪の日。ハンドルを握る手が固くなった。雪の日の仕事の運転は初めてだった。

帰るとUKのメーカーから返信があった。RFQ (Request for Quotation)

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「物流」というふだん気にしない視点からものを考える

「物流」というふだん気にしない視点からものを考える

物流はビジネスパーソンにとって必須の知識である、と言われている。ものがどのように運ばれ、ものが保管される倉庫・拠点の場所はどのように決められるのか、それを考える機会は日常では極端に少ない。

商社に勤めて早1年半、僕は「物流」はロジスティクス系の会社にいった友人等にしか関係のない話だと思っていた。A地点からB地点にものを運ぶ、ただそれだけの事だと思っていた。彼らの業務として思いつくものは、モノを運

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スライド作成は楽しいな

スライド作成は楽しいな

最近ヤッホーブルーイングさんのビジネスに関心があるので、こんなスライドを作成してみました。#ヤッホーブルーイング

読書は自己との対話/ 情報世界について思うこと

読書は自己との対話/ 情報世界について思うこと

読書とは、自己との対話である。著者の思想や経験を自分のそれらと照らし合わせながら、「自分」というボヤけた輪郭をしっかりと浮かび上がらせる地道な作業に近い。自己を分かりしめるには、まず、様々な本を読まなくてはならない。

それなのに、今までの生活を振り返ってみると、様々な本に出会う可能性を「大人」たちに潰されてきたように思う。

例えば小学生や中学生の頃の図書室を思い出して欲しい。どんな本があっただ

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ボク等に「にげかた」を教えてくれ

ボク等に「にげかた」を教えてくれ

なぜ人はさよならも言わずに雲になってしまうのだろう。なぜ猫は孤独に死んでいくのだろう。

ひとり、そんなことを考えていました。

特に大事な人を失ったわけではないのに、少しだけ涙ぐんでしまうような夜が、ここ数ヶ月で何個かあったのです。

理由は言うまでもなく。有名人が悲しい理由でこの世を去ったニュースが速報で流れて、朝から、暗い気持ちと鞄を背中に背負い、重い足で家を出ることが増えました。

ここま

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接客で「早く持ってこいよ」と言われたときの対応。世直し勘違いクソじじいvsアルバイト

接客で「早く持ってこいよ」と言われたときの対応。世直し勘違いクソじじいvsアルバイト

居酒屋で店員にいびってるくそじじい軍団がいた。そのじじいは「この魚冷めているからもう一回出して」「お酒はまだか」「さっき頼んだのは?」と何度も何度も同じことを店員に頼んでいた。店も多少は早く出す責任もあるが、とても混みあう土日の夜にそんな風に店員に絡んでいたら他の客の提供も遅れるし、我慢しろよ、と思った。難しい問題だ。

客に優しい世の中は消えつつあると感じる。飲食店で働いているほとんどのアルバイ

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悲劇を避けるヒント?あの時、あれに乗っていたら死んでいたかもしれなかった 【セキュリティの話】

悲劇を避けるヒント?あの時、あれに乗っていたら死んでいたかもしれなかった 【セキュリティの話】

【この記事は読み終わるのに5分以上かかります】

先日、息を飲むような事故がありました。皆さんもご存知だと思いますが、9月5日昼前に起きた車と電車の衝突事故。NHK WebNewsの見出しは「京急線 電車とトラックが衝突 男性1人死亡33人けが 横浜」でした。

記事の冒頭は以下です(引用)

5日昼前、横浜市の京急線の踏切で、電車とトラックが衝突して複数の車両が脱線し、トラックの運転手の男性が死

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The Backwashes of One-side Culture on the Escalator

The Backwashes of One-side Culture on the Escalator

The Backwashes of One-side Culture on the Escalator

  “Please do not walk on the escalator”, this is a phrase in a propaganda activity, which JR Tokyo station decided to start on this December by de

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"Reaching for the leading cosmetic company in Asia, 1957-2015: the case of Shiseido" ?

"Reaching for the leading cosmetic company in Asia, 1957-2015: the case of Shiseido" ?

"Reaching for the leading cosmetic company in Asia, 1957-2015: the case of Shiseido" ?

  The pursuit of beauty has been incorporated into human behavior for a long time. As spurred by such human beha

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働く熱量 とか 意識高い とかの話

働く熱量 とか 意識高い とかの話

新しいバイト先で自分が役に立てない瞬間があることを知り、働く勇気が無くなった。それまでは何をやってもうまくいっていたからだ。

世の中にはメラメラ燃えるような情熱で働ける人もいれば、まいにち精神を擦り減らして働いている人もいる。自分はどちらも経験してしまったから、2つのパターン両方の気持ちが分かるような気がする。危惧しているのは、どちらかだけの人間になると分断が生まれて、「意識高い(低い)系」と揶

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"教育改革"のその先へ ~新時代に求められる人物像とは~

"教育改革"のその先へ ~新時代に求められる人物像とは~

昨日、僕は 5/19 (日) 東京大学本郷キャンパスで行われた 「ROJE mayfes education forum 2019」に足を運んできました。14時開演だったので13:30くらいに入場すると、後から後からとても多くの人々が ──。

この記事では、僕がこれからの教育について考えたこと・フォーラムの感想について記します。

目次・あいさつ・一般人の「教育づくり」・基調講演① 中村伊知

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