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#無農薬
農薬不使用の栽培/食材普及を政策に嵌め込むのは無理筋【八百屋から見た“食”no.51】
農薬を使わない栽培の最もプラスな点は【味が素直(≒品種・農地の特性・肥培管理に対して正直)】なこと。これ以外ないと言っていいです。
慣行農法との比較を各種記事で見かけますが、環境負荷面で優位かと言われると微妙です。病害虫を物理的に避ける際に使う農業資材は(トンネル・マルチ・ビニールハウスetc.)一緒。燃料も石油資材も使います。農薬に頼れない分、農業資材を慣行農法より多く使う場面もあり、大差ない
安全に食べる=農薬&肥料の使用不使用“ではない”話。【八百屋から見た“食”no.13】
栽培期間に起こり得るあらゆる病害・虫害・天候不順を経験されながらも、いわゆる栽培時農薬不使用(≒オーガニック・無農薬)の生産者皆さんのポリシー。敬意しかありません。美味しい状態にまで仕上げ、当店に出荷される農薬/化肥不使用の生産者も多数いらっしゃいます。お世話になってます。
しかし“病気治す効果”とか
“栄養価高い”とか
“安全に生で食べれる”とか
栽培時農薬不使用という事実に関係しない『変なユ
こだわりより大切なのは【八百屋から見た食no.18】
有機JASとか
○○不使用とか
〇〇栽培とか
自然○○とか
無とか減とか。
何を志向してもこだわっても構わないけど
出荷側の冷蔵庫で
店の売場で
通販のセンター内で
自宅の冷蔵庫で
時間経つと劣化する。
外見も栄養価も食味も食感もダメにして
付加価値とか手間暇とか丁寧とか
安全とか安心とか〇〇治すとか
カネかけた意味が
あなたのコダワリ自体が消滅して元も子もなくなる。
生産者も販売者も通
お子さんに安全な野菜を食べさせたい。【八百屋から見た“食”no.21】
というご要望を慣用句レベルでいただくのですが、
仮に生育時の農薬使用があったとして、散布終了→生育→収穫→袋詰め箱詰めor貯蔵(商品化)→出荷→陳列購入と相応の時を経ます。「お子さんが安全に食べる」という観点からは【買う時点での農薬使用不使用は関与が極端に低い】ことをお知らせいたします。
農薬使った使わないを気に掛け、無農薬と言われる野菜を揃えたとして、
土埃に付着する雑菌とウイルスの問題、固形
オーガニック⇔慣行農業は対立しない。比較・優劣・区別する人達は時代遅れ【八百屋から見た“食”no.35】
いわゆる“オーガニック農業/農産物”を10項目にまとめます
(慣行農業と比べ)
①石油資材&動力使用は減らない。地球環境に優しいとはいえない。
②生態系に優しいが、生育中の植物に対して悪さもする。
③栽培条件(生育適期/地域/地質/水/温度/日照≒旬)に合う品目品種がメイン。
④栽培条件に合わない品目品種の栽培は困難。技術力と天候と運。
⑤栽培条件&品種特性&技術投入に対し、出来&味が素直。良く
オーガニック給食推進。農業や給食製造現場を1回でも体験してから言いましょうよ。【八百屋から見た“食”no.30】
こんな記事が上がっていました。
議員さん、暇なんですかね。
それとも画面の見過ぎなのか煽られ過ぎなのか。
国は「国民が飢えないこと」が食料安全保障の第一義のはず。
農薬や肥料は、植物が健康に育つための処置。どんな天候/環境下でも作れるよう、栽培品目ごとに人間の処方箋以上に細かく細かく細かく厳格にルール設定されているのが現在の栽培環境における農薬使用です。
給食(食事)で回避すべき“要素”はア
「食の安心」は、あなたの心の中に。【八百屋から見た“食”no.31】
はっきり申し上げます。
私が仕事する“食・農の世界”に限定すれば
『安全』はお伝えできても
『安心』はあなた次第です。
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記事見てやきもきして
動画見てそわそわして
ナニカ知った気になって
(明確に言えないけど)食べ物が不安だ・農薬使用が不安だとまくしたてる一見さん、まぁまぁウチの八百屋に(いわゆる自然食品店と勘違いして)来ます。月1~2人くらいでしょうか。
どこかで見た怪情報をもとに「