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<私のスケッチポイント/作品紹介あれこれ>府中・郷土の森博物館の曼珠沙華と萩の花、平日の東京競馬場(府中)
私が訪れた東京都区外の近郊都市、府中のスケッチポイントを下に示します。
府中・郷土の森博物館の曼珠沙華と萩の花、平日の東京競馬場(府中)(1)府中・郷土の森博物館の曼珠沙華と萩の花
前回紹介した「郷土の森博物館」の曼殊沙華のスケッチです。曼殊沙華まつりが始まる以前描いたものです。
赤い花の群生と萩の花が隣接して咲いているのが季節を表していると思い描いて見ました。
(2)平日の東京競馬
<私のスケッチポイント/作品紹介あれこれ>府中市・郷土の森曼殊沙華まつりの白い花、府中市郷土の森公園の蓮池を描く人々
私が訪れた東京都区外の近郊都市、府中のスケッチポイントを下に示します。
府中市・郷土の森曼殊沙華まつりの白い花、府中市郷土の森公園の蓮池を描く人々(1)府中市・郷土の森曼殊沙華まつりの白い花
何回もこのシリーズで紹介している府中市・郷土の森博物館では、以前から田んぼの周辺と隣接する小さな梅林に曼殊沙華(ヒガンバナ)が植えられ赤だけでなくピンク、黄色、白の花を咲かせていました。
昨年突然
「村上隆もののけ京都」展(最終回):トレカおよび原画の意味は?受け入れることはできるのか
(長文になります)
本記事は前回の記事(5)の続きになります。
第5室・もののけ遊戯譚の作品をどう受け取るか? これまでの記事で紹介した作品は、村上氏が以前制作した現代ART作品と今回の展覧会のための新作でした。第5室では、様子がガラッと変わります。違いの一つは、村上氏が提唱した「スーパーフラット」とは真逆の、3DCG似の作品だったり、陰影法描写によるイラストであることです。二つ目は、それらは
<私のスケッチポイント/作品紹介あれこれ>府中市・旧甲州街道の土蔵のある風景、府中市郷土の森公園の蓮池
私が訪れた東京都区外の近郊都市、府中のスケッチポイントを下に示します。
府中市・旧甲州街道の土蔵のある風景、府中市郷土の森公園の蓮池(1)府中市・旧甲州街道の土蔵のある風景
現在、府中市中を東西に走る「甲州街道(国道20号線)」の大部分は、江戸時代の甲州街道ではなく新たに通されたものです。旧甲州街道は、その150mほど南に平行して走っています。
残念ながら、府中市内の旧甲州街道は、地名
<私のスケッチポイント/作品紹介あれこれ>府中市・カフェ開の庭側入口、府中市郷土の森博物館・旧府中町役場入り口から東を望む
私が訪れた東京都区外の近郊都市、府中のスケッチポイントを下に示します。
府中市・カフェ開の庭側入口、府中市郷土の森博物館・旧府中町役場入り口から東を望む(1)府中市・カフェ開の庭側入口
以前、江戸時代さながらの田園風景が広がる場所として紹介した府中市四谷地区ですが、その四谷地区の南側、多摩川沿いに大規模な住宅街が広がります。昭和40年代に多くの私鉄沿線で開発された整然と道路で区割りされた
「村上隆もののけ京都」展(5):(続き)村上現代ARTの原点を見た、「DOB君」「髑髏」「ズザザザザザ」「727」
(長文になります)
本記事は前回の記事(4)の、個別の展示作品の紹介・感想の章「日本美術との比較で村上”現代ART”作品を考える」の続きになります。
村上現代ARTの原点を見た 前回の記事で紹介した真っ暗闇の「四神と六角螺旋堂」、第2室を出ると、明るい部屋の目の前に、これまで雑誌などで目にしてきた、フィギュア彫刻作品が現れ、さらにスーパーフラットに基ずく典型的な村上現代アート作品が続きます。
<手帳人物スケッチ>381 阪急神戸線 2015
赤ちゃんと母親の組み合わせは昔から絵としてよく描かれます。特に、江戸時代の浮世絵にはそれが多く、当時から日本人はこのテーマを愛してきたようです。
今回色鉛筆で塗っている時に、赤ちゃんを抱える腕の逞しさに改めて気づきました。街歩きスケッチの最中に、ママチャリに二人のお子さんを乗せて走る若いお母さんの姿をよく見かけますが、つくづく日本のお母さんの逞しさに感嘆すらおぼえます。
前回の記事は下記
「ロートレック展」SOMPO美術館:素描の量に驚き、”背中大好き(?)作家”だと気づく
長文になります。
はじめに 現在『「線スケッチ」の立場で美術展を鑑賞して見た』シリーズ記事は、「村上隆もののけ京都展」の記事を連載続行中です。ところが予想に反して簡単に終わりそうになく、今月初旬に訪れたSOMPO美術館開催の「ロートレック展」の鑑賞記事の投稿が遅れそうなので、先に記事を書くことにしました。
「線スケッチ」の立場からは、ロートレックおよびミュシャの作品、特に前者の素描は大変参考
<私のスケッチポイント/作品紹介あれこれ>府中市郷土の森博物館・帝王ダリアと長屋門、府中市郷土の森博物館・茶屋から旧府中町役場を望む
私が訪れた東京都区外の近郊都市、府中のスケッチポイントを下に示します。
府中市郷土の森博物館・帝王ダリアと長屋門、府中市郷土の森博物館・茶屋から旧府中町役場を望む(1)府中市郷土の森博物館・帝王ダリアと長屋門
府中市郷土の森博物館は、府中市街から2kmほど南へ下り、多摩川沿いに広がる有料の公園です。入り口には博物館(プラネタリウム)、広大な園内には古民家や明治以降の近代建築が移築され、様
「村上隆もののけ京都」展(4):村上作品を見て日本絵画の特徴を考える(続き)「四神と六角螺旋堂」の部屋とその作品
(長文になります)
本記事は前回の記事(3)の、個別の展示作品の紹介・感想の章「日本美術との比較で村上”現代ART”作品を考える」の続きになります。
■「四神と六角螺旋堂」の部屋とその作品
第1室「もののけ洛中洛外図」の部屋を見終わると、次の部屋「四神と六角螺旋堂」の部屋に入ります。
部屋の入口は、カーテンで仕切られており、手で開けて中に入ると、突然暗闇が広がり、何事かと驚きます。目が慣
<私のスケッチポイント/作品紹介あれこれ>府中市四谷・刈り取り前の稲田風景、府中市四谷の長屋門
私が訪れた東京都区外の近郊都市、府中のスケッチポイントを下に示します。
府中市四谷・刈り取り前の稲田風景、府中市四谷の長屋門(1)府中市四谷・刈り取り前の稲田風景
府中市四谷地区は、以前紹介した「関戸公民館}のある成績桜丘駅の、多摩川を挟んでその真北に位置し、府中市の南西部にあたります。
そこはまた多摩川と府中崖線との間にあたり、東京のベッドタウンとは思えない江戸時代の村落の光景が広が
「村上隆もののけ京都」展(3):村上作品を見て日本絵画の特徴を考える(続き)
(長文になります)
本記事は前回の記事(2)の、個別の展示作品の紹介・感想の章「日本美術との比較で村上”現代ART”作品を考える」の続きになります。
■村上隆《もののけ洛中洛外図》:私の問題意識、テーマ 2)、5)
会場の入り口を入ると、いの一番にこの絵が目に飛び込むようになっています。本展覧会用の新作で、目玉作品の一つという前宣伝も効いているためか、観客でごった返しています。
人気の展
<私のスケッチポイント/作品紹介あれこれ>府中・浅間山公園のムサシノキスゲ群生、府中・浅間山公園の関東冨士見百景スポット
私が訪れた東京都区外の近郊都市、府中のスケッチポイントを下に示します。
府中・浅間山公園のムサシノキスゲ群生、府中・浅間山公園の関東冨士見百景スポット(1)府中・浅間山公園のムサシノキスゲ群生
広大な多磨霊園の西南の隅に小さくぶら下がる様に位置する「浅間山公園」は、通常ならば府中市管理の公園だと思うほど広さが小さいのに、実は都立公園なのです。
面積は小さいのですが、標高80m弱の小高