都会をスケッチでは人物は欠かせません。人物を描くのは大変難しく、モデルを描く機会は初心者にはあまりありません。手帳を使って、電車や公園、レストランで描く練習をしてきました。これま…
- 運営しているクリエイター
記事一覧
<手帳人物スケッチ>369 近鉄奈良線 2015
突然顔なしの人物画で驚かれたでしょうが、実は主役は顔ではなく、スニーカーを履く動作です。
若い男性が、突然目の前でスニーカーを一度脱ぎ、履き始めました。
めったにこのような光景を目にすることが無いので、慌ててペンとマイブックを取りだし、手とスニーカーを最初に描きました。そこから他の部分を描いていったので、顔はページからはみ出ることになったのです。
あまりにもスニーカー部分を見つめたので、
<手帳人物スケッチ>368 近鉄奈良線 2015
京都または大阪からJR, 近鉄に乗って奈良に向かう時は不思議に緊張感がなくなるのはなぜでしょうか。実家の高槻から大阪はもちろん京都であれ神戸であれ向かう時は、JR京都線、阪急京都線、阪急神戸線に乗りますが、そのときは仕事モードなのです。
そう感じるのは私だけかもしれないのですが、理由を考えると奈良の街は大都会ではなく、他の地方都市とも違う何かを感じさせるからかもしれません。それはいわば日本人の
<手帳人物スケッチ>365 JR総武線 2015
今となっては、線描した人物が、外国人だったかどうか忘れてしまったので、西欧系の白人の乗客と決めて彩色しました。
欧米系の白人ときくと、私ぐらいの年代(後期高齢者)や私の親世代だと条件反射のようにブロンドを思い浮かべる傾向がありましたが、近年は多様な髪の色があることはさすがに若い年代は分かっているのではないでしょうか。
ここでは赤毛を選びました。ついでに50年代の黄金期のアメリカを思い起こさ