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シーズン野田

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#日記

もう「美味しんぼ」くらい

もう「美味しんぼ」くらい

お久しぶりです。ライターのシーズン野田です。

歳を重ねるにつれ、年々卑屈になっていくシーズン野田でもあります。

チームで最年長なのにも関わらず、社会性というものがまるっきりなく、裸で出歩くと逮捕されるらしいという情報を聞いてギリギリ服を着ている状況です。

股間のような顔をしており、普通に歩いていても「逆立ちをやめろ!」と言われます。ビタミンを得るためにがんばって陽に当たるようなすれすれで絶望

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女遊びは芸の肥やしか

女遊びは芸の肥やしか

先日とある大物芸能人がコカイン所持で逮捕された。それを受け舛添要一のツイッターが話題になっていたので勝手に紹介したい。

これについて様々な意見が飛び出していた。

アホか!

その通り!

誰々はこう言ってる・・・

通報します

など、その議論自体が白熱するエンターテイメントになりうる題材なわけだが、そこから派生して「女遊びは芸の肥やしかどうか」という議論が展開していた。

今回はそのことにつ

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マジカルフィンガー「マグリット」

マジカルフィンガー「マグリット」

おっさんに指を入れられグリグリっとされた肛門が疼く昼下がり。

グリグリというより、GRIGRIの方が近い。なんとなく日常から分断された感覚が宿ったからかもしれない。おっさんからすればそれは地続きの世界で起こる些細なディティールに過ぎないのだが。

その日もおっさんは、慣れた手つきでゴム手袋をパチンとはめ「パンツを下げて横になってください」と言った。やがて、肛門に指を突っ込んだ。

おっさんは肛門

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ねずみの世界の武勇伝

ねずみの世界の武勇伝

誰しも武勇伝の一つや二つは持っているのではないだろうか。

上司にキレた話や、綺麗な女を抱いた話、天下一武道会の直後に飯屋のメニューを食い荒らした話や、生放送中に停電したドリフの話など、思えば、そんな数々の武勇伝を飲みの席で聞かされたし、聞かせてきた。

分類すれば、酔った勢い型、巻き込まれ型、イキリ型に失敗談など色々あるが、かいつまめば自慢話である。

世の中的には、人の自慢話は「しんどいもの」

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姪っ子のTikTokを見て湧き上がる不安と畏怖。(シーズン野田)

姪っ子のTikTokを見て湧き上がる不安と畏怖。(シーズン野田)

生きていると恥ずかしいことがたくさんある。

恥ずかしさとどう付き合っていくかが人生である、と言っても過言ではない。このややこしい自意識が自分の行動を決定づけ、ある人は乗り越え偉大になり、またある人は恥ずかしがったまま死んでいく。

どちらがどうというわけでもないのだが、できれば恥ずかしがらずに大胆に生きたいものだと思う。そしてそれは歳をとればとるほどに難しい。

年代によって何を恥ずかしがるのか

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僕とオカンと、ときどきVRと演劇コント公演をやってみた話。

僕とオカンと、ときどきVRと演劇コント公演をやってみた話。

どうも、シーズン野田です。

先週もちらっとこちらのnoteに書きましたが、先日、VRを使ったコント芝居に参加しました。自分は作家・役者・映像・宣伝美術などで関わってます。さて、今回はやってみてどうだったかを書きたいと思います。

そもそもこのプロジェクトは、イナカ都市というグループの大森さんが「演劇の面白さをもっと広めたいねん」というところから始まっています。

↑オープニング映像

演劇は、そ

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家族のためのyoutube

家族のためのyoutube

今まで思い出に意味はないと思っていました。

例えば家族旅行や、学校の遠足など、そのほとんどを覚えてないし、今の自分の足しになったようにはどうしても感じないからです。修学旅行に行かなくても、それはそれで頑張って生きてるだろうし、わざわざ思い出を作るようなことをしなくても、生きている毎日が思い出になりうると思っていました。

しかし、本当に思い出に意味はないのでしょうか?いや、そもそも思い出に意味が

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大人になって空を飛ぶ

大人になって空を飛ぶ

今年中に、47都道府県を制覇しなければならない。

全国各所にある、とある店舗を撮影するという案件が舞い込んだのだ。

青森から秋田に車を走らせたかと思えば、そこから羽田空港を経由して愛知に飛ぶ。ロケ地の都合上、そんなトリッキーなコースもあった。

「こんなにたくさん飛行機に乗るだなんて、なんだか大人になったなぁ」なんて言ったらバカにされる年齢になってしまった。

これから向かう場所で、何かの暗示

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「カメラを止めるな!」が「話題を止めるな!」になってきた。

「カメラを止めるな!」が「話題を止めるな!」になってきた。

シュッボッ。ライターのシーズン野田です。

毎週金曜日公開なのにもかかわらず「今日は金曜日!なーんもやることないなぁ〜」と公開1時間前まで悠長に過ごしてしまいます。
単純にポンコツなのです。
さて、今回もなんと「カメラを止めるな!」のネタを書こうと思います。

noteの編集部様がお気に入りにしてくれるまで「#カメラを止めるな!」をやり続けます。「カメラを止めるな!について書くのを止めるな!」の始

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「カメラを止めるな!」に近い作品がない説

「カメラを止めるな!」に近い作品がない説

上映館数2館から始まって、今では150館以上での公開が決まり、SNSでは誰もがなるべく「ネタバレ」をしないように努力しているのにもかかわらず、まるで土手も作らずもんじゃ焼きを焼くような無神経さで内容を報道しているテレビを見ていると、あちゃ〜と思いながらも、テレビでさらに広がるのだとすれば制作者にとってはありがたいことなのかもしれないなぁ〜というなんとも複雑な気持ちになりつつ「カメラを止めるな!」の

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「カメラをとめるな!」が腹立つ理由

「カメラをとめるな!」が腹立つ理由

どうも、金曜日を担当しているシーズン野田です。
火曜日のマユスガライターと交換し、今回は自分が書くことになりました。
マユスガファンの人ごめんなさい。

さて、今回は先週の月曜に金井ライターも触れていた「カメラを止めるな!」について書いてみようと思います。

ものすごい勢いで公開規模が大きくなっているようで、すでに100館以上で公開が決まってるとのこと。すごいですね。

本作はENBUゼミナール配

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「思っていて」を考えていて

「思っていて」を考えていて

おはようございます。昼でも夜でもおはようございます。業界人のシーズン野田です。クリエイティブな会社にいながらバリバリの社会人であることには変わりないので、今回は社会人として書きたいと思います。。

大学を卒業し、社会人になって日が経ちますが、気になることが2つあります。

ひとつは、

社会人って「思ってて」って言わね??もしくは「思っていて」。また軽率な戯言を…と思う方もおられるでしょう。

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実践!ポーカーフェイスの作り方

実践!ポーカーフェイスの作り方

梅雨空で洗濯物がたまるイヤなシーズンとなりましたが、私シーズン野田は、皆様にとってイヤなシーズンにならないように気をつけるばかりではありますが、いきなり小粋な挨拶をかましてイヤな気持ちにしてしまった可能性もあるので、前言撤回です。

ラフテックの動画チームでnoteをつけ始めて一週間。自分は基本的には映像に特化した内容をお届けしようと思います。日々動画を作りながら考えてることなどをまとめて整理

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夢を叶えるということ

夢を叶えるということ

ろくにドラゴンボールを集めずに「いでよ、シェンロン!!」と叫ぶ事が日課になりつつあるシーズン野田です。

もちろん、いでてくれたためしはなく、豚のキャラクターに「パンティが欲しい!」と願いを横取りされた事もありません。

よく考えると、シェンロンが召還されるときって、かなり目立ちます。急に天気が悪くなり、雷が落ち、なんせ龍が出てくるわけですから。

そんな環境の中で、自分の願いを聞こえるように大声

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