高畑勲展、絶対行くべし。
カナイです。
今月から開催されている「高畑勲展」に行ってきました。
自ら積極的に絵コンテを描く宮崎駿監督とは対照的に、絵を書かないアニメ監督であった高畑監督は、どのような演出術だったのか。今回遺品から発掘された膨大な資料が見れることがいちばんの目的だったんですが、その資料ひとつひとつが理論的で、そして緻密すぎる仕事ぶりに圧倒されました。
最も胸が熱くなったのが、およそ50年前の初演出作品「ホルス」の制作が大幅に遅延し、会社側から「スケジュール通り作れ」「予算内に納めろ」