「あなた」と「私」の中間を見つける
金井です。
慣れというのは、怖い。
簡単に「こんな感じだよね」と、勝手にパターン化してしまうと、それ以上の感動や驚きは生まれない。
言われたことを、言われたままやって、勝手に満足していないか。
時間やコストの少なさを言い訳に「考える」ことをサボると、すぐバレる。
斜に構えることがクセになり、無意識に批評してしまうと、相手は見てくれなくなる。
でも必死で「媚びろ」というわけではない。
役者が、与えられた役で演技をするのと同じように。
まずは最大限のリスペクトを。
「知らない」「わからない」「興味はない」ではない。
「知らないけど、知りたいと思ったので、勉強させてください」
「わからなかったので、必死に調べました」
「そのままでは好きになれなかった。でもこの方法なら好きになれるかも」
与えられた役割を、まずは素直に受け入れる。
大事なのは「大衆的な目線」と「個人的な目線」。
相手が知らない、気づいていないような客観的な事実や想像力をひたすら積み上げ、そこに自分の知識や視点をプラスし、必要に応じてテクニックを混ぜる。言葉ひとつひとつにも、自覚と責任を持つ。
「計画」は行うべき物事の内容がおおむね決まっていて、その実現の方法・手順などを前もって考える意。それに対して「企画」は目新しく好ましい物事の内容を具体的に考え、その実現に向けて手はずを整える意を表す。
(三省堂「大辞林」より)
そうやって、対象である「あなた」と「私」の距離を、少しでも縮める努力をしないと、良い結果にはならない。
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いま、ものすごく難しい、いままで自分が全く興味も関心もなかった分野の案件をやっています。時間も自信も無い中、初めて直接話を聞きに行って、「大丈夫だったかな…」と心配になり、あたらめて意識せねばと思ったので、とりあえず、先日の「企画メシ」の講義のメモを書き写して、自分を見つめ直すことにしました。詳しくは、またの機会に書きます。
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