マガジンのカバー画像

Favorite Articles

38
運営しているクリエイター

#学校教育

元銀行員の高校教員がやってみた金融教育

元銀行員の高校教員がやってみた金融教育

2学期の国際経済の単元の一環として、株式会社ARROWSと住信SBIネット銀行による『プロが教える!10代で必ずおさえたい「お金」のツボ』をお借りして、高校1年生の現代社会の授業をやりました。ちなみに、住信SBIネット銀行は、弊社on-shi-onのメインバンクでもあります(決済用の法人口座を持っている、というだけですが。まだ残高多くなくて、すみません)。

『よのなか学』の教材を活用させて頂きま

もっとみる
大学教育がおかしい。

大学教育がおかしい。

「教育」という言葉は
かなり抽象度の高い概念なので
人によって定義が異なる。

最近とても危機感を感じるのは
大学教育が何か
「資本主義社会での兵士を育てるためのもの」
として認識され始めているということだ。

SNS上のいかにも無教養な大人や某ブロガーなどが
(もちろん教養のあるブロガーさんも
たくさんいらっしゃいます)
「大学なんて必要ない。
勉強せずにビジネスの勉強した方が有意義」と。

もっとみる
【図解】パブコメ出そう!「令和の日本型学校教育」の構築を目指して (答申素案)-②

【図解】パブコメ出そう!「令和の日本型学校教育」の構築を目指して (答申素案)-②

下記noteの続きです。

3.2020 年代を通じて実現すべき「令和の日本型学校教育」の姿

学校における授業づくりに当たっては,「個別最適な学び」と「協働的な学び」の要素が組み合わさって実現されていくことが多いと考えられる。各学校においては,教科等の特質に応じ,地域・学校や児童生徒の実情を踏まえながら,授業の中で「個別最適な学び」の成果を「協働的な学び」に生かし,更にその成果を「個別最適な学び

もっとみる

「風の時代」は学校にも来るか?

しばらく悩み事があって、ダークサイドに堕ちていた。(いや、まだ未解決なので堕ちている)

私の駆け込み寺的存在である、メキシコで知り合った10年来の画家の友人に話してみると、

さとみちゃん、2020年後半から地球は今までより自由で流動的な時代に変動してるから…流れに任せて、大きな変化は受け入れるべきやで!!

と、なんともスピリチュアルで壮大な助言とともに、「うちらの時代がやってきたでーーー!

もっとみる
世界はここまで進んでいる。海外の最新STEAM教育事例を紹介

世界はここまで進んでいる。海外の最新STEAM教育事例を紹介


世界のSTEAM教育事情

今日、海外の教育現場では、STEAM教育が当たり前のように実践されています。日本との大きな違いは、導入までの“スピード感”です。

2013年の米オバマ政権のSTEM教育の国家戦略宣言が起爆剤となり、各国がどんどんSTEM /STEAM教育の導入を推し進めました。

アメリカ、インド、中国、シンガポール、フィンランド…。各国はSTEM/STEAM教育を実践する方針を決

もっとみる
「補習を減らして、偏差値が上がった」武蔵野大学中学/高校校長・日野田直彦さんに、学校を元気にするコツを聞いてみた。

「補習を減らして、偏差値が上がった」武蔵野大学中学/高校校長・日野田直彦さんに、学校を元気にするコツを聞いてみた。

「今の学校教育はダメ」と批判するのは簡単だけれど、じゃあ学校を元気にしていくにはどうしたらいいのだろう? そんな問いに向き合い、挑み続けてきたのが、日野田直彦さん。全国最年少の公立学校校長を経験し、現在は武蔵野大学中学/高校の校長として活動しています。

「フラットに議論ができない」「オーナーシップや自信がない」などの典型的な日本型組織であったという学校を、どのように変えていったのでしょう。

もっとみる
「トップダウンでは、学校は変わらない」日野田直彦さん 『探究対談』後編

「トップダウンでは、学校は変わらない」日野田直彦さん 『探究対談』後編

「今の学校教育はダメ」と批判するのは簡単だけれど、じゃあ学校を元気にしていくにはどうしたらいいのだろう? そんな問いに向き合い、挑み続けてきたのが、日野田直彦さん。全国最年少の公立学校校長を経験し、現在は武蔵野大学中学/高校の校長として活動しています。

「フラットに議論ができない」「オーナーシップや自信がない」などの典型的な日本型組織であったという学校を、どのように変えていったのでしょう。

もっとみる
子ども自身で考え、改善し、自己肯定感を高める!!オランダの「コーチング教育」現地視察報告会まとめ。

子ども自身で考え、改善し、自己肯定感を高める!!オランダの「コーチング教育」現地視察報告会まとめ。

世界ー”こども”が幸せな国と言われるオランダ。

・テストもない
・宿題もない
・時間割は自分で決める

それでも(だからこそ、かもしれないが)労働生産性は日本の1.5倍だという。

そんなオランダの教育に以前から興味があり、オランダの教育視察報告会に参加させて頂いた。視察に行って来たのは、北海道教育大学の越智くんと長澤くんだ。今回のブログでは、その報告内容をふまえ、わたしなりに感じたこと、考えた

もっとみる