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「日本の美しき文化を、デジタルとアナログで未来につなげること」をビジョンにかかげるプロ…

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「日本の美しき文化を、デジタルとアナログで未来につなげること」をビジョンにかかげるプロデュース組織。ブランディングやクリエイティブ制作(WEB・写真・映像・デザイン・リノベーション)など事業を展開してます。https://www.brightlogg.com/

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  • 那木が考えていること

    マーケティングやビジネスデベロップを担当する役員が、思いついたことを気ままに更新します。

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    フリーランスからBRIGHTLOGGの取締役になった古性のちのnoteマガジンです。のんびり更新していきます。

記事一覧

サブスク解約時の塩対応に憤ったけど、思い直した話

2年以上、毎月数千円を払っていたサブスクを解約した。 解約時のあまりの塩対応に「解約の人はどうでもいいって姿勢かぁ」と憤っていたが、改めて考えるとあながち間違った…

BRIGHTLOGG,INC.
1か月前
2

AIは勘違いしなくて、人は勘違いするから面白い

子どもはびっくりする速度で成長する。 急に3語文(パパ、あっち、バスある)を話して驚かせたり、突然ボールを蹴れるようになったりする。 これを見て「うちの子はもしや…

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5か月前
2

”属性の近さ”と”嫉妬”が人を理解する鍵に

大学の先輩がプロ野球の監督に就任したニュースをみて、「同世代はそんなポジションを任されるのか」となぜか、ダメージを受けた。 ”なぜか”と表現したのは、そもそも僕…

BRIGHTLOGG,INC.
6か月前
5

1日に20回、同じような服装の人とすれ違ったら”流行っている”と思うのか?

「流行り」とは何なのか。どうやって生まれるのか。これは僕がずっともやもや考え続けてる問いの一つだ。 僕の中では「流行り」とは、以下の3つを満たすものだと仮説を立…

BRIGHTLOGG,INC.
6か月前
3

”無形の概念”をメンテナンスするということ

先日、バイク(原付き)のオイル交換をして、「これでしばらくは大丈夫だな」などと思っていた。毎週末の海と家の往復でしか乗らないので、走行距離はそれほどでもないが、…

BRIGHTLOGG,INC.
7か月前
3

"産業の個人化"と"個人化の統合"

個人がしていたことが、産業として成長するタイミングで効率性を求め組織化し分業化した。それが、テクノロジーのお陰で、また個人に戻るのような流れは結構あると思う。 …

BRIGHTLOGG,INC.
8か月前
4

これからの時代に必要な「豊かさのある組織」の話。

こんにちは。代表の大滝です。 取締役の古性のちが、会社に参画して以降、考えていることや胸の内をマガジンを中心に良く発信してくれているので、今日は僕の会社組織に対…

35

製品改善を生むかもしれない「クチコミ集め」への違和感

「利用者の声を聞き、改善に活かす」 製品などのモノであれ、Webやアプリなどのサービスであれ、利用者の声=フィードバックは質の向上のために欠かせないことだと言われ…

9

世の中に存在する、これ「で」いい選択の話

僕はこだわりへの強弱がはっきりしている。 例えば食べ物へのこだわりは弱い。 前職では昼にお弁当(無料)が食べられる福利厚生があり、10数種類から選べた。その頃は、…

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「Acquire the Eto」は、五感をひらくための言葉と写真の編集室

2021年4月。 
"言葉を纏い五感をひらく" をテーマに「Acquire the Eto」(アクワイア・ザ・エト)という、言葉と写真を変換し、プロダクトに変える編集室をはじめることに…

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毎日使うお気に入りのモノ達を、見せびらかしたい

text by : 山城さくら(BRIGHTLOGG,INC / Director) -------- わたしは自分の持ち物が好きです。 好きなモノに囲まれるということはそれだけで心地よいし、カバンから取…

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メーカーやブランドが作るところから、捨てるところまで付き合っていく時代へ

「メルカリがあるから新品が買いやすくなった」って話がある。 この裏には、一般的ではなかった個人が「売る」を選べるようになったことがある。迷った末に商品を購入。そ…

16

「何故わたしなのか?」を言語化するとお守りになるらしい

子供の頃から「なんで?」「どうして?」が止まらない子だった。 誰かを困らせたかったわけではないし、いたずらで聞いていたわけでもない。本当にただシンプルに、目の前…

26

どうも随分生きづらいと思ったらHSPだった | 古性のち

自分の感情を「生きづらい」と表現するにはあまりにも乱暴すぎるし、そんな一言であの複雑な思い達を片付けてしまうのは、何だか過去の自分に申し訳ない気さえする。それは…

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社内報Vol.2 / BRIGHTLOGG取締役の古性のちにあれこれ聞いてみた

こんにちは。BRIGHTLOGG,INC.ディレクターの山城さくらです。 わたしたちの事を少しでも知ってもらおうと、昨年末にぬるっとはじめたこちらのnote。 私たちは「100年先も…

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「学習投資」する2021年に

"現代は急速に、めまぐるしく変化する時代であり、しかも変化は地球規模で、待ちうける未来は不安と動揺に満ちているといわれている。"(引用:半藤一利 「指揮官と参謀」…

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サブスク解約時の塩対応に憤ったけど、思い直した話

2年以上、毎月数千円を払っていたサブスクを解約した。
解約時のあまりの塩対応に「解約の人はどうでもいいって姿勢かぁ」と憤っていたが、改めて考えるとあながち間違った選択ではないのかもしれないと思い直した。

サービスや対応の批判が目的ではないので、詳細は割愛するが、このサブスクは日本のスタートアップが提供していて、特定ニーズを持つ人向けのサブスクだ。

解約の理由はシンプルで、僕のニーズが充足したか

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AIは勘違いしなくて、人は勘違いするから面白い

子どもはびっくりする速度で成長する。
急に3語文(パパ、あっち、バスある)を話して驚かせたり、突然ボールを蹴れるようになったりする。

これを見て「うちの子はもしや”天才”なのでは?」と親ばかな僕は勘違いするわけだが、こういう「勘違い」や「思い込み」が人らしさや、才能とよばれるものの起点ではないだろうか。

自身の子供時代を思い返すと、勉強が得意だった記憶がある。
ただこれは祖父母や両親含めた周り

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”属性の近さ”と”嫉妬”が人を理解する鍵に

大学の先輩がプロ野球の監督に就任したニュースをみて、「同世代はそんなポジションを任されるのか」となぜか、ダメージを受けた。

”なぜか”と表現したのは、そもそも僕は部活などで(空手部だった)、本気で野球に取り組んだことがない。だから、当然プロ野球選手になれないし、プロ野球の監督にもなれるはずもない。

しかも、先輩といっても、大学が一緒という共通点しかないし在学期間もギリギリ被ってない。にもかかわ

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1日に20回、同じような服装の人とすれ違ったら”流行っている”と思うのか?

「流行り」とは何なのか。どうやって生まれるのか。これは僕がずっともやもや考え続けてる問いの一つだ。

僕の中では「流行り」とは、以下の3つを満たすものだと仮説を立てている。

①限定された範囲(世代、場所、嗜好)で
②一定以上の割合で
③出現(話題に上る、使用)するもの

限られた範囲とは、特定の世代や性別、エリアなど場所的なもの、共通の趣味を持った仲間内など、境界が明確であるかどうかは別にして、

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”無形の概念”をメンテナンスするということ

先日、バイク(原付き)のオイル交換をして、「これでしばらくは大丈夫だな」などと思っていた。毎週末の海と家の往復でしか乗らないので、走行距離はそれほどでもないが、何かあってからでは遅いのでメンテナンスには気をつけている。

自動車や家電、靴でも実体を持つ有形物を長持ちさせる際に、メンテナンスを行うのは普通のことだ。ここで湧いた「メンテナンスすべきものは有形物だけなんだろうか?」という疑問についての話

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"産業の個人化"と"個人化の統合"

個人がしていたことが、産業として成長するタイミングで効率性を求め組織化し分業化した。それが、テクノロジーのお陰で、また個人に戻るのような流れは結構あると思う。

メディアであれば、個人が手書きしたものから、印刷技術の発達で書き手と印刷と流通が分かれ、テレビの発展で更に分業化。それがSNSの発達で、書き手(クリエイター)自身がメディアになることが出来るようになり、web3的世界観ではほぼ完全にメディ

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これからの時代に必要な「豊かさのある組織」の話。

これからの時代に必要な「豊かさのある組織」の話。

こんにちは。代表の大滝です。
取締役の古性のちが、会社に参画して以降、考えていることや胸の内をマガジンを中心に良く発信してくれているので、今日は僕の会社組織に対する考え方をさらりとおしゃべりしてみようと思います。

僕らが掲げる「100年先に文化をつなぐ」ミッション

https://www.brightlogg.com/

ブライトログ(僕らの会社)は、「ビジョン」や「ミッション」を純粋に追い求

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製品改善を生むかもしれない「クチコミ集め」への違和感

製品改善を生むかもしれない「クチコミ集め」への違和感

「利用者の声を聞き、改善に活かす」

製品などのモノであれ、Webやアプリなどのサービスであれ、利用者の声=フィードバックは質の向上のために欠かせないことだと言われる。
もちろん僕も「フィードバックが製品やサービスの向上につながる」ということには賛成だ。

ただ、この利用者の”フィードバックの集め方”が最近気になっている。

フィードバックは「誰」のため?利用者のフィードバックにはいくつもの種類が

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世の中に存在する、これ「で」いい選択の話

世の中に存在する、これ「で」いい選択の話

僕はこだわりへの強弱がはっきりしている。

例えば食べ物へのこだわりは弱い。
前職では昼にお弁当(無料)が食べられる福利厚生があり、10数種類から選べた。その頃は、すごく好きなわけでもないの平日5日連続で同じ「唐揚げ弁当」を食べていたこともある(付け加えるなら、嫌いなものもない)

唐揚げ弁当を選び続けていた理由を改めて考えると「これでいい」があると思う。

※ こだわるを辞書で調べると「物事に妥

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「Acquire the Eto」は、五感をひらくための言葉と写真の編集室

「Acquire the Eto」は、五感をひらくための言葉と写真の編集室

2021年4月。

"言葉を纏い五感をひらく" をテーマに「Acquire the Eto」(アクワイア・ザ・エト)という、言葉と写真を変換し、プロダクトに変える編集室をはじめることにしました。

まだwebもお店もロゴもプロダクトもありません。


だけれど動き出しているプロジェクトがいくつかあって、

それらを自由奔放に動かしてしまうのではなく、互いに手を取り合うため編集室に名前を付けることに

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毎日使うお気に入りのモノ達を、見せびらかしたい

毎日使うお気に入りのモノ達を、見せびらかしたい

text by : 山城さくら(BRIGHTLOGG,INC / Director)
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わたしは自分の持ち物が好きです。

好きなモノに囲まれるということはそれだけで心地よいし、カバンから取り出しては心の中でニンマリ。「自分のご機嫌は自分でとる」なんていうけれど、間違いなく自分にとってのご機嫌の素は「モノ」だなあと思います。

20代前半は、とにかく可愛いものを買っていたけれど、3

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メーカーやブランドが作るところから、捨てるところまで付き合っていく時代へ

メーカーやブランドが作るところから、捨てるところまで付き合っていく時代へ

「メルカリがあるから新品が買いやすくなった」って話がある。

この裏には、一般的ではなかった個人が「売る」を選べるようになったことがある。迷った末に商品を購入。それが、やっぱり気に入らなかったとしても、一定の価格で「売る」ことができる。実際に売るかどうかではなく、「売る」選択肢が増えたことで新品を購入する際の心理的ハードルが下がるという話だ。

もちろん、メルカリが出てくる前も、リアルでは質屋や中

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「何故わたしなのか?」を言語化するとお守りになるらしい

「何故わたしなのか?」を言語化するとお守りになるらしい

子供の頃から「なんで?」「どうして?」が止まらない子だった。

誰かを困らせたかったわけではないし、いたずらで聞いていたわけでもない。本当にただシンプルに、目の前で起きていることの理由が知りたかった。

宿題をやらなければいけない理由。
全員の登校時間が決まっている理由。
クラスが分けられている理由。

地球が丸い理由も、空が青い理由も、とにかく口を開けば質問攻撃がはじまるわたしを先生たちは明らか

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どうも随分生きづらいと思ったらHSPだった | 古性のち

どうも随分生きづらいと思ったらHSPだった | 古性のち

自分の感情を「生きづらい」と表現するにはあまりにも乱暴すぎるし、そんな一言であの複雑な思い達を片付けてしまうのは、何だか過去の自分に申し訳ない気さえする。それは例えば「もしもし。そんな言葉でまとめられちゃうなんてたまらないぜ」と天井から怨念になったわたしが降りてきて、文句を付けられても仕方ないと受け入れられてしまう。そんな申し訳なさだ。

正直、今も自分の人生が生きづらいだなんて思ったことはない。

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社内報Vol.2 / BRIGHTLOGG取締役の古性のちにあれこれ聞いてみた

社内報Vol.2 / BRIGHTLOGG取締役の古性のちにあれこれ聞いてみた

こんにちは。BRIGHTLOGG,INC.ディレクターの山城さくらです。
わたしたちの事を少しでも知ってもらおうと、昨年末にぬるっとはじめたこちらのnote。

私たちは「100年先も残るものを作ろう」をコンセプトに、ブランディングを始め、WEB、写真、映像、デザイン等のクリエイティブ制作やコミュニティの運営などの事業を展開するプロデュース組織です。私たちがお仕事をする上で一番大切にしていることは

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「学習投資」する2021年に

「学習投資」する2021年に

"現代は急速に、めまぐるしく変化する時代であり、しかも変化は地球規模で、待ちうける未来は不安と動揺に満ちているといわれている。"(引用:半藤一利 「指揮官と参謀」)

この一文は、「指揮官と参謀」という本の冒頭の一文だ。
著者が亡くなったニュースを見て、恥ずかしながらお名前も知らなかったのだが、手にとって読み始めた本だ。

『そういう時代だよね』と思いページをめくって驚いたのが書かれた年。昭和63

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