田中淳子/2級キャリアコンサルティング技能士&整理収納アドバイザー1級

大人のキャリアと学びの支援。2級キャリアコンサルティング技能士。国家資格キャリアコンサ…

田中淳子/2級キャリアコンサルティング技能士&整理収納アドバイザー1級

大人のキャリアと学びの支援。2級キャリアコンサルティング技能士。国家資格キャリアコンサルタント。産業カウンセラー。整理収納アドバイザー1級。仕事/日々のこと。 法人チャンネルVoicy「人材育成応援ラジオ」配信中。https://voicy.jp/channel/2943

記事一覧

「キャリアコンサルタント」資格を取ったものの、人事じゃないし。

会社員など組織人で、キャリアコンサルタントの国家試験に合格し、「国家資格キャリアコンサルタント」(以下、キャリコンと略す)と名刺とかSNSのプロフィールとか仮想背…

気が合わない人とどう付き合えばよいか?

「性格が合わない人との付き合い方を教えてください」 という相談があったので、答えてみた。詳しくは、Voicyで聴いていただきたい。 で、noteでは、いつも、放送とは異…

「入門」という本は、読む方には「入門」なのだが、書き手にとっては、難易度高い。

「●●入門」「入門○○」という書籍でもセミナーでも研修でもeラーニングでもなんでもいいのだけれど、コンテンツのタイトルに付く「入門」。 読む側、参加する側、受け…

【無料セミナーのお誘い】2024卒新入社員の意識調査結果を読み解く!(10月31日(木))

久々に廣川進先生とのコンビでセミナーやります。 5年ぶりくらいの対面です!(厳密にいうと2024年2月、名古屋では廣川・田中コンビで対面セミナー、担当したのですが、東…

「できること」より「やりたいこと」。

キャリアを考える時、「自分ができること」を起点にしやすい。 得意を活かすというのは、一つの方法だ。 それがうまく行く場合もあれば、うまく行かない場合もある。 こ…

キャリアの物語は、どれもこれもとても刺激的だ。

キャリアコンサルタントだから、というのもあるのだが、他者のキャリアを聴くのが大好物だ。 人に歴史あり! 多様なキャリアの物語がある。これは、誰にでもある。 会社…

「20代の頃にそれを知っていたら」と後悔しても、20代だったらきっと頭に入ってこなかった。

60代になって、職業キャリアもまもなく終わりなんだろうなと漠然と考えている。自覚しているというよりは、どちらかというと、周囲からそう言われるから、というのが大きい…

生鼎談。

僧侶の武田正文さんとは、2017年の「PMシンポジウム」で知り合った。共に講演者として控室に同時刻にいたわけだが、社交的な武田さんが声を掛けてくださり、名刺交換。その…

誰かを育てるということは、自分自身にとっても修行になる。

24卒新入社員も入社して半年は経過し、徐々に、自分が何をしているか、分かってくる頃じゃないかと思う。 そういえば、私は、9月4日に講師Debutしたのだった。「FORTRAN入…

仕事と介護の問題。介護離職は可能な限り避ける。

VoicyのDaily Talkテーマというのがあり、放送の少し前にパーソナリティには発表される。 先日、「介護を考える」というテーマがあったので、そうそう、介護の話もしたい…

国家検定キャリアコンサルティング技能士2級合格体験記④【論述試験Before→After】

第31回試験(2023年12月)の論述は、65点(一応、合格基準を達成はしていた)。第32回試験(2024年6月)の論述が、79点。 試験直後は、「ああ、しまった、やっちまった」と会場(…

国家検定2級キャリアコンサルティング技能士試験(面接試験、失敗と修正)③

技能士2級、奇跡的にというか、ぎりぎりで、というか、たぶん、合格者の中でも最低ラインでの合格だったと思われるが、1回目と2回目では、だいぶ、勉強や練習も本番でも違…

国家検定2級キャリアコンサルティング技能士試験(論述、実技の学習など)②

キャリアコンサルティング技能士2級、または、2級キャリアコンサルティング技能士。ぎりぎりとは言え、2回目に合格したので、恩送りのnoteをしたためている。 あくまでも…

国家検定2級キャリアコンサルティング技能士、2度目の挑戦で合格しました!①

キャリアコンサルティング技能士2級、2023年9月に突如、受検を思い立ち、第31回試験(2023年12月)受検、学科のみ合格。 学科免除のまま、第32回(2024年6月)実技のみ受…

後ろから座るのって、なぜだろう?(いいこと、あまりないのに)

8月のある日、友人が都内のある大学で講義をするというので、聴講させてもらった。外部の人を招いてもいいよ、という授業だそうで、前から1/3くらいの席に陣取って、熱心に…

「スキルがあって、マインドがあまりない人」と「スキルはあまりないが、マインドがある人」、どちらを育てたい?!

現在持っている能力だけで、できる、できないを判断してしまうタイプをFixed Mindsetと言うらしい。 一方、今はできないかもしれないが、学んだり、助けてもらったりしなが…

「キャリアコンサルタント」資格を取ったものの、人事じゃないし。

「キャリアコンサルタント」資格を取ったものの、人事じゃないし。

会社員など組織人で、キャリアコンサルタントの国家試験に合格し、「国家資格キャリアコンサルタント」(以下、キャリコンと略す)と名刺とかSNSのプロフィールとか仮想背景に明記もできるようになった。じゃあ、キャリコンを活かそう!

と思えるのは、たとえば、
・人事部にいる!
・キャリア相談室を立ち上げて、そのメンバになった!
・事業部門での育成担当だから、キャリア面談も始めよう!
などの立場の方だろう。

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気が合わない人とどう付き合えばよいか?

気が合わない人とどう付き合えばよいか?

「性格が合わない人との付き合い方を教えてください」

という相談があったので、答えてみた。詳しくは、Voicyで聴いていただきたい。

で、noteでは、いつも、放送とは異なることを書いているので、
別の切り口で。

まず、「気が合わない」人と、無理して付き合う必要はない、というのが私の考えである。

特に、プライベートでは、気が合わない人と付き合うために費やすエネルギーをもっと別のことに振り分け

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「入門」という本は、読む方には「入門」なのだが、書き手にとっては、難易度高い。

「入門」という本は、読む方には「入門」なのだが、書き手にとっては、難易度高い。

「●●入門」「入門○○」という書籍でもセミナーでも研修でもeラーニングでもなんでもいいのだけれど、コンテンツのタイトルに付く「入門」。

読む側、参加する側、受け手側にとっては、ほんの入り口で、「まずは全体像をつかもう」とか「どれどれ、自分に合っているかな?」とか「軽く触れてみて、興味持てたら、もっと詳しい本や研修などに挑もう」などと思うものだけれど、提供する側にとっては、難易度高い。

勤務先ト

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【無料セミナーのお誘い】2024卒新入社員の意識調査結果を読み解く!(10月31日(木))

【無料セミナーのお誘い】2024卒新入社員の意識調査結果を読み解く!(10月31日(木))

久々に廣川進先生とのコンビでセミナーやります。

5年ぶりくらいの対面です!(厳密にいうと2024年2月、名古屋では廣川・田中コンビで対面セミナー、担当したのですが、東京ではたぶん、5年ぶり)

24卒新入社員へのアンケートを今集めていまして、その結果を分析、廣川先生と田中とで見立て、解説をしていこうというセミナー。

今回は、対面なので、参加企業の人事や人材育成担当の方たち同士でも「うちの場合は

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「できること」より「やりたいこと」。

「できること」より「やりたいこと」。

キャリアを考える時、「自分ができること」を起点にしやすい。
得意を活かすというのは、一つの方法だ。

それがうまく行く場合もあれば、うまく行かない場合もある。

これは、以前読んだ本に書いてあった経験談(事例)なのだが、その方は、留学もしていて英語が得意で、なので、職場で、英語を使える業務において重宝がられていたそうだ。

その内、英語を使った仕事をするということで、独立なさったんだったか、転職な

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キャリアの物語は、どれもこれもとても刺激的だ。

キャリアの物語は、どれもこれもとても刺激的だ。

キャリアコンサルタントだから、というのもあるのだが、他者のキャリアを聴くのが大好物だ。

人に歴史あり!

多様なキャリアの物語がある。これは、誰にでもある。

会社員を長く続ける人にも
途中で独立する人にも
会社を立ち上げる人にも
何か新しいアイディアをカタチにしていく人にも
とにかく、様々なキャリアの物語がある。

二つとして同じ物語はない。

「へぇ、そういうことを経験して、そんな風に考えて

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「20代の頃にそれを知っていたら」と後悔しても、20代だったらきっと頭に入ってこなかった。

「20代の頃にそれを知っていたら」と後悔しても、20代だったらきっと頭に入ってこなかった。

60代になって、職業キャリアもまもなく終わりなんだろうなと漠然と考えている。自覚しているというよりは、どちらかというと、周囲からそう言われるから、というのが大きいのだけれど。

40年ほど仕事をしてきて、それは結構長い時間であって、
時々、
「ああ、20代の頃からこれを知っていたら」
「30代の頃にそれを学んでおけば」
と思うものに出会うことがある。

そういう話をしている人にもよく会う。

ただ

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生鼎談。

生鼎談。

僧侶の武田正文さんとは、2017年の「PMシンポジウム」で知り合った。共に講演者として控室に同時刻にいたわけだが、社交的な武田さんが声を掛けてくださり、名刺交換。その後、TwitterとFacebookでつながったと記憶している。なので、リアル武田さんと会話したのは、名刺交換の時の二言三言。あとは、オンライン上のつながりである。

講談社の碓氷早矢手さんは、医師の山田悠史先生との企画で「Voicy

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誰かを育てるということは、自分自身にとっても修行になる。

誰かを育てるということは、自分自身にとっても修行になる。

24卒新入社員も入社して半年は経過し、徐々に、自分が何をしているか、分かってくる頃じゃないかと思う。

そういえば、私は、9月4日に講師Debutしたのだった。「FORTRAN入門」という5日間のコースでご受講者はあまり多くなく、4-5人だったような気がする。いや、もうちょっといらっしゃったかもしれない。

新入社員がいきなり5日間のコースでデビューというのは、今だとあまりないのだが、当時は、まだ

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仕事と介護の問題。介護離職は可能な限り避ける。

仕事と介護の問題。介護離職は可能な限り避ける。

VoicyのDaily Talkテーマというのがあり、放送の少し前にパーソナリティには発表される。

先日、「介護を考える」というテーマがあったので、そうそう、介護の話もしたいなと思っていたところでもあったので、今朝のVoicyは、介護の話。

祖母の介護(1995年くらい~2001年)と父の介護(2014年~2020年)、どちらも看取るまでの期間、対応した。

といっても、どちらも、離れて暮らし

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国家検定キャリアコンサルティング技能士2級合格体験記④【論述試験Before→After】

国家検定キャリアコンサルティング技能士2級合格体験記④【論述試験Before→After】

第31回試験(2023年12月)の論述は、65点(一応、合格基準を達成はしていた)。第32回試験(2024年6月)の論述が、79点。

試験直後は、「ああ、しまった、やっちまった」と会場(教室)を出て5歩くらいで気づいて、激しく落ち込んでいたが、結果としては、大幅に点数UPとなった。

論述でやってしまった!と後悔したが…

何を「やっちまった」と思ったかというと、論述で、相談者の気持ちの整理みた

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国家検定2級キャリアコンサルティング技能士試験(面接試験、失敗と修正)③

国家検定2級キャリアコンサルティング技能士試験(面接試験、失敗と修正)③

技能士2級、奇跡的にというか、ぎりぎりで、というか、たぶん、合格者の中でも最低ラインでの合格だったと思われるが、1回目と2回目では、だいぶ、勉強や練習も本番でも違っていた面は、確かにある。

ただ、それは、「点数が多少は上がるだろうな」と言う予想でしかなく、「また、落ちた。次は、2024年12月かー」という気持ちを切り替えたほどだったので、これで多少気が楽になっただけで、手放しでばんざーい、合格だ

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国家検定2級キャリアコンサルティング技能士試験(論述、実技の学習など)②

国家検定2級キャリアコンサルティング技能士試験(論述、実技の学習など)②

キャリアコンサルティング技能士2級、または、2級キャリアコンサルティング技能士。ぎりぎりとは言え、2回目に合格したので、恩送りのnoteをしたためている。

あくまでも「私の場合」として読んでいただきたい。

実技(論述)の話

論述試験って、なぜ、「実技」なんだろう?なぜ「学科」じゃないのだろう?と長らくフシギだったのだが、やってみて分かった。

これは、実技だ!

人材育成の世界で、「学習でき

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国家検定2級キャリアコンサルティング技能士、2度目の挑戦で合格しました!①

国家検定2級キャリアコンサルティング技能士、2度目の挑戦で合格しました!①

キャリアコンサルティング技能士2級、2023年9月に突如、受検を思い立ち、第31回試験(2023年12月)受検、学科のみ合格。

学科免除のまま、第32回(2024年6月)実技のみ受検、ぎりぎりに合格した。結果の点数を見ると、手放しで喜べるようなもんじゃないのだが、とにかく、ひとまず、嬉しい。受検勉強という呪縛から解放されて、それ自体で肩こりが治ってしまいそうになるほどである。

ここしばらくは、

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後ろから座るのって、なぜだろう?(いいこと、あまりないのに)

後ろから座るのって、なぜだろう?(いいこと、あまりないのに)

8月のある日、友人が都内のある大学で講義をするというので、聴講させてもらった。外部の人を招いてもいいよ、という授業だそうで、前から1/3くらいの席に陣取って、熱心に聴いてきた。

リサイクルとかエネルギーの話を英語で105分間。

半分くらい理解できた。(「最初から最後まで英語である」と「理系科目である」という2つの問題がある)

前から1/3くらいに座ったのは、「さすがに学生じゃないし、ゲスト聴

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「スキルがあって、マインドがあまりない人」と「スキルはあまりないが、マインドがある人」、どちらを育てたい?!

「スキルがあって、マインドがあまりない人」と「スキルはあまりないが、マインドがある人」、どちらを育てたい?!

現在持っている能力だけで、できる、できないを判断してしまうタイプをFixed Mindsetと言うらしい。
一方、今はできないかもしれないが、学んだり、助けてもらったりしながら、なんとかできるかも!と挑戦する人をGrowth Mindsetと言う。

今、スキルが十分あるが、マインドいま一つという人より、スキルは不十分だが、マインドはある!という人なら、マインドさえあればスキルは後からついてくるだ

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