田中淳子/2級キャリアコンサルティング技能士&整理収納アドバイザー1級

大人のキャリアと学びの支援。2級キャリアコンサルティング技能士。国家資格キャリアコンサ…

田中淳子/2級キャリアコンサルティング技能士&整理収納アドバイザー1級

大人のキャリアと学びの支援。2級キャリアコンサルティング技能士。国家資格キャリアコンサルタント。産業カウンセラー。整理収納アドバイザー1級。仕事/日々のこと。 法人チャンネルVoicy「人材育成応援ラジオ」配信中。https://voicy.jp/channel/2943

最近の記事

生鼎談。

僧侶の武田正文さんとは、2017年の「PMシンポジウム」で知り合った。共に講演者として控室に同時刻にいたわけだが、社交的な武田さんが声を掛けてくださり、名刺交換。その後、TwitterとFacebookでつながったと記憶している。なので、リアル武田さんと会話したのは、名刺交換の時の二言三言。あとは、オンライン上のつながりである。 講談社の碓氷早矢手さんは、医師の山田悠史先生との企画で「Voicy子ども相談室」を絶賛したことがきっかけで交流が広がり、対談、そして、3人でのユニ

    • 誰かを育てるということは、自分自身にとっても修行になる。

      24卒新入社員も入社して半年は経過し、徐々に、自分が何をしているか、分かってくる頃じゃないかと思う。 そういえば、私は、9月4日に講師Debutしたのだった。「FORTRAN入門」という5日間のコースでご受講者はあまり多くなく、4-5人だったような気がする。いや、もうちょっといらっしゃったかもしれない。 新入社員がいきなり5日間のコースでデビューというのは、今だとあまりないのだが、当時は、まだまだBasicなコースもあったのでそんなことが実現したのだ。たぶん。 講師は、

      • 仕事と介護の問題。介護離職は可能な限り避ける。

        VoicyのDaily Talkテーマというのがあり、放送の少し前にパーソナリティには発表される。 先日、「介護を考える」というテーマがあったので、そうそう、介護の話もしたいなと思っていたところでもあったので、今朝のVoicyは、介護の話。 祖母の介護(1995年くらい~2001年)と父の介護(2014年~2020年)、どちらも看取るまでの期間、対応した。 といっても、どちらも、離れて暮らしているので遠隔介護ではあった。祖母は、実家で母が中心となって看ていたし(母の母な

        • 国家検定キャリアコンサルティング技能士2級合格体験記④【論述試験Before→After】

          第31回試験(2023年12月)の論述は、65点(一応、合格基準を達成はしていた)。第32回試験(2024年6月)の論述が、79点。 試験直後は、「ああ、しまった、やっちまった」と会場(教室)を出て5歩くらいで気づいて、激しく落ち込んでいたが、結果としては、大幅に点数UPとなった。 論述でやってしまった!と後悔したが… 何を「やっちまった」と思ったかというと、論述で、相談者の気持ちの整理みたいなこと、たとえば、「親御さんへの想いをくみ取り、どうしたいのかを整理しながら考

        マガジン

        • ヒビノセイカツ
          2本

        記事

          国家検定2級キャリアコンサルティング技能士試験(面接試験、失敗と修正)③

          技能士2級、奇跡的にというか、ぎりぎりで、というか、たぶん、合格者の中でも最低ラインでの合格だったと思われるが、1回目と2回目では、だいぶ、勉強や練習も本番でも違っていた面は、確かにある。 ただ、それは、「点数が多少は上がるだろうな」と言う予想でしかなく、「また、落ちた。次は、2024年12月かー」という気持ちを切り替えたほどだったので、これで多少気が楽になっただけで、手放しでばんざーい、合格だーという感じでもない。 わたしの周囲の合格者たちも、 「なぜ合格できたのだろう

          国家検定2級キャリアコンサルティング技能士試験(面接試験、失敗と修正)③

          国家検定2級キャリアコンサルティング技能士試験(論述、実技の学習など)②

          キャリアコンサルティング技能士2級、または、2級キャリアコンサルティング技能士。ぎりぎりとは言え、2回目に合格したので、恩送りのnoteをしたためている。 あくまでも「私の場合」として読んでいただきたい。 実技(論述)の話 論述試験って、なぜ、「実技」なんだろう?なぜ「学科」じゃないのだろう?と長らくフシギだったのだが、やってみて分かった。 これは、実技だ! 人材育成の世界で、「学習できることは、KSA」と言われていて、Knowledge(知識)、Skills(技能

          国家検定2級キャリアコンサルティング技能士試験(論述、実技の学習など)②

          国家検定2級キャリアコンサルティング技能士、2度目の挑戦で合格しました!①

          キャリアコンサルティング技能士2級、2023年9月に突如、受検を思い立ち、第31回試験(2023年12月)受検、学科のみ合格。 学科免除のまま、第32回(2024年6月)実技のみ受検、ぎりぎりに合格した。結果の点数を見ると、手放しで喜べるようなもんじゃないのだが、とにかく、ひとまず、嬉しい。受検勉強という呪縛から解放されて、それ自体で肩こりが治ってしまいそうになるほどである。 ここしばらくは、受検勉強から合格までを振り返り、記録を残していく。多くの方のYouTubeやブロ

          国家検定2級キャリアコンサルティング技能士、2度目の挑戦で合格しました!①

          後ろから座るのって、なぜだろう?(いいこと、あまりないのに)

          8月のある日、友人が都内のある大学で講義をするというので、聴講させてもらった。外部の人を招いてもいいよ、という授業だそうで、前から1/3くらいの席に陣取って、熱心に聴いてきた。 リサイクルとかエネルギーの話を英語で105分間。 半分くらい理解できた。(「最初から最後まで英語である」と「理系科目である」という2つの問題がある) 前から1/3くらいに座ったのは、「さすがに学生じゃないし、ゲスト聴講OKとしても、一番前は、ダメだよな」と遠慮しての選択である。 私たちよりうん

          後ろから座るのって、なぜだろう?(いいこと、あまりないのに)

          「スキルがあって、マインドがあまりない人」と「スキルはあまりないが、マインドがある人」、どちらを育てたい?!

          現在持っている能力だけで、できる、できないを判断してしまうタイプをFixed Mindsetと言うらしい。 一方、今はできないかもしれないが、学んだり、助けてもらったりしながら、なんとかできるかも!と挑戦する人をGrowth Mindsetと言う。 今、スキルが十分あるが、マインドいま一つという人より、スキルは不十分だが、マインドはある!という人なら、マインドさえあればスキルは後からついてくるだろう、と考えて、研修などの投資をするというのは、とても理解できる。 元気があれ

          「スキルがあって、マインドがあまりない人」と「スキルはあまりないが、マインドがある人」、どちらを育てたい?!

          スローな読書にしてくれ🎶

          碓氷早矢手さんとVoicyで「積読」に関する対談を何度か経験して、「積読」について述べられている本はないか?「読書」というもの自体をテーマにした本はないか?と何冊か購入してみた。 結構あるんだ、これが。 で、とりあえず、「読書」について書かれたものを「読書」してみてわかったことは、以下の通りである。(たくさん買った「読書本」のうち、まだ1.5冊しか読んでないのだけれど) 1.読書は、量じゃない、質である 2.読書は、速さじゃない、ゆっくりでいい 3.読書は、競争では

          「何か他にありませんか?」が世界を救う!

          会話の最後の最後に、 「ほかに何かありませんか?」 という一言を添えるだけで、いろんな問題が解決したり、そもそも問題にならなかったりする。 「他にありませんか?」 「ほかに何かありますか?」 「ついでに何か話しておきたいこと、ありますか?」 「せっかくなので、ほかにも何かあればどうぞ」 など、セリフはバリエーションがあるのだが、 ポイントは、 「会話の最後」に「さらに何かある?」と尋ねることだ。 人は、「他に何かありませんか?」と聴かれれば、 考え始める。 「何かあっ

          70歳までの就業を、と人事制度を変えようとしている企業が増えつつある。

          今年になってから、 「うちも、70歳まで働けるよう制度を変えているところで、25年には70歳まで、ということで準備中です」 「70歳まで働けるような環境整備をしているのですが、となると、60歳でも新しいことに挑戦してもらいたくて」 といった「70歳までの就業機会」を準備し始めているという声をいくつか聴くようになりました。 おお、とうとう、動き始めたか。 6-8年前によく聴いたのは、 「これまでは60歳以降は、給与も一律だったのですが、60歳以降も評価もするし、給与

          70歳までの就業を、と人事制度を変えようとしている企業が増えつつある。

          夜寝る前に「良いこと」を考える。

          10年以上前のことだが、美容家IKKOさんのリサイタルに行ったことがある。 たしか前半は、歌のコンサート(山本リンダとか)、後半が壇上でモデルさんを使っての美容指南、みたいな2時間くらいのものだったと思う。 ミニスカートをお召しになっての熱唱。客席に降りてきて、歩きながら、握手しながら、というサービス精神旺盛なIKKOさん。 途中のトークでは、美容家の修行時代から今に至る苦労やその時々の想いなどを語っていらした。 そんな話の中でとても印象に残っている言葉がある。 「ど

          日本語は、「謝り過ぎ」問題に切り込む。

          なんというか、日本語のコミュニケーションって、基本は、「謝り過ぎ」だと思う。 ちょっと助けたりすると、「すみません」 (ありがとう、のほうがいい) 道を譲ると、「すみません」 (ありがとう、のほうが嬉しい) 落ちたものを拾って渡すと、「すみません」 (わー、ありがとう、でよいと思う) メールでも日常会話でも、「申し訳ありません」「すみません」が溢れています。 しかし、よくよく観察すると、「すみません」「申し訳ありません」は、「ありがとう」とか「助かります」とか「嬉し

          「言うだけ番長」は山ほどいるけど・・・というお話。

          「ああ、あの人はねぇ、典型的な”言うだけ番長”だから」 と言うセリフを聴いたことがある。 ”言うだけ番長”という表現を初めて耳にしたのだが、これ、「夕焼け番長」をもじったものだ、とググったら出てきた。 「夕焼け番長」自体がわからんが、まあ、いいや。 話は戻すけれど、「口だけで、行動を伴わない人」という意味なのだが、「これ、やる!」と宣言して動かないというよりは、 「こういうこと、やればいいのに」ともっともなことを口にするが、自分は実行部隊に入らないタイプを指すように思

          「言うだけ番長」は山ほどいるけど・・・というお話。

          「積読」上等! 本は積めば積むほどよい。

          本を買ったものの読まずに置いておくことを「積読」(つんどく)と言う。 明治時代には既にあった言葉のようだ。 「積読は、既に”立派な”読書体験である」 「積極的に”積読”しようじゃないか」 と”積極的積読推奨派”の碓氷早矢手さんが仰っている。 「積読」って、よくないこと、のように思いがちで、 買ったものの全然読んでない。 読んでない本がたくさんある! あああ、私はダメな人間だ。 みたいになりそうだけれど、 「本は、買って積んだ時点でもう読書である」 と言われれば、ほほぉ