- 運営しているクリエイター
記事一覧
ボブ・ブラック『労働廃絶論』Claude3による翻訳
GPT-4が登場して1年が経過した。私の生成AIを使うモチベーションの1つは労働をなくすことである。(仕事をなくすことではない)
そんな「アンチ労働」系の思想などを漁っていく中でいい文章を見つけたので、最近出たClaude3に翻訳してもらった。
5ヵ所ほど単語が翻訳されず、修正した箇所があったが、10pほどの文章を数回のやり取りですべて翻訳できた。(ChatGPTにはできない芸当ですごい)
原文
想像力と虚構の問題〜『チーム・オルタナティブの冒険』感想〜
これは虚構へのラブレターだと思った。
今まで自分が影響を受け、変えられてきた虚構への愛を語る物語なのだと思った。
ちょっと自分語りをさせてほしい。私はどちらかといえば少数派だった。中学は吹奏楽部の数少ない男子部員として、高校・大学は自分の趣味だった将棋部員として学生時代のいわゆる「青春」を謳歌するメジャーイメージからは程遠い、ホモソーシャルよりなコミュニティに属してきた人間だった。そしてどこか心
思考メモ:現代における遊びとは何か~宇野常寛「ひとりあそびの教科書」を手掛かりに~
GW中いくつの文章や本を読んだ。その中で自分の中で今まで考えてきたことに引っ掛かるものがあったので思考のメモとして残しておきたい。
『目的への抵抗』
まずは國分功一郎さんの『目的への抵抗』だ。内容をまとめると以下のようになる。
つまり現代で人間らしく自由に生きるためにどのように「遊ぶ」かが問われている。本文中ではパフォーマンス芸術や著者の社会運動に熱中した経験が書かれているが、この「遊び」の
ラヴェッソンの『習慣論』をChatGPT(GPT4)に再度要約してもらってみた
Ⅰ習慣とは、一般的かつ恒常的な存在の仕方であり、ある存在者の状態を示すものです。獲得された習慣は、変化の結果として生じますが、本著の主題は、その変化に関連して得られた習慣です。習慣は原因となる変化を超えて存続し、習慣である限り、可能的変化のために存在します。これにより、習慣は状態だけでなく、素質や能力ともなります。
変化は、時間の中で実現されますが、習慣を生むのは単なる変化ではなく、時間の中で実現
クレア・カーライルの『習慣について』をChatGPTに要約してもらった
最近趣味で習慣について哲学的な考察を行っている本をよんでいます。
その中でこのクレア・カーライルの『習慣について』にたどり着きました。
しかしながら、邦訳は出ておらず原著は英語で書かれていたため、ペーパバックで手に入れました。
英語なので頑張れば自力で読むこともできたのですが、手間だと考えスマホについているGoogleカメラでページを撮影して文字起こしし、DeepLで翻訳しました。
今回はそれをま
シン・仮面ライダー:現実嫌忌と葛藤
先週の土曜日に庵野秀明監督の最新作『シン・仮面ライダー』を観てきた。
ある程度の期待はしていったものの結果から言えば個人的には微妙な映画だった。年齢的には平成ライダーをクウガ~電王・キバあたりまで現役で観ていた世代の私ではあったが、初代ネタてんこ盛りの内容に乗り切れなかったというのが正直なところだ。
シンシリーズの全作品である『シン・ウルトラマン』の時に私はシン・ウルトラマンの感想ではなく、『シ
トビウオのようになりたい:2023年の目標
2023年が始まった。
今年もどれほど達成できるか分からないけど、新年の書き初めとして記事を書いてみたい。
ドゥルーズ・スピノザ・ベルクソン
ここ2年は気持ちが落ち込むことが多く、そのおかげもあってかなんで生きているんだろうと考えることもあった。
その中で『暇と退屈の倫理学』という素晴らしい本に出会い、哲学を齧るようになった。
そうした中でいかにして残りの人生を生きるのか、『暇倫』の言い方を借