真鍋徹也

文化芸術の活用・研究をしていますが、何者か説明できなくなってきたのでnote書いてます…

真鍋徹也

文化芸術の活用・研究をしていますが、何者か説明できなくなってきたのでnote書いてます。海外放浪して、料理人やって舞台人やって、太鼓集団天邪鬼で、保存会会長もやってるけどただの宴会部長だったり。おとなのまなび合同会社チーフコンサルタント。シンニホンアンバサダーもやってます。

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記事一覧

#勇気の芸術19 『思考停止さん』

『思考停止』って言葉をいつの間にか日常で使うようになったなあと思って、ちょっと気になったので『思考停止』を覗いてみることにした。 いつからあるのかなと、ググって…

真鍋徹也
2年前
5

勝手なドラマのてっぺん 真鍋徹也

父ちゃんと僕の、生きた物語。

真鍋徹也
2年前
7

『太鼓の社会的価値』についてツラツラしてみた。出てきたのは『お山の取り合い』に飽きちゃった僕だった。~後編~

★前編 この続き。 なお、特定の人を指して何かを批判したくてツラツラしてないのです。客観的に見たら出てきたことをツラツラしております。 ↓↓ 目次 ~前…

真鍋徹也
2年前
9

『太鼓の社会的価値』についてツラツラしてみた。出てきたのは『お山の取り合い』に飽きちゃった僕だった。~前編~

社会・文化・ビジネスや人間についてまで刷新が起きている中で、自分が17年間いるジャンルについても俯瞰視してみる。 これは飽くまで僕の見解だけど、根拠がない訳ではな…

真鍋徹也
2年前
6

~THE BEE~ 本人が本人であるという不思議さと、当たり前さのモヤモヤが心地いい。

『私の名前はニラミンコ。』 "魔法を捨てたマジョリン"というお芝居の中に登場する悪い魔女。僕の記憶の中にある初めての舞台での初めてのセリフ。 行列が行列を呼ぶのと…

真鍋徹也
2年前
2

#勇気の芸術18 『相手の話を聞いてるようで聞いてなかった。何かその重ね合いが楽しい時もあった。』

『勇気の芸術』というテーマで、舞台や太鼓から教えてもらってきたことと、研究してきたことをツラツラと書いています。 第2章はコミュニケーションが主題です。 前回の「…

真鍋徹也
2年前
1

#勇気の芸術17 「自分を話す」はけっこう温かかったりする、ご近所つきあいのようなクリエーション

『勇気の芸術』第2章ではコミュニケーションについて研究してきたことを備忘録だったり、詩だったりにしてツラツラとやってます。 何かにピンと来たら、フォローしてくだ…

真鍋徹也
2年前
2

みんなでつくる『シン・ニホン』では、みんなの物語がなんとなく愉しい。

10/16(土)に第9回 みんなでつくる『シン・ニホン』を開催しました。 気軽にふらっと立ち寄って、気持ちよく好きなコトを話し合って、なんとなく学んでいく。 そんなご近所…

真鍋徹也
2年前
4

#勇気の芸術 16 『げいじゅつコミュニケーション』~自分の豊かさを他人に任せてはならない~

勇気の芸術というテーマで、 文化芸術に隠されている ・自分を生きること ・人間力って何なのか ・人それぞれの知覚と学びがある  ・天才と自由の総量 ・承認されると腐…

真鍋徹也
2年前
8

#勇気の芸術 15 『若さをあきらめなくていい』

ふと思うことがある。 "若さ"というのは、究極は 年齢のことだけを指すのではないのかも知れない。 学ぶことをあきらめた人が、その姿態として若さを失っていくだけなのだ…

真鍋徹也
2年前
1

#勇気の芸術 14 『変化と勇気。それとたまに"ほんの少しの勇気"』

オリンピックはイイ。 自分の限界を超えた人たち同士が、 一瞬を懸けて試し合ってるのがイイ。 疲れていても、観ようとしていなくても 勝手に熱くしてくれる。 素直に楽…

真鍋徹也
2年前
1

#勇気の芸術13 『僕は不安と不満、どちらを選んできたのか』

僕はまだ幼い頃、小学五年生だったころまであいさつのできない勇気のない少年でした。これに対して、いつもお母さんに叱られていた。 街で友だちのお母さんにあったときな…

真鍋徹也
2年前
1

#勇気の芸術 12 『学びを止めたい人なんていない』

僕たちは、 たくさんのコトを知れる社会の中で暮らしてる。 とんでもないスピードで情報がなだれ込んでくる。 その社会に適応し過ぎている人と、 触れることすらもせずに(…

真鍋徹也
2年前
2

#勇気の芸術 11 『承認も形式も、美しさのニュートラルで消えちゃえ。』

「美しい」には、存在するだけ、それだけで価値があるという節がある。 一体「美しい」とは何なのか? 一体なにが「美しい」のか? キレイと美しいは似ていると思われが…

真鍋徹也
2年前
2

#勇気の芸術 10 『承認されると腐ってゆく』

寝てるのか、寝ていないのか。ふ、と目が覚めた隙間に、脳ミソが堂々と入り込んできて、新しいコトをつくっていく。フローと言われればフローなのかもしれないけど、何かに…

真鍋徹也
2年前
3

#勇気の芸術 9 『バカじゃできない、のウソ』

昔から、芸の世界を志す人の傾向を見定めて、 「バカじゃできない。利口じゃやらない。中途ハンパはもっとダメ。」という言葉があって。 こういう格言は今、刷新できると…

真鍋徹也
2年前
2
#勇気の芸術19 『思考停止さん』

#勇気の芸術19 『思考停止さん』

『思考停止』って言葉をいつの間にか日常で使うようになったなあと思って、ちょっと気になったので『思考停止』を覗いてみることにした。

いつからあるのかなと、ググってみる

ざっくりとそんな感じ。
自ら頭を働かせて行動する意思がない状態を『思考停止』と呼ぶみたい。もう少し身近にしたいので日常での『思考停止』をいくつかに分けてみた。

人を巻き込む思考停止

『人を巻き込む』っていうとリーダーシップ能力

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『太鼓の社会的価値』についてツラツラしてみた。出てきたのは『お山の取り合い』に飽きちゃった僕だった。~後編~

『太鼓の社会的価値』についてツラツラしてみた。出てきたのは『お山の取り合い』に飽きちゃった僕だった。~後編~

★前編


この続き。
なお、特定の人を指して何かを批判したくてツラツラしてないのです。客観的に見たら出てきたことをツラツラしております。

↓↓

目次
~前編~
▪️『経済活動としてのプロ』と『趣味としてのアマチュア』
▪️『プロ』は何を提供しているのか?
▪️食うか、食われるか?食えるのか?で止まっている
~後編~
▪️太鼓ビジネスだけの問題ではない
▪️(グチ)太鼓の発展は

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『太鼓の社会的価値』についてツラツラしてみた。出てきたのは『お山の取り合い』に飽きちゃった僕だった。~前編~

『太鼓の社会的価値』についてツラツラしてみた。出てきたのは『お山の取り合い』に飽きちゃった僕だった。~前編~

社会・文化・ビジネスや人間についてまで刷新が起きている中で、自分が17年間いるジャンルについても俯瞰視してみる。
これは飽くまで僕の見解だけど、根拠がない訳ではない。僕はイイ本や記事に出会える習慣があるからだ。なので、オススメの本のリンクはチョコチョコ紹介していく。

現時点での自分の小さな答えを出すというのは勇気のいることだけど、自分が自分である証明を誰かに任せないため には必要だ。

尚、俯瞰

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~THE BEE~  本人が本人であるという不思議さと、当たり前さのモヤモヤが心地いい。

~THE BEE~ 本人が本人であるという不思議さと、当たり前さのモヤモヤが心地いい。

『私の名前はニラミンコ。』
"魔法を捨てたマジョリン"というお芝居の中に登場する悪い魔女。僕の記憶の中にある初めての舞台での初めてのセリフ。

行列が行列を呼ぶのと似て、人気が人気を呼ぶ。
小学校6年生の学芸会では何故か皆ニラミンコになりたがり、学年でオーディションが開かれ、十数人の中からニラミンコに選ばれた。

『舞台』に魅了されていったのはこの頃からだったと思う。
ほんの一瞬そこに立つために、

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#勇気の芸術18 『相手の話を聞いてるようで聞いてなかった。何かその重ね合いが楽しい時もあった。』

#勇気の芸術18 『相手の話を聞いてるようで聞いてなかった。何かその重ね合いが楽しい時もあった。』

『勇気の芸術』というテーマで、舞台や太鼓から教えてもらってきたことと、研究してきたことをツラツラと書いています。
第2章はコミュニケーションが主題です。

前回の「自分を話す」に続いて、今日は「聞く側」について。



【話を聞くときにやってしまいがち】

・「話を聞いてるんだから、何か解決してあげなくてはいけないぞ!俺!」と潜在的に思うこと。

・自分の経験をはめこんで相手の話の

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#勇気の芸術17 「自分を話す」はけっこう温かかったりする、ご近所つきあいのようなクリエーション

#勇気の芸術17 「自分を話す」はけっこう温かかったりする、ご近所つきあいのようなクリエーション

『勇気の芸術』第2章ではコミュニケーションについて研究してきたことを備忘録だったり、詩だったりにしてツラツラとやってます。

何かにピンと来たら、フォローしてくださるとけっこう嬉しいです。

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ときどきの詩 その六 
~自分を話す~

ほとんどの人はたぶん
見ず知らずの人に自分のことを話すなんてのは
恥ずか

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みんなでつくる『シン・ニホン』では、みんなの物語がなんとなく愉しい。

みんなでつくる『シン・ニホン』では、みんなの物語がなんとなく愉しい。

10/16(土)に第9回 みんなでつくる『シン・ニホン』を開催しました。
気軽にふらっと立ち寄って、気持ちよく好きなコトを話し合って、なんとなく学んでいく。

そんなご近所付き合いみたいな場って、ほんと少なくなったよなと思います。

【10/16 第9回みんつく『好きなフレーズを語ろう!』】

★今月の担当:
真鍋徹也 (アンバサダー内では『てっちゃん』と呼んでもらっています)

★日時:
10月

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#勇気の芸術 16 『げいじゅつコミュニケーション』~自分の豊かさを他人に任せてはならない~

#勇気の芸術 16 『げいじゅつコミュニケーション』~自分の豊かさを他人に任せてはならない~

勇気の芸術というテーマで、
文化芸術に隠されている

・自分を生きること
・人間力って何なのか
・人それぞれの知覚と学びがある 
・天才と自由の総量
・承認されると腐っていく など

そんなお話をツラツラと書いてきました。

ここからは
第2章『コミュニケーション』について、僕の研究してきたコトをお話していきたいと思います。

第2章 主なテーマ

・本当に人の話聞いたことある?
・"自分ゼロ

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#勇気の芸術 15 『若さをあきらめなくていい』

#勇気の芸術 15 『若さをあきらめなくていい』

ふと思うことがある。

"若さ"というのは、究極は
年齢のことだけを指すのではないのかも知れない。
学ぶことをあきらめた人が、その姿態として若さを失っていくだけなのだろう。

例えば、これは仮説だけど
人が四足から二足歩行になった時、
頑なに四足の美学を守った人もいるとおもう。

変化しようとしなかったひとは、
何を守っていたのか、
そして何に化けていったのか、
とても興味深い。

年齢の若い人だ

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#勇気の芸術 14 『変化と勇気。それとたまに"ほんの少しの勇気"』

#勇気の芸術 14 『変化と勇気。それとたまに"ほんの少しの勇気"』

オリンピックはイイ。

自分の限界を超えた人たち同士が、
一瞬を懸けて試し合ってるのがイイ。

疲れていても、観ようとしていなくても
勝手に熱くしてくれる。

素直に楽しみたいから
"のど元過ぎれば熱さを忘れる"にならないように、
これまでのことをまとめておこうと思ったら
こんな記事が飛び込んできた。

旧いことわざすら、時代適合不全を起こして

堂々と、
人の行く手を阻んでいるのかもしれない

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#勇気の芸術13 『僕は不安と不満、どちらを選んできたのか』

#勇気の芸術13 『僕は不安と不満、どちらを選んできたのか』

僕はまだ幼い頃、小学五年生だったころまであいさつのできない勇気のない少年でした。これに対して、いつもお母さんに叱られていた。

街で友だちのお母さんにあったときなど、
あいさつをした方が良いのはわかっているのに、なんだか恥ずかしくて。

恥ずかしいことに加えて、
実は、ちゃんとあいさつできたものなら、
お母さんにしこたま褒められてしまうのが、なんだかむず痒くて気色わるくって出来ずにいました。

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#勇気の芸術 12 『学びを止めたい人なんていない』

#勇気の芸術 12 『学びを止めたい人なんていない』

僕たちは、
たくさんのコトを知れる社会の中で暮らしてる。
とんでもないスピードで情報がなだれ込んでくる。

その社会に適応し過ぎている人と、
触れることすらもせずに(できずに)、
何が起きているかが分からない、適合不全の人がいる。

たくさん学んだフリをして、
人を評価するだけの人。
自分では何もつくり出していない人に多い。

学びのための、
純粋な自分の知覚の準備ができていないと諸刃のつるぎにな

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#勇気の芸術 11 『承認も形式も、美しさのニュートラルで消えちゃえ。』

#勇気の芸術 11 『承認も形式も、美しさのニュートラルで消えちゃえ。』

「美しい」には、存在するだけ、それだけで価値があるという節がある。

一体「美しい」とは何なのか?
一体なにが「美しい」のか?

キレイと美しいは似ていると思われがち。
キレイは一見、美しさと混同してとらわれがち。

でも本当は「月とすっぽん」ではなく、
土俵が違う。

キレイとは形式上のことであり、
その時代時代でいかようにも
多角的に影響を受けて成立している。
世間体や見栄などが、その定義を決

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#勇気の芸術 10 『承認されると腐ってゆく』

#勇気の芸術 10 『承認されると腐ってゆく』

寝てるのか、寝ていないのか。ふ、と目が覚めた隙間に、脳ミソが堂々と入り込んできて、新しいコトをつくっていく。フローと言われればフローなのかもしれないけど、何かに取り憑かれていると言えばそうだし。

大体は舞台に向かっているシーズンが多いけど、そんなシーズンは外の風景とか、虫の動きとかに目が向かなくなっていてるけど、今日は何かそんなモノを見ていて、それだけで生きている感じがした。

~承認されると腐

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#勇気の芸術 9 『バカじゃできない、のウソ』

#勇気の芸術 9 『バカじゃできない、のウソ』

昔から、芸の世界を志す人の傾向を見定めて、

「バカじゃできない。利口じゃやらない。中途ハンパはもっとダメ。」という言葉があって。

こういう格言は今、刷新できるというお話。

バカか?
お利口さんか?
中途ハンパか?という"問い"が当てはまらなくなってしまった。

今は、こういった"問い"の不適合がたくさん出てきている。

「バカ」は二種類に分かれる。
一つは、自分の限界を限界と思わずに突き進む

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