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「今が一番若いんだから」と言われても... 2/4
「今が一番若いんだから」の後にはポジティブな言葉が付随するようになっている。つまり励ましに使われる。しかし、疲弊している時に若さという言葉を用いて励まされることは更なる疲労を人に与えることにならないだろうか。
もうなんだか色々疲れてしまった時に「まだ若いんだからそんなこと言わないで頑張ろう」なんて言われてしまっては、どっと疲れてしまう。励ましよりも労いが必要な時に、相手から励ましを手渡され、その
ものを捨てたら見えてきた
今の部屋に越してきた時は、てんやわんやだった。7年間生活を共にしたパートナーとのカップル解消。そのショックの中、大急ぎで部屋決めと引越し。せっせと荷造りをして友達に引越しを手伝ってもらった。突然のお願いを快く引き受けてくれた事を今でも感謝している。
ものの取捨をする時間はなかった。ウォーターサーバの補充用の水の空き段ボールと、イケアの袋にガンガンものを詰めて荷造りをした。3LDKから1Kへ間取り
夢について考えたこと
あなたの将来の夢は何ですか?こんな質問を何度されただろう。
聞かれ、作文にしろと言うものだから、何とかそれを探さねばならず、何にしようかな…と夢を探しに行った人も少なくはないと思う。
とは言いつつも、私には昔から確固たる将来の夢があった。自慢げに言っているように見えると思うが、半分はそうで、半分はそうでない。
将来の夢。家庭以外の生活空間で、そんな質問をされた一番古い記憶は、幼稚園児の頃だったか
十数年かけて見つけたのがそれかい?
見た目とは裏腹にフライパンのように暑い砂浜。
色褪せたキャラクターサンダルを置いて、幼い素足を浜に二つのせてみる。これくらいの熱さなら大丈夫かな?と思い潮風に向かって歩いていく。とき、すでに遅し。
ガラス玉のように熱された砂粒が、一歩進むごとにじわじわと足裏に侵入してくる。気づいた時には浜のど真ん中、引き返すも進むも一緒だ。
ええい!ままよ!と波打ち際めがめて、その潔さとは似ても似つかないぴょこぴ
絶対に成功しないと思って行動し続けていた話 (幼稚園編)
とにかく人見知りで怖がりだった。
母の元を離れると、家から出ると、必ず最悪なことが起きて、ひとりでそれと戦わなければいけないと思っていた。
幼稚園の体験入園の日だったと思う。
母はこのまま僕をここに残し、こっそりと帰ってしまう。
それを子ども特有の勘で分かっていた。目の前のオモチャで、保育士の先生たちが僕の注意を引こうとする。が、ここで屈してしまえば、絶対に母は僕を置いて帰ってしまう!と、母に
私にも、みんなにも、おつかれさまって言ってあげたい。
ここ数日、明らかに自分の処理能力が落ちているのを体感していた。
はきはきとしゃべる人の声は問題ないのだが、マスクなどで相手の声量が伝わりにくい時、空いてはいない店の中にいる時など、いつもはぎりぎりでキャッチしていた言葉がうまく拾えず、聞き返すことが多くなった。
あんまり何度も話の腰を折るのも嫌なので、拾い集めた断片的な言葉から会話をつなげていると、一人だけとんでもない僻地にぽつんと突っ立ってい