マガジンのカバー画像

創作に役立ちそうな記事

801
小説やエッセイを書く上で役立ちそうな記事を集めてみました。自分にも、他の皆様にも役に立てれば良いと思っています。
運営しているクリエイター

2022年1月の記事一覧

人物の位置を見ればミステリーが解ける!?配置と動きの効果

人物の位置を見ればミステリーが解ける!?配置と動きの効果

映画においては、当然ながら人物が登場する。

人物は画面の中に配置される。そして、動きがつけられる。この配置と動きは、観客の心理に影響を与える。映画では、その心理効果を狙って、意図的な配置や動きの表現が行われている。

配置と動き。これらがどのような心理効果があり、また、映画においてどのような表現がなされているか、考えていきたい。

犯人はどっちだ?仮に、サスペンス映画で、以下のようなシーンがあっ

もっとみる
僕なりの、創作意欲の保ち方

僕なりの、創作意欲の保ち方

創作には二種類あると思っています。ひとつは、「手段としての創作」。楽しい、ワクワクするというように、自分が心地よくなるための手段として「創作をする」こと。こたつで描いたマンガのように、人に見せるためでなく、自分のための創作です。

もうひとつは「目的のための創作」。コンテスト受賞や書籍化など、何かを実現するための創作です。僕が仕事でするデザインもそうです。デザインは、ある課題を解決することが目的で

もっとみる
言葉を磨いたら、自分の名前をもっと好きになれそう

言葉を磨いたら、自分の名前をもっと好きになれそう

書店や図書館に行くと、今自分が何に興味をがあるのか?がわかる。

仕事について悩んでいると、ビジネス本が手元にゾロゾロ増えていく。家の片付けをしたいのに気が進まないときに読み漁るのは、決まってCasa BRUTUSや&Premiumのようなライフスタイル系雑誌。

自分でお目当ての本を調べなくても、書店や図書館でふらっと気になる本を手に取ると「今の自分」に合った本に辿り着く。自分と向き合う時間も兼

もっとみる
ご質問にお答えします(18)登場人物の名づけへのこだわり

ご質問にお答えします(18)登場人物の名づけへのこだわり

 さて、もう12月ということで、師走ですよ師走。坊主も廊下を駆け回る師走ということで、僕も年末に向けてもろもろ大変そうな感じになってまいりました。主に締め切りが。頑張れるかなー、自分ー。

 ……なんていう書き出しを書いて下書き保存していたら、年が明けておりました。年末年始、だいぶ追い込まれまして、note更新どころじゃなくなってしまい。すみませんお久しぶりでございます。

 今回は2022年no

もっとみる
自分の文章を信じるということ

自分の文章を信じるということ

晴れた日に屋外で味わう冷たいコーヒー。子どもたちが寝たあとの静寂と読書。葛藤や焦燥の先に希望が見える音楽。

編集教室から出された「好きなものを教えてください」の問い。私が前述のように回答すると、講師の方からこんなコメントが添えられた。

『共通しているのは、抑圧からの開放ですね』

自分では一貫性がないと感じていた答えに対して鮮やかに引かれた「抑圧」という一本線。思わず唸るようなプロの紐解きは、

もっとみる
【note安心創作勉強会】「文章の間違いや誤解を防ぐ校閲の基本」のまとめ

【note安心創作勉強会】「文章の間違いや誤解を防ぐ校閲の基本」のまとめ

2021年12月8日に行われた【note安心創作勉強会】「文章の間違いや誤解を防ぐ校閲の基本」は、「添削業」をしている私にとっても、とても参考になる興味深い内容でした。

自分自身の復習と内容のご紹介を兼ねてまとめてみました。

講師のみなさん◉LINE校閲チームの中村陽介さん、伊藤貴彬さん、澤田恵理さん
対象サービスは、LINE NEWS  livedoor NEWS  BLOGOS  LIVE

もっとみる
身の丈にあった文章を書けばいい

身の丈にあった文章を書けばいい

「note創作大賞」に応募しようとフィクション作品を書こうとしたんだけど、どうにも筆が進まない。

ネタがないわけではない。
思いついても、それを最後まで書き上がることができない。

いつもあげているような何気ない記事なら全然書ける。この記事だってそうだ。

でも、フィクション作品となると全然書けない自分がいる。

持論だけど、完成しない作品に意味はないと思う。
作品は、人前に出てこそ存在価値を持

もっとみる
noteライブ『共感されるコミックエッセイ描きかた入門』シート公開します。

noteライブ『共感されるコミックエッセイ描きかた入門』シート公開します。

みなさま あけましておめでとうございます。
ファンベースカンパニー&はちみつコミックエッセイ編集長の松田紀子です。今年もどうぞよろしくおねがいいたします~。

昨年の年末にリアル&オンラインで開催させていただきましたこちらの講座、おかげさまでたくさんの方に見ていただきまして(現在もアーカイブ公開中です)、また、さまざまな感想もいただきました。
みなさんお忙しい中ご参加くださり、ありがとうございまし

もっとみる
文章を「舌ったらず」と評されて、真っ赤な原稿に半泣きで取り組んだ日々のこと。

文章を「舌ったらず」と評されて、真っ赤な原稿に半泣きで取り組んだ日々のこと。

「君の文章はなんというか、舌ったらずだよね」
大学院1年目、最初の修士論文中間発表を終えた直後。ぼくのレジュメに目を落としながら指導教官が放った台詞に、ただぽかんと間抜け面を晒すことしかできなかった。

「え、下手くそってことっすか」20代前半、怖いもの知らずで無鉄砲だったぼくは、無鉄砲すぎるあまりあろうことか直球でそう訊き返した。そんなのたしかめたって己の傷口を抉るだけだってことを、このときのぼ

もっとみる
創作のお勉強『フィーリング』の話

創作のお勉強『フィーリング』の話

こんにちは みょーです。

朝(ほぼ昼)から、ちょっとだけコンテストの言い出しっぺとして、ちょっとだけ青春な話をまとめようとして、なんとなくTwitterを見て、イヤな話題を見ちゃってグッタリしてました。ネガティブは見たらあかん

さて、気合いを入れ直して執筆をせねばならんのですが、そもそも青春って何?って混乱しました。ざっくりし過ぎなんじゃ

ですって。僕はメンタルがクソガキっぽい老人なので、青

もっとみる