「書く」ことを手放したくないから、「伊藤チタ」になった。
「ああ、もう"チカゼ"として書いていくのは無理だな」と思ったのは、正直に言うと去年の今頃だった。それでも、どうしても名前を変えるのは嫌だった。だから苗字をつけたりして、なんとか折り合いをつけようとこねくり回したりしてみたのだけど、駄目だったみたいだ。
寛解していたうつが再発したのが、昨年夏。「あるひと」から継続的に受けていた恫喝が原因である。その詳細はここに書くつもりはない。いつか書けたらと思うけど、結局ぼくは卑劣な手段で口を塞がれた。それに対抗する手段がないわけじゃないけ