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地下室の猫を拾う

地下室の猫を拾い、ほこりを払ってブラッシングして、頬ずりしたりお腹に顔を埋めて匂いを嗅いだりする文章たち。
ぼくの地下室にも、あなたの地下室にも、理不尽に傷つけられて息も絶え絶えになった猫がいると思う。その… もっと詳しく
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【定期購読マガジンに関するお知らせ】

こんばんは。 定期購読マガジンなのですが、あいかわらず月1更新から脱し切れず申し訳ございま…

伊藤チタ
3週間前
1

彼の「正しさ」がときどき苦しい

パートナーことヒガンテくんは、几帳面で真面目な性格をしている。彼の言うことは基本的にいつ…

伊藤チタ
1か月前
5

結婚5周年、発覚した彼の問題について。

虐待サバイバーであるぼくがシス男性と法律婚を選択した理由は、これまで何度か書いてきた通り…

200
伊藤チタ
2か月前
11

不死鳥のプライドを傷つけた日のこと。

約2年弱、不死鳥もといはんめ──母方祖母と半同居生活を送っていた。20歳ごろ、関西の大学に…

500
伊藤チタ
3か月前
3

空想からの離脱について

本格的にエッセイを書くようになったのはライターとして独立してからのことだ。それまでぼくは…

500
伊藤チタ
4か月前
3

不死鳥(身体喪失済)、孫にエルメスを貢ぐ。

その日は肌寒く、上着を羽織らなかったのを少しだけ後悔した。目的地に着いてスタッフに名前を…

500
伊藤チタ
5か月前
9

母との関係の再構築。近づき過ぎたり、境界を見失ったり。

有料
500

「書く」ことを手放したくないから、「伊藤チタ」になった。

「ああ、もう"チカゼ"として書いていくのは無理だな」と思ったのは、正直に言うと去年の今頃だ…

500
伊藤チタ
7か月前
14

フラッシュバックを起こす人間の、となりにいるひとのこと。

寛解していたうつが再発して1年が経つ。あれからぼくは、毎晩悪夢にうなされている。喚き、叫…

500
伊藤チタ
7か月前
7

母を赦したいのか、赦せるのか。

ずっとずっと膠着状態だった問題に、一応のところ蹴りがついた。そしてぼくは迷っている。母を…

300
伊藤チタ
9か月前
12

公開できない手紙、そして喉に残る痛み。

TwitterのTLでそれを知った翌々日くらいから、喉に違和感を覚え始めた。そしてすぐに発熱した…

伊藤チタ
9か月前
12

【お知らせ】いつも読んでくださっているみなさまへ。

こんばんは。 いつも『地下室の猫を拾う』を読んでくださるみなさまへ、お知らせがあります。

伊藤チタ
10か月前
10

除霊の方法を模索する。

一昨日の夜中、叫んで飛び起きた。現実と虚構が織り交ぜられた、いやにリアルな夢。ぜいぜいと…

伊藤チタ
10か月前
7

結婚式で「親への手紙」を読まなかったことを、けっして後悔などしていないけど。

2022年における平均初婚年齢は、夫31歳・妻29.5歳らしい。ぼくは26歳のときに夫と婚姻届を提出したから、現代では早いほうだったのだろう。そもそも結婚願望自体がなく、親から逃れるための手段として結婚を選択したため、当時はそんな感覚なかったけれど。他者との共同生活などおよそ向かないぼくの気質をよくよく知ってる友人たちから、「チカゼが結婚するなんて」と目をまんまるにされていた。し、今でも「まさかチカゼが」と結婚記念日が近づくたび言われる。