マガジンのカバー画像

地下室の猫を拾う

地下室の猫を拾い、ほこりを払ってブラッシングして、頬ずりしたりお腹に顔を埋めて匂いを嗅いだりする文章たち。
ぼくの地下室にも、あなたの地下室にも、理不尽に傷つけられて息も絶え絶えになった猫がいると思う。その…
¥250 / 月
運営しているクリエイター

記事一覧

トラウマ

高校生のとき、いわゆる学校裏サイトに名指しで悪口を書かれた。その書き込みをしたのは、中学…

300
伊藤チタ
3週間前
3

性被害経験を公にしたこと、心境の変化

ランドリーボックスさんで、学生時代に遭った性暴力について書かせていただいた。 これを書く…

300
伊藤チタ
1か月前
3

【定期購読マガジンに関するお知らせ】

こんばんは。 定期購読マガジンなのですが、あいかわらず月1更新から脱し切れず申し訳ございま…

伊藤チタ
2か月前
2

彼の「正しさ」がときどき苦しい

パートナーことヒガンテくんは、几帳面で真面目な性格をしている。彼の言うことは基本的にいつ…

伊藤チタ
3か月前
5

結婚5周年、発覚した彼の問題について。

虐待サバイバーであるぼくがシス男性と法律婚を選択した理由は、これまで何度か書いてきた通り…

200
伊藤チタ
4か月前
11

不死鳥のプライドを傷つけた日のこと。

約2年弱、不死鳥もといはんめ──母方祖母と半同居生活を送っていた。20歳ごろ、関西の大学に…

500
伊藤チタ
5か月前
3

空想からの離脱について

本格的にエッセイを書くようになったのはライターとして独立してからのことだ。それまでぼくは小説ばかり書いてきた。中学生で開設したブログに純文学もどきのBLを書き連ねていた。ときおり日記のような散文のようなものを載せてはいたけれど、それでも9割がたは物語だった。

¥500

不死鳥(身体喪失済)、孫にエルメスを貢ぐ。

その日は肌寒く、上着を羽織らなかったのを少しだけ後悔した。目的地に着いてスタッフに名前を…

500
伊藤チタ
8か月前
9

母との関係の再構築。近づき過ぎたり、境界を見失ったり。

500
伊藤チタ
8か月前
6

「書く」ことを手放したくないから、「伊藤チタ」になった。

「ああ、もう"チカゼ"として書いていくのは無理だな」と思ったのは、正直に言うと去年の今頃だ…

500
伊藤チタ
9か月前
14

フラッシュバックを起こす人間の、となりにいるひとのこと。

寛解していたうつが再発して1年が経つ。あれからぼくは、毎晩悪夢にうなされている。喚き、叫…

500
伊藤チタ
9か月前
7

母を赦したいのか、赦せるのか。

ずっとずっと膠着状態だった問題に、一応のところ蹴りがついた。そしてぼくは迷っている。母を…

300
伊藤チタ
11か月前
12

公開できない手紙、そして喉に残る痛み。

TwitterのTLでそれを知った翌々日くらいから、喉に違和感を覚え始めた。そしてすぐに発熱した…

伊藤チタ
1年前
12

【お知らせ】いつも読んでくださっているみなさまへ。

こんばんは。 いつも『地下室の猫を拾う』を読んでくださるみなさまへ、お知らせがあります。