見出し画像

結婚5周年、発覚した彼の問題について。

虐待サバイバーであるぼくがシス男性と法律婚を選択した理由は、これまで何度か書いてきた通り、実を言うと「家を出たかったから」だった。分籍をして両親と家族でなくなる、その選択肢を取れるほどには当時のぼくはまだ父親の支配から抜け出しきれていなかった。でも「結婚」なら、表面上は穏やかに父の手から逃れられる。そんな不純な動機で彼と家族になることを決意した、そのバチが当たったのだろうか。

パートナーが、「ぼくに対する適応障害」だと診断された。

ここから先は

3,063字

¥ 200

読んでくださってありがとうございます。サポートはFIP闘病中の愛猫エピーの治療費に使わせていただきます。