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創作に役立ちそうな記事

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小説やエッセイを書く上で役立ちそうな記事を集めてみました。自分にも、他の皆様にも役に立てれば良いと思っています。
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2021年9月の記事一覧

小説投稿サイト『ノベルアップ+』を1か月つかってみた感想!

小説投稿サイト『ノベルアップ+』を1か月つかってみた感想!

さて今回使ってみたのは比較的新しい小説投稿サイト『ノベルアップ+』です。小説投稿サイトめぐり第6回になります。

1回目から5回目まではこちらのマガジンからどうぞ。
これまでに『カクヨム』『monogatary.com』『NOVEL DAYS』『エブリスタ』『小説家になろう』の感想を書きました。

では総評です

POPで使いやすいし、なにもしていなくても新規投稿が読まれやすい。多分滞在している人

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自分の作品の1番のファンは自分

自分の作品の1番のファンは自分

今日は、Rea-Jenee Japanの作品を少し紹介したいと思います。
そして子供に対して愛情を持つように、僕は自分の作品に愛情を持っています。

田舎での実活動がメインですが、時々デザインを描いたり、作品を作ったりクリエイターもどきの活動もしています。可愛い系のイラストやデザインは苦手で、基本的には幾何学的な模様や、細かい模様をひたすら書き込むようなデザインが多いです。

焚き火っていいなぁ、

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スランプに陥るのは良い兆候かもよ

スランプに陥るのは良い兆候かもよ

 スランプ、経験ありますか?

 何事も長くやっているとスランプに陥ってしまうものです。
 私は昔から趣味で小説を書いていますがやはり時々スランプは訪れます。
 noteでこの記事を見ていらっしゃる方なら、まさにnoteの投稿で思い悩んでいるかもしれませんね。

 もしあなたが今スランプを感じているのなら、モヤモヤした気分につきまとわれて苦しいことでしょう。

 思い通りに事を運べないのはイライラ

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2021 本のだしを取る

2021 本のだしを取る

 小説の資料を集めるとき、または読書感想文や雑文を書くとき、私は本の重要な部分をPCに打ち込みます。
 この作業を「本のだしを取る」と言います。

 本を読むとき、私は一番小さな付箋を用意して、大事だと思う文章の上部にペタペタ貼っていきます。
 次に読むときは、付箋のついた部分を読み返します。そして不要な付箋を外します。
 残った付箋の文章をPCに打ち込みます。資料を自分しか読まない場合は、送り仮

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ふわふわと妄想していることを頭の中から出したとき、初めて現在地が分かる

コンテスト用の小説を書いている。

推敲に時間がかかっていて、いや、「これで大丈夫かな」という不安でなかなか投稿ができていないのが正直なところ。どこかで区切りをつけないといけないのに、何十回と読み返してしまう。ううう。

小説関係なく何かを作ったとき、やってみて始めて気づくことがたくさんあるよね。

頭の中でふわふわと妄想しているときは、「結構いい感じにまとまりそう!」「できそう!」と思うけれど、

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ルビの話

ルビの話

 小説書きというよりは編集の領分に入るのでさほど一般的な有用性はないかもしれないが、noteにルビ機能が実装されたことだし、同人誌制作の役に立つかもしれないので、ルビの話でも。

 以前『小説の書きかた私論』の余談として、こんなコラムを書いた。

 以下、一部加除修正のうえ抜粋。

 小説の「登場人物名のルビ(ふりがな)」に着目したことがある人は、果たしてどのくらいいるだろうか。
 少なくとも私が

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書きにくいことは小説にしてしまおう

書きにくいことは小説にしてしまおう

今年に入り、noteで小説を書いている。うまいか下手くそかは置いといて、自分の書いた小説はけっこう気に入っている。難しいけれど、エッセイとはまた違った楽しさを味わえる。

なので私は、エッセイしか書かない人でもぜひ小説を書くことを勧めたい。

理由はふたつあって、ひとつは表現力が広がること。これはいろんな方が言ってそうだから説明を省こう。

私が小説を勧める理由はふたつめが大きい。それは、書きにく

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漫画のネームが作れるWorldMaker触ってみたよ

 誰でも漫画のネームが作れるという触れ込みの『World Maker』のオープンβが始まりましたね!

 普段小説やシナリオを書いている身からすると、絵が描けない人間でも漫画を描く真似事ができるというのは素晴らしい遊びの発明だと思います。
 こんな面白い遊びを提供してくださる少年ジャンプ+さんには頭が上がりません。

 頭は上がらないけど早速この新しいおもちゃをしゃぶり尽くしたいぞ~~!

 そん

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自己破滅型の小説家が最後に書き終えた作品|太宰治『人間失格』|monokaki編集部

自己破滅型の小説家が最後に書き終えた作品|太宰治『人間失格』|monokaki編集部

こんにちは。「monokaki」編集部の碇本です。

9月も後半に入り、今年も残り3ヶ月と少しになりました。来年の事を言えば鬼が笑うと言いますが、現状はまだ「コロナ」の猛威の終わりが見えないため、明るい未来を想像しにくい人の方が多いのではないでしょうか。
そう考えるとこの2年近くはそれ以前とは決定的に違う生活となり、ある意味では「非日常」だったものが徐々に「日常」になっていった時期であるとも言えま

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ご質問にお答えします(17)群像劇を書くには

ご質問にお答えします(17)群像劇を書くには

 はい、ということでございまして、あっちゅう間に夏も過ぎ去り、涼しく過ごしやすくなってまいりました。この時期ねー、風邪ひきやすいんだよな。サンダルと薄掛け布団から切り替えるの遅くなって。今、風邪ひくと紛らわしいですからね。みなさまもお気をつけくださいませ。

 さてさて、今回はまた頂いたご質問にお答えしていこうかなと思います。では、質問はこちら!

 ええと、小説書き始めて1年でもう長編一本書き上

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リレー形式の小説投稿サイトを個人開発で作った話

リレー形式の小説投稿サイトを個人開発で作った話

リレー小説の投稿サイトのリレイブというサイトを公開しました。

そもそもリレー小説がどういうものかわからない方もいるとは思いますが、そのあたりも説明しながら記事を書いていこうと思います。

■リレー小説とはリレー小説というものを聞いたことがあるでしょうか?

名前の通りリレー形式で複数人が順番に記述して作られる小説のことです。
このリレー小説をするサイトがリレイブです。

■サイトを作った理由リレ

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小説の楽しいところ(書く側にとって)とは!!

小説の楽しいところ(書く側にとって)とは!!

 私は小さい頃から小説を書くのが趣味でした。
 趣味が高じてシナリオライターの仕事をいただいたりもしています。

 小説ってめちゃくちゃ楽しいんです。
 読むのももちろん楽しいですよ。
 しかし、書くのもすごく面白い体験ができるのです!!

 小説を書くことで体験できる楽しさについてご紹介したいと思います。

小説で味わえる3つの楽しさ 小説を書くと楽しい体験がいっぱいできます。
 こんな3つの楽

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夜は好きな短編を書くことにした

夜は好きな短編を書くことにした

この二年間、スランプだった。
いや、ライジングの連載をしてたし、単行本も出してたじゃないか、と言われるかもしれないが、わた定シリーズは目をつぶっても書けるのだ。東山結衣という登場人物が、自分で言うのもなんだが、よく動くキャラクターなので、必ずなんとかしてくれる。でもこの三年間、他の作品は難航していた。

ドラマ放送中に、連載二つが始まったが、一つはうまく書けなくなり、書き下ろしに変えてもらった。も

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2021 『〈穴埋め式〉アウトラインから書く小説執筆ワークブック』でBLを書いた

2021 『〈穴埋め式〉アウトラインから書く小説執筆ワークブック』でBLを書いた

 こんにちは。白です。
 今回はフィルムアート社のK.M.ワイランド著『〈穴埋め式〉アウトラインから書く小説執筆ワークブック』を使ってBL小説を書いたよというお話です。

https://www.amazon.co.jp/dp/4845921006

 前回私はワークブックでお話の下地を作り、プロットを制作しました。
 私はもともとパンツァー(お話を行き当たりばったりに書く人)で、いつかプロット通

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