ふわふわと妄想していることを頭の中から出したとき、初めて現在地が分かる

コンテスト用の小説を書いている。

推敲に時間がかかっていて、いや、「これで大丈夫かな」という不安でなかなか投稿ができていないのが正直なところ。どこかで区切りをつけないといけないのに、何十回と読み返してしまう。ううう。


小説関係なく何かを作ったとき、やってみて始めて気づくことがたくさんあるよね。

頭の中でふわふわと妄想しているときは、「結構いい感じにまとまりそう!」「できそう!」と思うけれど、いざやってみると全然進まないことが多い。

足りないパーツがありすぎて、あれ?何から始めたらいいの私?と自分のちっぽけさが情けなくなってしまう。

今の私がまさにそうかもしれない。note以外でも小説やエッセイをポツポツ書いているけれど、下手すぎて震える。書きたいのに言葉がスラスラと出てこなくて、頭の中で妄想していたシーンを描きたいのに、描写するための言葉の紡ぎ力が足りない。

常に「うぐぐ」といった気持ちを抱えている。しんどい。

でも、ちゃんとこの「うぐぐ」という気持ちを知ってよかったなとも思うんだ。

なぜなら、頭の中に描いた妄想を出してみて、初めて自分の現在地が分かるというか。「あなたは〇〇が足りないよ」とアドバイスをもらえるというか。もっと力を注いでいきたいな、いかないとなと、エネルギーを向ける方向を教えてくれるから。





「〇〇したいけど、何から始めたらいいですか?」
「うまくなりたいけれど、何をしたらいいですか」

なんて聞きたくなるけれど、まずはその上手くなりたいものをやってみると、次のアクションが分かるんだと思う。

この「わかんないけどやってみる」って、結構「うぐぐ」とダメージを食らってしまうと思うんだけど(私の場合できなさすぎてw)、この「うぐぐ」は早いうちに体験しときたい。

めちゃんこ辛いし、自分の下手さに泣きたくなるけど、“できない理由”がそこにあるんだよね。やってみて初めて、迷子になっている自分に現在地を教えてくれるんだよね。

頭の中でふわふわ妄想しているうちは、0のまま。

0のままなら傷つかないで済むけれど、私はやっぱり書けるようになりたいから、妄想を外に出してみる。1にも、2にもしたい。現在地を知って、足りないものを補って、目的地に向かいたいな。

最後まで読んでいただきありがとうございます!短編小説、エッセイを主に書いています。また遊びにきてください♪