スランプに陥るのは良い兆候かもよ
スランプ、経験ありますか?
何事も長くやっているとスランプに陥ってしまうものです。
私は昔から趣味で小説を書いていますがやはり時々スランプは訪れます。
noteでこの記事を見ていらっしゃる方なら、まさにnoteの投稿で思い悩んでいるかもしれませんね。
もしあなたが今スランプを感じているのなら、モヤモヤした気分につきまとわれて苦しいことでしょう。
思い通りに事を運べないのはイライラします。
以前の自分の方が優れていたように感じると、とても悲しくなりますね。
だけどあなたがスランプに陥っていることを自覚できているのなら、そこまで悲観しなくてもいいのかもしれません。
なぜならスランプを利用できれば、あなたは大きく成長できるですから。
スランプを利用しよう
弱点を克服する。
それは自分を成長させる上で欠かせないことです。
しかし人間は自分の弱点になかなか気が付けないものです。
気付いていても、直そうと発起するのは大変です。
大体の場合は見ない振りして先送りです。
しかし弱点を克服せざるを得ない状況もあります。
その1つがスランプに陥って困り果てている時です。
考えてみれば、そもそもスランプに陥っている以上はなにかが不足しているのです。
その弱点、その不足を放置してスランプの解消を望むのは少しばかり遠回りな道のりと言えます。
近道はやっぱりスランプの原因を叩きのめしてレベルアップする方法。
スランプによって窮地に追い込まれれば少しは努力するモチベーションも湧き出てきます。
窮鼠猫を噛むってやつですね。
ピンチに陥った反動で努力をして、スランプをやっつけ成長する。
これがスランプを利用したレベルアップ方法です。
そうそう、不足ではなく「欠けた」という可能性もスランプでは考えられますね。
意識していない部分で変なクセがついてしまったのかもしれません。
良かれと思って変えたことのせいで全体のバランスが崩れたのかもしれません。
そういうスランプの原因を探ることがまず大切ですね。
原因がわからなければ対処もできません。
やみくもに解決をはかるというのは、一発で成功したらラッキーですが迷走の危険もあります。
ですからまずは原因を探します。
自分になにが足りないのだろう?
どういう努力をしたらスランプ前よりも良い状態になれるだろう?
今の自分を観察して、探ってみてください。
もしかしたら探すまでもなく原因が特定できているかもしれませんね。
とても理想的なスランプの陥り方です。
努力に慣れている人は自分の不足を見つけるのも得意ですから、スランプを機に自分自身を見つめ直して分析を試みるとよいでしょう。
自覚のないスランプに注意して
この記事の最初の方で私はこんなことを書きました。
『スランプに陥っていることを自覚できているのなら、そこまで悲観しなくてもいいのかもしれません。』
スランプに陥った時、大抵は明確に調子が狂って気が付けるはずです。
しかしたまに……自覚のないスランプに陥ることもあります。
私は文章を書くことにおいてその自覚なきスランプに陥った経験が何度かあります。
なんならライターの仕事を始めた当初はその自覚ないスランプ真っただ中にいました。
スランプであることを自覚できないと非常に厄介です。
まるで
気付かないままどんどん悪化していくこともあり得ます。
ではどんな時に自覚できないスランプが来るのでしょうか?
その答えは「調子が悪くても一定の実力が発揮できてしまう時」です。
ある程度の実力がつくと常に安定したクオリティーを出せるようになります。
たとえばライターの場合なら、締め切りを守れて報酬がもらえれば最低限のクオリティーは出せていることになるでしょう。
その「最低限」をスランプ中でも達成できちゃうせいで、スランプを自覚しにくくなるのです。
私はライターの仕事を問題なくこなせていて、リテイクも全く食らいませんでした。
趣味の小説だってバンバン書けていました。
でも実際にはスランプに陥っていて、文章の質が過去の自分より下がっていたのです。
私は異常を自覚できなかったのでそのスランプに1年以上気が付きませんでした。
一定の実力があればこそスランプ中でも問題なく作業をこなせます。
作業が滞らないのでスランプに気が付けません。
ですから実力に自信がついてきた人は、この自覚なきスランプに注意した方がよいと思います。
裏を返せば、そこまで実力を磨けた人であるならスランプにさえ気が付ければさらに実力を伸ばせるかもしれません。
スランプはあなたに成長を強いてきます。
成長は良いことですから、スランプも悪いことばかりではありません。
乗り越えてスランプを糧にしてしまいましょう!