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創作に役立ちそうな記事

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小説やエッセイを書く上で役立ちそうな記事を集めてみました。自分にも、他の皆様にも役に立てれば良いと思っています。
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2020年7月の記事一覧

小説投稿サイトユーザーが、今更個人サイトを作ってみたらとても楽しかった話【Wix】

小説投稿サイトユーザーが、今更個人サイトを作ってみたらとても楽しかった話【Wix】

私は小説家になろうやカクヨムなどの小説投稿サイトのユーザーで、SNSはTwitterとnoteの二つを使っています。

どのサイトもそれなりに気に入って使っているのですが、自分の所在がばらばらですわりが悪いなと思うことが多々ありました。

「自分の作品は全部ここから読めます!」という場所がないのは、どうにも心もとないというか…。

そんなわけで、今更ですが個人サイトを作ることにしました。
投稿サイ

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創作家のスランプ回復にすごく良さそうな「アーティストウェイ」というワークをおすすめする

創作家のスランプ回復にすごく良さそうな「アーティストウェイ」というワークをおすすめする

「ずっとやりたかったことを、やりなさい。(原題:The Artist Way 創造者の道)」というワークブックが、すごく良いので、おすすめの記事です。

こんな人におすすめです☟


この本の著者は、ジュリア・キャメロン。
映画やテレビのライター、ディレクター、映画監督など、びっくりするほど多彩な創作活動を送っている人だ。
彼女が行うワークショップをまとめて書籍化したのが、この本だ。

「一週間

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タイトルの付け方

タイトルの付け方

 ↑を見てもらえば分かる通り、類まれなるタイトルセンスを持つ私ですが、ショートショートを書き始めた頃は、題名は作品を完成させるための最後のピースでもあり、大きな課題でもありました。

 本記事では、タイトルに関する自分なりの考えをいくつか投下します。といってもこだわりは人それぞれでしょうから、自分の中で一家言ある人はぜひコメントを残していっていただけると嬉しいです。

 ちなみにゲームの主人公の名

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できるだけ長く、遠くへ

できるだけ長く、遠くへ

作家としてデビューしたものの、その一作目が売れなかったために最初の出版元では二作目が出せなかった、という話は何度か書いた。

二作目が出せないと決まった時、驚くことに、自分はまったく悲観していなかった。
それは自分がデビューした時点で、漫画原作者として何年か仕事を続けていたためだ。
自分のいた漫画の業界では、デビューして単行本を出したなどの実績があれば、それを名刺代わりに出版社に企画を持ち込みして

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日常をおもしろがれる力のこと

日常をおもしろがれる力のこと

村上春樹さんが、読者からの質問にこう答えていたのを見たことがある。うろ覚えなので、細かいニュアンスが違ったらごめんなさい。

いまの会社の仕事がおもしろくなくて、このまま人生が過ぎていくのがいやだという質問者に、村上さんは「いまの仕事をおもしろがれるようになるか、仕事を替わるかどちらかですね」と答えていた。

その答えに「ほう」と思ったのを覚えている。

私も、若かったころは、娯楽以外のことをみん

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月額制で記事を販売しよう!noteのサブスク「定期購読マガジン」の活用事例、続けるポイント

月額制で記事を販売しよう!noteのサブスク「定期購読マガジン」の活用事例、続けるポイント

「定期購読マガジン」は、月額料金を支払った購読者に向けて、定期的に記事を配信できる機能です。自分の考えや知識に共感してくれる人に向けて、定期的に記事を配信してみませんか?この記事では、人気の定期購読マガジンの事例と、マガジン運営のポイントを紹介します。

人気の定期購読マガジン事例
事例紹介1)吉本ばななさん / どくだみちゃん と ふしばな
人気小説家、吉本ばななさんによる定期購読マガジン「どく

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note活用方法#2 - 有料マガジン

note活用方法#2 - 有料マガジン

noteでは、文章をはじめ、音声やイラスト、動画など、さまざまなコンテンツを販売することができます。
note活用法#1でご紹介した有料記事がある程度の数になったら、好きなテーマにまとめてマガジンの形で販売できます。
この記事では、はじめて有料マガジンをつくるときのポイントと、参考になる事例を紹介します。

有料マガジンとは? 有料マガジンは、本や雑誌をつくるイメージで、複数の記事を1つのパッ
 

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note活用方法#1 - 有料記事

note活用方法#1 - 有料記事

noteでは、文章をはじめ、音声やイラスト、動画など、さまざまなコンテンツを販売することができます。

この記事では、はじめて有料記事をつくるときのポイントと、参考になる事例を紹介します。

有料記事とは? 有料記事は、記事1本ごとに値段を付けて販売できる機能です。記事を書い
 たあとに「公開設定画面」で価格と有料エリアを設定するだけで、かんた
 んに販売できます。

有料記事をつくるときのポイン

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noteをさらに活用して、創作のフィールドを広げよう

noteをさらに活用して、創作のフィールドを広げよう

noteにはクリエイターが創作の幅を広げるために、「コミュニティでつながる」「コンテンツをとどける」ための4つの機能をご用意しています。

このシリーズではそれぞれの機能の特徴と、実際に活用しているクリエイターやコンテンツの代表的な事例を紹介します。

1. 有料記事noteでは、書いた記事を有料で販売することができます。あなたが持っている知見や、独自のノウハウを、記事として発信してみましょう。は

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Q.文章がワンパターンになってしまいます|海猫沢 めろん

Q.文章がワンパターンになってしまいます|海猫沢 めろん

新しい日常には慣れてきましたか?
ぼくはまったくいつもと変わらず家の中なので古い日常のままですが、世間は新しくなってしまいマスクを強制される毎日です。
こないだひさしぶりにマスクして飛行機とバスにのったら息苦しくてパニック発作が出そうになったので、新しい日常に怒りを覚えているめろん先生ですがぼくは元気です。
それはともかく今月の相談はこちら。

今月の相談者:うとうと(18歳) 
執筆歴:3年

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ブックレビュー ロバート・マッキー著『ストーリー』(13)第3部 ストーリー設計の原則 重大局面、クライマックス、解決

ブックレビュー ロバート・マッキー著『ストーリー』(13)第3部 ストーリー設計の原則 重大局面、クライマックス、解決

投稿の間隔が空いてしまい、申し訳ありません。
『ストーリー ロバート・マッキーが教える物語の基本と原則』のレビュー第十四回を投稿します。
(各回をまとめたマガジンはこちらです。)

※ こちらのレビューは、非常に内容が濃い本書を私なりにまとめた「概要」です。
興味をお持ちになった方は、ご購入の上、本レビューを副読本的にお読みになることをお勧めします。

第3部 ストーリー設計の原則
13 重大局面

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ご質問にお答えします!『脚本を書く前にアウトラインを作りますか?』

ご質問にお答えします!『脚本を書く前にアウトラインを作りますか?』

脚本家志望の方から、こちらのご質問をいただきました。

ご質問ありがとうございます。

【質問者さん以外のみなさんのための補足】まず、質問者さん以外のみなさんのために補足をします。
脚本は、小説とは違う独特の書式で、セリフとト書きを使ってストーリーを描いていきます。
質問者さんは、私が原稿を書く際に「最初から脚本形式で書き始めるのか? それとも先にアウトライン(一般にプロットと呼びます)を書くのか

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何度も何度も読んでもらうことの大切さ#磨け感情解像度 優秀賞入賞に寄せて

何度も何度も読んでもらうことの大切さ#磨け感情解像度 優秀賞入賞に寄せて

こんばんは、上田です。

さて、いろいろなところで話題になっているので、もうご存じの方も多いと思いますが、illyさん(入谷 聡さん)が主催の、noteで大フィーバーした私設賞「#磨け感情解像度」コンテストで、なんと思いがけず優秀賞に選んでいただきました。

私の応募作はこちら。

発表のnoteはこちらです。

選んでくださった主催のillyさん、そしてまとめ隊のサトウカエデさん、カラエ智春さん

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