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孤独の宿命 余命データと美学考察

生涯未婚率25%、4人に1人が未婚のまま、それも早期に死を迎える。さらに50歳で有れば同級生が4人に1人が死ぬ有様だ。男性の平均寿命が80歳を超える現代医療であっても、独り身では中央値は65歳で多くは亡くなる。生涯未婚率は今後も上昇傾向は明白であり、死亡年齢の総数は増えることだろう。

老後を考え積立NISAや個人年金をやっている場合ではない。それでも老後の不安のため約束もされていない財形貯蓄や資産運用に、お金に信仰すべき理由が私には見当たらない。

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原因は食事なのか、孤独なのか分からない。しかし突きつけられた死亡年齢の現実は直視すべきだ。65歳で同い年は半分以上が亡くなっている。70歳にもなれば100人いたら77人が死んでいる。平均値ではなく中央値で計算しているのでより実態と伴っている数字と見ていいだろう。ここに数字のマジックはないと言っても差し支えはない。

20代と30代の死因の一位が自殺ということは周知の事実だとして40代以降から癌など生活習慣病などが目立つ。未婚まま40歳を超えた後の結婚率も悲惨と言っても差し支えのない数字が出てくる。少しググれば誰でも一次情報は調べられるはずなのでここでは割愛します。

ここで改めて「個人の幸福度」さらには「孤独者の余命」に言及していく。変えようのない現実に、約束されない明日に生きるよりも「今を生きる」ことに命を焦がすべきだ。守る、守られる伴侶がいないので有れば尚更だ。私を含めた孤独者は享楽主義や快楽主義に極振りしてでも「今、今日だけを幸せに生きる」「明日は計算に入れない」「既婚者と合わせた人生の答え合わせなどしても無駄」とまで強く述べるべきだろう。

このデータには収入別に分布されていないつまりは等しく平等な数字と解釈出来ます。未婚者は労働に、お金に「貴重な時間を必要以上に消費」しても迫る死亡率は変えられない。健康をお金で維持しようがそれは人として生きる本質を遠ざけることにしか思えない。己の時間を消費してでも長く生きることを美徳にするのは「家庭持ちの美意識」で、孤独な単身者は他の「滅びの美学」をそれぞれが持つべきだとも強く主張したい。

極端な話、長生きしたければ結婚して支え合えばいい、子供の必要性は分からないが伴侶を思いやって共に過ごせば平均寿命は世界トップクラスなのだから。そうしたら積立NISaや個人年金、さらには厚生年金も機能することでしょう。未婚者の多くはその恩恵を受けることが出来ないのです。

生涯未婚者に人格的な問題がある比率が多い理由もあるだろう、生まれながらに身体や精神に大きなハンデを持っている人もいるだろう。しかし既婚者はそれが少ないというそんな差別に満ちたエビデンスは私には見つからなかった。思い込みはよくないよ。離婚率だって35%なんだからね、独身者と既婚者の間に大した人格的や障害的な差はないだろう。

話を整理しましょうか。独身者の読者さま向けに強く申し上げたい、私は独身です。とある事情を持った出自にため結婚を避け、さらにはスペックとしては底辺と言ってもいい社会不適合者です。道を間違え拝金主義にも走りましたが、内省的に得られたものは何一つありませんでした。きっと独身者の皆さまも結婚をしない選択肢を選んだ方は、私と大きな違いはないと信じています

仮にまだ結婚に淡い期待を持つので有れば滅びの美学は持つことはなく、慎ましくチャンスを窺い労働に時間を消費し貯蓄や出会いの機会を増やすべきでしょう。今もそういう人たちが多くいる中で生涯未婚率が25%という現実は忘れてはいけない。

もちろん、年齢別の離婚経験者はデータに入っていませんので悪しからず。私が危惧しているのは今後も増えていくであろう生涯未婚者に向けて警鐘を少し鳴らしたく書いたコラム的なことなのです。そして私自身のことを正当化しているわけではありません。あくまでふんわりした暗い未来を、決定的な事実があること憂いているだけで、一緒くたにした平均寿命に惑わされるのは危険ですということです。

せめて無理に結婚をしないでいいかなと思い頂いた独身者の方、よろしければスキを頂いていいですか?それがないとさらに迫る私の孤独に死亡年齢が後押ししてきそうなので、、既婚者も歓迎しますよw

ではまた!





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メンヘラで引きこもり生活困窮者です、生活保護を申請中です。ガスも止めてスポーツジムで最低限の筋トレとお風呂生活をしています。少しでも食費の足しにしたいのが本音です。生恥を重ねるようで情けないのですがお慰みを切にお願いします。