見出し画像

【創活】における「感情」に紐づく『想い出』分析 ⑧《『嫌悪』の感情 》


【終活アドバイザーつよし監修】想い出を紐解く8つの感情

【嫌悪】の感情について

『嫌悪』とは

『嫌悪』とは
心理的・感覚的に不快であったり
気持ち悪いと感じることです。

この感情は
自分や他人やものごとなどに対して
感じるものであり
心理的苦痛や人間関係への影響
そして
生き残るため
病気や危険から身を守る役割

果たすこともあります。

自分にとって
相性が悪く
苦手だなと思う人に対する感情から
「他人の握ったおにぎりは
 食べることが出来ない」
などといった観点まで広げて
自身の感情を捉えて分析していきます。


『嫌悪』の感情の『想い出』との向き合い方

『嫌悪』の感情は先程の「おにぎり」の他に
■大勢の人がいる場所での他人の咳やくしゃみ
■口にすると身体に不調を来たす食べもの
■集合体恐怖症などに見られるような
特定の事柄に対する嫌悪感
など
病気や感染・身体的不具合を防ぐために発達した
身を守るための
予防的感情の側面
があります。

さらに
人や動物の死体や血液などに対する嫌悪感
戦争や殺戮の映像や作品の鑑賞を
避けるという行動にも変わっていきます。

また
社会的な秩序や正義を乱す不正や暴力など
道徳的側面に対する
嫌悪感
もあるかもしれません。

自分の価値観や信念や
身体的感覚的特徴を
把握していく過程
において
それと同時に
「なにを嫌いなにを好むのか」
「どのようなことをされたくないか」

などを知り言語化していくことは
『嫌悪』するものに
近付かないように自分を戒めたり
『嫌悪』するものを
克服する努力をすることなど
行動や思考を改善するきっかけ
にもなります。

一方で
『嫌悪』の感情は
過度に敏感になると
心理的な苦痛や
ストレスを引き起こす
こともあり
自分や他人を過剰に嫌悪することで
自己嫌悪や
人間不信に陥る可能性
があります。

また
自分と異なるものや人に対して
拒絶や敵意を持ってしまう嫌悪感は
偏見や差別の原因にもなり得ます。

人生における『嫌悪』の感情は
「生きかた」や考え方を支えるものですが
同時に
自分のココロや人間関係を
壊したり傷付けるもの
でもあります。

つまり
『嫌悪』の感情は
自分にとって
「害のあるもの」から距離を置く判断をし
積極的な回避行動
を引き起こします。

過去の自分が体験・経験してきた
忌み嫌う出来事である
ネガティブな『想い出』から
今後の人生において
『嫌悪』の感情を
どのように上手にコントロールしていくのか。

もちろん
そのまま変えなくても構わない
ココロの動きからの行動様式もあると思います。

自分の感情を客観的に観察し
自分や他人を肯定する可能性の存否を
探っていくことは
「生きかた」を再度見直し
構築していくために必要なこと
です。

また
人生を長期的視点で見ていく際に
いずれ人は
判断力や身体的能力が衰え
「自分のことが自分で出来なくなる」ときを
迎える可能性を考えなければならない
です。

そのときには
家族を含む他人に
身の回りのお世話をしてもらうことになります。

その状態で日常生活を送る際に
▢されたくないこと
▢性格的にこんな人が自分には合わない
▢心身に影響が出るようなものごと

など予め記録していくつもりで
自己分析を進めていくことが有効です。

【サブスクのご案内】
『メンバーシップ』ではさらに
詳しくご説明させていただきます。
是非ご検討いただきたいです。
宜しくお願い致します。

この記事が参加している募集

#スキしてみて

524,761件

充実した活動のために サポートいただければ大変喜びます! けどそれよりも、もし参考になりましたら Twitter等での拡散いただきたいです。 宜しくお願い致します!!