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「心」の性質をもっと知りたい、と思う。

「心」の性質をもっと知りたい、と思う。

ついに、子どもたちの夏休みが始まった。

夫は3週間の出張が決まっている。

元気いっぱいな子どもたちのエネルギーを
どうやって発散させるか。

どうすれば子どもたちとの時間を
楽しく過ごせるか。

そんなことばかり考えている。

でも、この怒涛の日々を乗り越えるには
自分の心をどう整えるかが一番大事だったりする。

『心』の性質をもっと知りたい私が、片付けて暮らしを整えたり
カラダを整えることを

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愛し下手。それでも子どもたちを愛せたら。

愛し下手。それでも子どもたちを愛せたら。

この頃、心がざわつく時間が多く
気持ちを落ち着かせるために
松浦弥太郎さんの本を手にとった。

この本では、

何か始めるときには「自分らしさ」を捨てると、
「自分らしさ」がアップデートされていく。

そのために「頭」ではなく「心」を働かせ、
「心」で考えることが大切。

ということが書かれていた。

「心」で考える、ということ「心」で考えるとは、心配りだったり
相手が喜ぶことは何か?と心をつかう

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目標達成するために、揃えて欲しい3つのこと。

目標達成するために、揃えて欲しい3つのこと。

「身口意(しんくい)」という言葉を
聞いたことがあるだろうか?

得たい結果があるなら、
身(行動)・口(言葉)・意(心)
この3つを一致させる必要があるようだ。

自分の『行動・言葉・意識』は一致しているだろうか?この言葉を聞いて、
1番に頭に浮かんだのは、ダイエット。

3つの視点から振り返ってみるとこうだ。

見事に、全てがバラバラ。

たしかに、この3つがバラバラの状態だと
頭が混乱してし

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松浦弥太郎の新しいお金術

松浦弥太郎の新しいお金術

先日、近所の図書館で見つけた
『松浦弥太郎の新しいお金術』。

この本は、節約や貯蓄や投資、
得する運用などのテクニックの話ではない。

松浦弥太郎さんが見つけた
お金に悩まなくなる方法と知恵、法則が
書かれた本だ。

私は、お金の管理に苦手意識があるが、
何よりも松浦弥太郎さんのお金に対する考え方を
知りたくてこの本を手にとった。

テクニックではない、もっと根っこの部分。さすが松浦弥太郎さん。

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文章にその人の人格が表れる、なら。

文章にその人の人格が表れる、なら。

前回に引き続き、
『松浦弥太郎の新しいお金術』より。

「お金術」というタイトルだけど、
お金のことだけではない。

自分自身の在り方や、心の持ち方までも
そっと優しく教えてくれる。

どうして、私はこんなにも
松浦弥太郎さんの言葉が好きなんだろう。

ふと、そんなことを考えた。

文章にその人の人格が表れる、なら10年以上前から、私の本棚には
松浦弥太郎さんの本が並んでいる。

苦しくなったとき

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愛さなくてはいけない、ふたつのこと。

愛さなくてはいけない、ふたつのこと。

最近、読み始めたエッセイに

「寂しさ」と「恐怖」が
私たちを突き動かしている

という趣旨の話が書かれていた。

以前、投稿した自分のTwitterを思い出した。

あながち間違っていなかったようだ。

怖いから、やる。怒られるのが怖いから、やる。
信用をなくすのが怖いから、やる。
ダメなやつだと思われるのが怖いから、やる。

自分が「恐怖」に突き動かされて
行動していると思うと、
少し残念な気

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子どもにイライラするときは、大人のペースを優先している時かもしれない。

子どもにイライラするときは、大人のペースを優先している時かもしれない。

日曜日。

家族と楽しく充実した1日を過ごすために
早朝3:50に起きて自分の時間を確保する。

6:30に散歩から帰宅すると、6歳の次男が
「一緒にお布団で寝よう」と言って起きてきた。

私はもう一度、パジャマに着替えて
布団に戻る。

気づけば、8:30。
二度寝していたようだ。

二度寝から起き上がるのは、本当にしんどい。
カラダも重いし、気持ちも重くなる。

「せっかく気持ちよく1日をスタ

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何事にも、ちょうどいい時間がある。

何事にも、ちょうどいい時間がある。

去年のクリスマス。
7歳の息子のために
キノピオのぬいぐるみをネットで注文した。

送料節約のためだろうか、
ぬいぐるみに合わないサイズのレターパックに
ぎゅうぎゅうに押し込められていた。

配達員さんから受け取った瞬間、
悲しい気持ちになった。

何事にも、ちょうどいい時間がある。最近では、時間管理をしたり、
時短や効率を求めて無駄な時間を減らすことを
よしとする風潮がある。

プレゼント選び1

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ふと、読み返したくなる本がある。

ふと、読み返したくなる本がある。

「ことばじゃなくて、してくれたことで、
あの花を見るべきだった。
あの花はぼくをいい香りでつつんでくれたし、
ぼくの星を明るくしてくれたんだ。」

「人間たちはもう時間がなくなりすぎて、
ほんとうには、なにも知ることができないでいる。
なにもかもできあがった品を、店で買う。」

星の王子さま サン=テグジュペリ 河野万里子 訳

「星の王子さま」ちいさな王子さまは、
大切なものを見失っている大人を

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もしもし、運命の人ですか。繊細な人ですか。

もしもし、運命の人ですか。繊細な人ですか。

GWが終わり、やっと息子たちの幼稚園や小学校も通常モードで始まった。

4月から続いていたお弁当作り、不規則な下校時間、個別面談、書類提出、制服の衣替え、、、。幼稚園と小学校の細かく刻まれたスケジュールを頭に入れて過ごす日々からやっと解放された。

ここ最近、季節的なものもあり、体の疲れが抜け切れていない。
いつも四六時中ぐるぐると思考を巡らせている私にとって、疲れている時期は、思考も停滞し、思考

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「効率」のかわりに、消えていくもの。

「効率」のかわりに、消えていくもの。

「いちからはじめる」松浦弥太郎 p31-32

たとえば、とても忙しくて、夕方のたった二時間で、買い物も食事の支度も子どもの世話もあれこれの雑用もこなさなければならないとき、「ここで自分が果たすべき役目はなんだろう?」と考えてみるのです。
(中略)
「買い物は、なんのため?食事の支度は、なんのため?子どもの世話は、なんのため?この雑用は、なんのため?」
(中略)
一つひとつに確実にあったはずの「そ

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序章の部分から、もっともなことが書いている。

「こうしたい」「こうなればいいな」
そんな「希望」から「怒り」が生じる。

でも、「希望」をもたないのは無理だ。

「怒り」が込み上げてきたときに、
自分が「希望」に執着している自覚をもてたら、少しは冷静になれるのかもしれない。