Mickey

福井で育った私の、世界を旅した旅行記と、アメリカ行きを決めるまで、そしてアメリカでの生…

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福井で育った私の、世界を旅した旅行記と、アメリカ行きを決めるまで、そしてアメリカでの生活における健闘記

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誰が何と言おうと、私たちは自由だ

私は、何か決断をするとき、人に流されたくないと思う。誰かがいるからそこに留まる、とか、辞めたほうがいいと言われたからやめる、とか、安定が重要って言われたから公務…

Mickey
3年前
50

「Tabi」か「Sumu」か

当たり前のことだけど、海外に行く理由が「旅をするため」と「住むため」では全く違う。渡米して生活すること10ヶ月。初めからそんなこと分かっていたけど、最初に知った…

Mickey
2年前
6

自分を売るってことを学んだ

ボスと話し始めると話がいろんな方向に飛躍していき止まらなくなる。そしていろんなことを教えてもらって、私も自分の考えや将来のビジョンについてよく話す。今日はボスか…

Mickey
2年前
5

知らない私、みーつけた

私は根っからの文系人間だと思っていた。数字より文字が好きだし、化学式より文法の方が好きだった。しかし会社でExcelで簡単なデータ分析やスケジュール管理をするように…

Mickey
2年前
4

もっとながく続けていきたい

アメリカに来る前は、アメリカに来たら自分が経験したことや考えたことたくさんNoteに書こう、そして共有しようと思っていた。でも実際ここに来てNoteを更新した回数は6ヶ…

Mickey
2年前
5

JAPAN CULTURE in California

アメリカにきて驚いたことのひとつは日本のことが好きな人が多いこと。 日本食レストランに行けばいつも満杯。ホームパーティーにはテキーラと横にはお寿司。ナイトマーケ…

Mickey
2年前
17

アメリカに来たって。

J1ビザでアメリカに来て、1年半の期限付きで働く。 アメリカで働いてみたいと思っていた私には魅力的にしか思えないビザだった。そして2年間働いていた日本の外資系企業を…

Mickey
2年前
10

環境には適応できると分かった話

たくさんの不安と期待を抱えてアメリカに来て、ようやく2週間が過ぎた。 不安と恐怖でホームシックになり毎日泣いていた私であったが、人間ってはやり環境に適応できる動…

Mickey
2年前
13

不安だけど、とりあえず寝よう。

これまでアメリカには、1ヵ月の滞在を1回、1週間以内の短期滞在を3回した。それらの滞在期間では、確かにカルチャーショックを受けたが、「誰かが守ってくれる」という安心…

Mickey
3年前
11

サンノゼ発砲事件で不安になった私

先日アメリカで起こった発砲事件のニュースが目に入ってきた。2021年5月26日にサンノゼで起こった発砲事件だ。 カリフォルニア州サンノゼの鉄道施設で発砲事件が起き、容…

Mickey
3年前
14

予想外を集めた備忘録

見えない未来は怖い。だから新しいことに挑戦するのは怖い。 だけど新しい一歩踏み出すと、思ってみなかったことばかり起こって面白い。 いい事ばかりではないけれど、た…

Mickey
3年前
15

アメリカ行きの選考に落選して

私が高校2年生の時、マレーシアに行ったのは不純な動機だ。 「アメリカに行った子たちに負けたくない」 勉強は不得意だったが、英語だけはできた。 小学校から通ってい…

Mickey
3年前
11

ビザが発行されなくても想定内

昨日、渡米プログラムにおける第二の関門、大使館面接を終えた。 結果として、ビザ発行は昨日時点で却下された。 というのも、持参した証明写真の背景は白ではなかったか…

Mickey
3年前
13

アメリカ行きを叶えるまで

2021年元旦。「来年の今頃にはアメリカにいますように」と願った。 Time Flies 2週間後にはエージェントにJ1インターンシップへの参加の意思を伝え、2か月後にはインター…

Mickey
3年前
13

Step by Step

はじめまして、Mickeyです。 福井出身で福井の大学に進学し、福井の企業に就職。このまま福井で暮らすと思ったけど、最近アメリカに飛び立つことを決心しました。 noteを…

Mickey
3年前
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誰が何と言おうと、私たちは自由だ

誰が何と言おうと、私たちは自由だ

私は、何か決断をするとき、人に流されたくないと思う。誰かがいるからそこに留まる、とか、辞めたほうがいいと言われたからやめる、とか、安定が重要って言われたから公務員になる、とか、そんな流された人生は私には合わない。

だから、渡米に関しても、友人や本からたくさんの励ましを受け、最終的には自分でお金を貯めて、自分でエージェントを決めて、自分で最終インターン先を決めた。

しかし、渡米へのプロセスを進む

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「Tabi」か「Sumu」か

「Tabi」か「Sumu」か

当たり前のことだけど、海外に行く理由が「旅をするため」と「住むため」では全く違う。渡米して生活すること10ヶ月。初めからそんなこと分かっていたけど、最初に知ったその違いが最近は大きな波のように広がって私は飲み込まれそうになっている。

モントリオールに「生活」した1ヶ月は楽しかった。大学の夏休みを利用して1ヶ月の往復チケットを購入してカナダに渡った。毎日カフェに行って勉強し、モントリオールのダウン

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自分を売るってことを学んだ

自分を売るってことを学んだ

ボスと話し始めると話がいろんな方向に飛躍していき止まらなくなる。そしていろんなことを教えてもらって、私も自分の考えや将来のビジョンについてよく話す。今日はボスからマーケティングの基本[4P3C]を習った。

4P : Product (何を売るか) / Promote (どうやって売るか) / Place (どこで売るか) / Price (いくらで売るか)

3C : Company (どんな

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知らない私、みーつけた

知らない私、みーつけた

私は根っからの文系人間だと思っていた。数字より文字が好きだし、化学式より文法の方が好きだった。しかし会社でExcelで簡単なデータ分析やスケジュール管理をするようになって、Excelの数式や問題解決についてすごく楽しいと思うようになってきた。

これを導き出したいという問題があって、それをさまざまな数式を使って答えを出す。どこかが間違っているとエラーが出る。柔軟性なんてものはない。ネットからいろん

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もっとながく続けていきたい

もっとながく続けていきたい

アメリカに来る前は、アメリカに来たら自分が経験したことや考えたことたくさんNoteに書こう、そして共有しようと思っていた。でも実際ここに来てNoteを更新した回数は6ヶ月でたったの3回(たぶん)。生活の基盤を築くのと遊ぶのと実際に生活するのとで精一杯だった(言い訳)。いや、誰からもNoteの更新を強要されていないのだから更新しなくてもいい。でも、せっかくここにいて、たくさんのことが起こって、いろん

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JAPAN CULTURE in California

JAPAN CULTURE in California

アメリカにきて驚いたことのひとつは日本のことが好きな人が多いこと。

日本食レストランに行けばいつも満杯。ホームパーティーにはテキーラと横にはお寿司。ナイトマーケットに行けばたくさんのフードコートとBTSグッズと鬼滅の刃。見るからに高そうなスポーツカーには大胆に日本のアニメのキャラクターがペイントしてあった。

日本文化、特にアニメは世界中で人気があると習った。でもそれは、日本人が世界における日本

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アメリカに来たって。

アメリカに来たって。

J1ビザでアメリカに来て、1年半の期限付きで働く。

アメリカで働いてみたいと思っていた私には魅力的にしか思えないビザだった。そして2年間働いていた日本の外資系企業を退職し、サンフランシスコの日本企業で働き始めてから3か月が経とうとしている。

アメリカに住み始めて生活は変わった。現地の友達もできたし、毎日ご飯を作って部屋の掃除をする面倒くささも知った。車で20分で行ける職場も1時間半かけてバスで

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環境には適応できると分かった話

環境には適応できると分かった話

たくさんの不安と期待を抱えてアメリカに来て、ようやく2週間が過ぎた。

不安と恐怖でホームシックになり毎日泣いていた私であったが、人間ってはやり環境に適応できる動物なのだ。鳴り響く銃声のような音にも慣れ、そこら中にいるCrazy peopleにも慣れ、大嫌いだったカラスの近くも勇気を出せば横切れるようになった。店の店員さんに英語で話しかけることにも慣れたし、冷蔵庫にある食材で3食作ることにも慣れた

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不安だけど、とりあえず寝よう。

不安だけど、とりあえず寝よう。

これまでアメリカには、1ヵ月の滞在を1回、1週間以内の短期滞在を3回した。それらの滞在期間では、確かにカルチャーショックを受けたが、「誰かが守ってくれる」という安心感があり、ただただ楽しいだけであった。

しかし、今回は1年半という長期の滞在で、しかも渡米の手続きや銀行の開設、運転免許の取得、車の購入、ワクチン接種の予約、滞在先の手配、全て自分の責任で、自分で行わなければならない。

私がサンフラ

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サンノゼ発砲事件で不安になった私

サンノゼ発砲事件で不安になった私

先日アメリカで起こった発砲事件のニュースが目に入ってきた。2021年5月26日にサンノゼで起こった発砲事件だ。

カリフォルニア州サンノゼの鉄道施設で発砲事件が起き、容疑者を含む8人が亡くなった。

アメリカへの出発を4日後に控えた私は、その銃社会の現実を見て、不安と恐怖が止まらなくなった。

私が決断したことは正しかったのだろうか。アメリカに行っても大丈夫だろうか。

自分一人でそんなことをずっ

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予想外を集めた備忘録

予想外を集めた備忘録

見えない未来は怖い。だから新しいことに挑戦するのは怖い。

だけど新しい一歩踏み出すと、思ってみなかったことばかり起こって面白い。

いい事ばかりではないけれど、たとえ辛いことが起きても、それに直面してしまえばどうってことはない。踏み出した達成感のほうが勝るから。

私は今年アメリカで1年半J1プログラムに参加するが、その意思決定をしてから渡米するまでの準備段階で、「こんなことになるとは思っていな

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アメリカ行きの選考に落選して

アメリカ行きの選考に落選して

私が高校2年生の時、マレーシアに行ったのは不純な動機だ。

「アメリカに行った子たちに負けたくない」

勉強は不得意だったが、英語だけはできた。

小学校から通っていた英語の塾の先生が私にそう自信をつけてくれた。だから英語の点数が低くても、あまり話せなくても、英語ができるというプライドだけはなぜかあった。

Fail for America

だからこそショックだったのだ。アメリカ行きの選考に落選

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ビザが発行されなくても想定内

ビザが発行されなくても想定内

昨日、渡米プログラムにおける第二の関門、大使館面接を終えた。

結果として、ビザ発行は昨日時点で却下された。

というのも、持参した証明写真の背景は白ではなかったから。多分写真の大きさも規定外だったように思う。

大使館に撮り直し用の証明写真Boxがあったが、私の所持金は100円。撮り直し費用(1000円)とは桁が違った。

大使館に持ち込める荷物として、スマホ1台と必要書類、そして25cm x

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アメリカ行きを叶えるまで

アメリカ行きを叶えるまで

2021年元旦。「来年の今頃にはアメリカにいますように」と願った。

Time Flies

2週間後にはエージェントにJ1インターンシップへの参加の意思を伝え、2か月後にはインターン先を決定、退職を会社に伝えた。

行動すれば物事は全て動く。この2か月で、全ては自分の決意次第なのだと学んだ。

Stable is unhealthy

なにも、迷いなく出した結論ではない。今の会社は超ホワイト企業

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Step by Step

Step by Step

はじめまして、Mickeyです。

福井出身で福井の大学に進学し、福井の企業に就職。このまま福井で暮らすと思ったけど、最近アメリカに飛び立つことを決心しました。

noteを始めた理由。自分の感情を無駄にしたくなかったから。

ありきたりの毎日を送ってきたけど、それなりにたくさん考えて、それなりに悩んで、それなりに素敵な経験をして、それなりに泣いてきました。たくさんの感情をフル稼働してきた学生時代

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