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知らない私、みーつけた

私は根っからの文系人間だと思っていた。数字より文字が好きだし、化学式より文法の方が好きだった。しかし会社でExcelで簡単なデータ分析やスケジュール管理をするようになって、Excelの数式や問題解決についてすごく楽しいと思うようになってきた。

これを導き出したいという問題があって、それをさまざまな数式を使って答えを出す。どこかが間違っているとエラーが出る。柔軟性なんてものはない。ネットからいろんなコードを持ち出してきて使用する。思った通りの答えが出た時は華金のビールと同じくらい嬉しい。ああ、この達成感のために仕事してるんだ、と思う。そしてボスに「できましたー!みてくださいー!」って小学生みたいに報告してしまった。

ボスは「こういうスモールサクセスの積み重ねが大事だから」と言ってくれる。ああ、こんなに達成感を感じたけどまだまだスモールサクセスだったんだな。

世間の人たちと比べてしまうと惨めになる。Excel得意な人なんて星の数ほどいる。でもちょっとでもできるようになった自分を褒めたい。普段ちゃんと頑張っているから自分の仕事には甘々な態度で接していたい。

自分でこうしたいって問題を見つけて解決するとなれば、仕事ってことも忘れて没頭してしまう。文系脳だと思っていた私がExcelを使った効率化や問題解決に興味を持つなんて思っていなかった。やってみないとわかんないものだと思う。私の本来の仕事はAccountingだけど、Excelの仕事もっとやらせてください、ボス。

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