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アメリカ行きを叶えるまで

2021年元旦。「来年の今頃にはアメリカにいますように」と願った。


Time Flies

2週間後にはエージェントにJ1インターンシップへの参加の意思を伝え、2か月後にはインターン先を決定、退職を会社に伝えた。

行動すれば物事は全て動く。この2か月で、全ては自分の決意次第なのだと学んだ。


Stable is unhealthy

なにも、迷いなく出した結論ではない。今の会社は超ホワイト企業で実家からも近い。お金も貯めれるし、生まれ育った福井の土地には友達も多い。何の不自由もなかった。このままここで生活していれば、幸せなんだろうなと思っていた。

ただ、私には、この安定さがどうしても息苦しかった。もっと外に出たい、もっといろんな経験をしたい、家族や友達から離れ、日本を出て全く知らない土地で、自分がどれだけ力を発揮できるか試してみたい、そんな思いが募にり募ってとうとう溢れ出してしまった。

そして気づいた時にはJ1インターンシップの申込書にサインして提出していた。


Dream is now in my hand

アメリカに行く、と言えば大きなことに聞こえるかもしれない。実際、アメリカで仕事をすることは、私にとって大きな夢であった。いつまでも「いつか」「そんな機会があれば」と他力本願であったし、自分でも叶えるための手段が分からなかった。

同じことの繰り返しの毎日、小さな絶望と諦めを毎日感じていたある日、散歩しながら思った。「私、枯れたな」。こんな毎日で20代を終えたくない。なんてぼんやり思って、どんな人生にしたいのかずっと考え続けていた。

私は本当にラッキーだったと思う。自分で調べ続け、考え続け、自分に問い続けてようやく答えを見つけたから。

J1ビザというものがあり、最長18か月アメリカで有給インターンシップに参加できる。これを軸に生きていく、と胸を張って言えるものがない私にとって、様々なことを勉強して自分の興味関心を見つけ出せる良い機会だと直感した。


Straight to the light 

ランチにパスタにするかカレーにするかを決めるよりも早く、J1インターンシップへの参加を決心した。悩みに悩み抜いて見つけた、長い長いトンネルの出口を発見した。

しかし私はまだ、トンネルの中にいる。アメリカへ行くことを決断したが、またビザすら取れていない。本番はこれからだ。トンネルを抜けた先には何があり、何を経験して、何を得るか。全て私次第である

というか、人生なんて全部自分次第だ。


My way

仕事を辞めることで会社には多くの迷惑をかけてしまった。しかし、だ。迷惑がかかるから、親の期待に応えたいから、何がしたいのかわからないから、という理由で自分の可能性を閉じたくないし、行動の軸を他人に委ねたくない。

私は今まで怒られないように、迷惑かからないように、期待に応えられるように、「すごい!」と思われるように生きてきた。なので、少しは気ままに、わがままに、気の向くままに生きてみたいと思った

決心してから、気持ちが本当に軽くなった。

何も決めれず不明瞭な靄の中にいるときは本当につらかった。毎日劣等感を感じて、人が羨ましく見えて、自分が嫌いになった。それはきっと自分の中に答えはあるのに、一歩踏み出す勇気と覚悟が無かったから。一度ためらってしまうと、本当に動けなくなってしまう。

行動力より瞬発力をもって、えいやっと一歩踏み出したら本当に心が軽くなる。自分の心を重くしていたいろんな感情をようやく手放すことができた。

私はこれからも「行動力より瞬発力」をモットーに進んでいきたいと思う。




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