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誰が何と言おうと、私たちは自由だ

私は、何か決断をするとき、人に流されたくないと思う。誰かがいるからそこに留まる、とか、辞めたほうがいいと言われたからやめる、とか、安定が重要って言われたから公務員になる、とか、そんな流された人生は私には合わない。

だから、渡米に関しても、友人や本からたくさんの励ましを受け、最終的には自分でお金を貯めて、自分でエージェントを決めて、自分で最終インターン先を決めた。

しかし、渡米へのプロセスを進むたび、このような言葉もいただいた。

「アメリカは銃の国だから危ない」、「コロナウイルスが拡大してるのに何で今の時期に行くの?」、「最近ヘイトクライムの問題があるのによく行くよね」、「またアメリカでアジア人が殴られる事件があったよ、危ない」、「その地域は治安悪いよ」、「生活費本当に高いのにやっていけるの」、「インターンシップに参加しても、どうせ業務内容は誰にでもできることだよ」、「せっかく今の会社での繋がりが出来てきたのにもったいない」、「自分が親だったら許可しない」

こんな言葉を聞きながら、どうして自分はここまでの(人が勝手に言っている)リスクを冒してまでアメリカに行こうと決めたのか、自分の気持ちが本当に分からなくなって、そして毎日ニュースと人からの情報を鵜呑みにして、不安で不安でたまらなくなった。

しまいには、自分はアメリカに死にに行くのか、そういえばナマケモノは敵に食べられるときには、なるべく痛くないように全身の力を抜くと言ってたな、私も死ぬときは………なんて縁起もないことを考えていた。

周りの人がかけてくれる言葉は確かに正しい。

アメリカが銃の国であることには間違いないし、治安が悪い場所もある、コロナウイルスもワクチン接種が広まっているとはいえまだまだ終息していないし、1ヵ月の給料が1か月の生活費を補えないかもしれない、ヘイトクライムの対象になってしまう可能性もある、2年間築いてきた今の会社でのキャリアもなくなる。不安で不安でたまらない。

だけど、それでも、どんなリスクがあったとしても、私はアメリカでの生活を経験してみたい。見たことない景色を見たいし、会うはずのなかった人たちに会ってみたい。日本人だけのコミュニティーから離れて、他の国の人たちと交流して、自分の壁をぶっ壊して、自分の市場価値をあげるために成長したい。

だから、自分を不安にさせるような言葉、自分のした決断を後悔させるような言葉をシャットダウンするのではなく、それも現実だと受け入れて、自分の安全を守るためにどう対策できるかを考える糧にしようと思った。

何か大きなステップに進もうとするとき、その決断を辞めさせようする人や、不安にさせてくる人、決断の先の苦悩をわざわざ教えてくれる人、たくさんいる。

その人たちが悪いとは全く思わない。心配してくれいるのだろうし、そうではないのなら、まあ何でもいい。

ただ、そのような人たちのおかげで、自分は本当にどうしたいのか、なんでその決断が必要なのか、何度も何度も考えて、どんどんと自分の中の芯が強くなっていくのだと思う。

結局は自分の人生だ。全部自由だ。誰がなんと言おうと全部自由。

いろいろ言われたし、いろいろ考えたけど、考えた先の答えは結局シンプルだった。

やりたいから、やる。

へへへ :)



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