下新井田明

下新井田明

記事一覧

手順を踏むこと

今はほとんど枯れているが、若い頃は性欲や金欲のやり場に困っていた。 今までどちらも満足に手にすることがなかったのでハウツーものは書けないが、成功体験ではないもの…

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法は良心ではない

最近は、法が秩序の最大の根拠であるかのように思っている人も多いようだ。 法秩序に則って生きることは当然のことで、法に従ってさえいれば、良心など関係ないと思ってい…

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笑うということ

笑う門には福来る。 しかめっ面をしている人より朗らかに明るくにこやかに笑っている人は、人を集める力を放出している。 だから、私も毎年のようにご長寿のクイズ番組を…

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命は誰のもの?

命は自分のものだろうか。 命は両親から与えられたもので、初めのうちは保護者に帰属した状態のものである。 そのうち命は自我の成長の中で自分の所有のように思われてく…

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接点で働く人たち

秩序と自由の接点で戦う人たちがいる。 警察官や刑務官や入管職員などがそうだ。 それらの人たちに対してメディアは俯瞰した立場で意見を言う。 でも、本当に大切にしな…

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妹の最期

妹が亡くなる前に家族は、妹に余命宣告出来なかった。 妹は母に「ごめんなさい」「ごめんなさい」と母より先に先立つことをしきりに心苦しく思っていたようで、自分でもも…

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自分の体は誰のもの?

自我が形成されると、自分の体は自分のものと思ってしまう。 本当に自分の体は自己のものだろうか。 自我が形成される以前の主人は無意識である。 それなのに自我は自分…

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コンビニ強盗

コンビニ強盗する奴がいる。 キャッシュレス化によって、銀行と違ってコンビニには大して現金を置いていないと思うが、そういう知識すら考慮に入れないほど、切羽詰まって…

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下新井田明
10日前

情報過多の時代

人と情報の距離が近くにある。 未知との距離が近い。 昔は情報を手に入れるために、三蔵法師のように遠い旅路と長い時間をかけて苦難を伴ったが、今はスマホやPCで直ぐに…

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下新井田明
11日前

苦労は夢中になると苦労ではなくなる

夢中になっている時、苦労は人生を充実させてくれる。 夢中になってオニヤンマを追いかけていると、足の辛さを忘れた夏休みのように。 労を惜しんで楽だけを求めれば、メ…

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下新井田明
2週間前

工事現場のブルーシート

工事現場では、一般的に足場を組んで、建設中の建物が外部から見られない目隠しのためか、それとも作業道具の落下事故を防止するためか、防音のためか分からないけれど、シ…

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下新井田明
2週間前

競馬放送

毎週日曜日の午後、競馬放送を観ている。 自分で賭けはしないけれど、レースそのものが好きだし、賭けているような気分になって予想しているのも楽しい。 予想しても偶に…

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下新井田明
2週間前

批判すること

批判させたい奴には批判させとけばいいんじゃない。 ほとんどの批判は議論の紛争地帯にいる戦闘員ではなく、安全地帯にいる傍観者が多いんだから。 批判がもっと高い所に…

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下新井田明
2週間前
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交通事故は他の犯罪と同等に処罰するべきだ。

日本は交通事故に対しての処罰が甘いのではないか。 交通事故で犠牲者が出ても殺人は殺人に過ぎない。 過失であろうと、意図的であろうと、被害者の家族にとっての喪失・…

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下新井田明
2週間前

浮気は許すべきか

全く一人の女性とも結婚することは無かったが、夢見ていたのは一夫多妻制だった。 一人の女性も上手く扱えないくせに、妄想は無限大に広がっていた。 一夫多妻制や多夫一…

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下新井田明
3週間前

膨張拡大主義ではない目標

限られた範囲内での充足。 現状に満足し、低成長でも幸福を感じる。 不便であることを肯定し、不便であるがための労を惜しまないことを楽しみとする。 多くを所有せず、…

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下新井田明
3週間前
手順を踏むこと

手順を踏むこと

今はほとんど枯れているが、若い頃は性欲や金欲のやり場に困っていた。

今までどちらも満足に手にすることがなかったのでハウツーものは書けないが、成功体験ではないものでも後で振り返ると教訓になったことがある。

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法は良心ではない

法は良心ではない

最近は、法が秩序の最大の根拠であるかのように思っている人も多いようだ。

法秩序に則って生きることは当然のことで、法に従ってさえいれば、良心など関係ないと思っている人が増えているような気がする。

モラルや良心や常識やマナーは法のような強制力はないが、法では賄いきれない、法の前にある当然の基準だ。

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笑うということ

笑うということ

笑う門には福来る。

しかめっ面をしている人より朗らかに明るくにこやかに笑っている人は、人を集める力を放出している。

だから、私も毎年のようにご長寿のクイズ番組を見ていたけれど、最近いつの間にか見なくなった。

ご長寿の物忘れや勘違いや過ちを笑いに変えることで、一時の楽しい時を過ごしていることに疑問を感じるようになった。

誰でも年を取ると物忘れや勘違いや過ちをするのだから、それを笑うことに違和

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命は誰のもの?

命は誰のもの?

命は自分のものだろうか。

命は両親から与えられたもので、初めのうちは保護者に帰属した状態のものである。

そのうち命は自我の成長の中で自分の所有のように思われてくる。

しかし、命は自分の所有物なのだろうか。

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接点で働く人たち

接点で働く人たち

秩序と自由の接点で戦う人たちがいる。

警察官や刑務官や入管職員などがそうだ。

それらの人たちに対してメディアは俯瞰した立場で意見を言う。

でも、本当に大切にしなければならないのは、現場で戦う人たちの本音ではないだろうか。

メディアは戦う人たちの血と汗よりも、高い地点に立って、物事を片付けようとするが現場で働く人たちとの距離を埋めようともしない。

良識的な知識人の綺麗事で始末をつけようとし

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妹の最期

妹の最期

妹が亡くなる前に家族は、妹に余命宣告出来なかった。

妹は母に「ごめんなさい」「ごめんなさい」と母より先に先立つことをしきりに心苦しく思っていたようで、自分でももう長くないことを悟っているようだった。

再入院する前、PCで病気や病状などの知識を得ていたのかもしれないが、再入院した時、来るべき時が来たことを覚悟していた様子だった。

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自分の体は誰のもの?

自分の体は誰のもの?

自我が形成されると、自分の体は自分のものと思ってしまう。

本当に自分の体は自己のものだろうか。

自我が形成される以前の主人は無意識である。

それなのに自我は自分の体だと主張して乗っ取ってしまう。

体を盗まれた潜在意識は顕在意識から抑圧されて、誰も見えないところに奥深くつつましく沈んでいる。

本当の主人はどちらだろう。

生まれてきたときからいた潜在意識なのか、それとも乗っ取った自我なのか

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コンビニ強盗

コンビニ強盗

コンビニ強盗する奴がいる。

キャッシュレス化によって、銀行と違ってコンビニには大して現金を置いていないと思うが、そういう知識すら考慮に入れないほど、切羽詰まっているのか。

大体、数万円を奪ったからと言って数日しか金がもたないことや、強盗している時反撃されるかもしれないというリスクとか想像を巡らすことも出来なくなっているのだろうか。

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情報過多の時代

情報過多の時代

人と情報の距離が近くにある。

未知との距離が近い。

昔は情報を手に入れるために、三蔵法師のように遠い旅路と長い時間をかけて苦難を伴ったが、今はスマホやPCで直ぐに手に入れるために情報の価値は低減していった。

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苦労は夢中になると苦労ではなくなる

苦労は夢中になると苦労ではなくなる

夢中になっている時、苦労は人生を充実させてくれる。

夢中になってオニヤンマを追いかけていると、足の辛さを忘れた夏休みのように。

労を惜しんで楽だけを求めれば、メリハリのない、スポンジのような穴だらけの粗雑な人生になってくる。

苦労の中で無我夢中になると、心を満ち足りさせてくれる。

心の限りを尽くして、前に向かって、労を惜しまず進むことで時間と存在は充実してくる。

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工事現場のブルーシート

工事現場のブルーシート

工事現場では、一般的に足場を組んで、建設中の建物が外部から見られない目隠しのためか、それとも作業道具の落下事故を防止するためか、防音のためか分からないけれど、シートで覆われていることが良く見られる。

この景色は日本だけの景色なのだろうか。

私は海外に行ったことがないので、海外の工事現場の状況は分からないが、ニュース等で見る限りアジア以外でそのような場面は見たことがない。

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競馬放送

競馬放送

毎週日曜日の午後、競馬放送を観ている。

自分で賭けはしないけれど、レースそのものが好きだし、賭けているような気分になって予想しているのも楽しい。

予想しても偶にしか当たらないけれど、それはそれで楽しいものだ。

時々、これは来ないだろうと除外した馬が来ることもある。

十数党が走るレースで除外した馬が来るということは何か、正と負を超えた関係性のようなものを感じる。

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批判すること

批判すること

批判させたい奴には批判させとけばいいんじゃない。

ほとんどの批判は議論の紛争地帯にいる戦闘員ではなく、安全地帯にいる傍観者が多いんだから。

批判がもっと高い所に止揚されるためには、自分事に消化していかなければならない。

同じ位置にいるだけの中傷なら相手にとって不足だ。

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交通事故は他の犯罪と同等に処罰するべきだ。

交通事故は他の犯罪と同等に処罰するべきだ。

日本は交通事故に対しての処罰が甘いのではないか。

交通事故で犠牲者が出ても殺人は殺人に過ぎない。

過失であろうと、意図的であろうと、被害者の家族にとっての喪失・社会的損失であることには変わりはない。

交通事故の刑罰を重くすることが、交通事故の抑止に繋がるかどうかは分からないが、被害者の家族にとって今後抑止になるかどうかよりも、重い刑を与えて慰めとしたいのだろう。

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浮気は許すべきか

浮気は許すべきか

全く一人の女性とも結婚することは無かったが、夢見ていたのは一夫多妻制だった。

一人の女性も上手く扱えないくせに、妄想は無限大に広がっていた。

一夫多妻制や多夫一妻制も維持できるのは、個人の尊厳によるハードルが低いためだろうか。

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膨張拡大主義ではない目標

膨張拡大主義ではない目標

限られた範囲内での充足。

現状に満足し、低成長でも幸福を感じる。

不便であることを肯定し、不便であるがための労を惜しまないことを楽しみとする。

多くを所有せず、多くの知恵を活用する。

合理的でないことを否定せず、あるがままの事実の従う。

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