Satoshi_Yoshikata

イタリア料理式 ricetta8.7【リチェッタハッテンナナ】のオーナーシェフ 京都で…

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イタリア料理式 ricetta8.7【リチェッタハッテンナナ】のオーナーシェフ 京都でイタリア料理みたいなお店を営む人 元ラッパー めっちゃ韻踏みます 好奇心と憂いを混ぜ合わせて少し先を考える 【なんでもできる人にならなくていい】がモットー

記事一覧

その12 たまには料理人のこと

自分らしい料理を作っていくにあたって 自分の中でルールと習慣が実はたくさんはあります それを文字になんて起こすなんて事は無いのですよ、そりゃぁもう恥ずかしいから。…

Satoshi_Yoshikata
3週間前
2

◾️その11 この5年ほどモヤモヤしている事

イタリアが身近じゃなかった頃は 本場のイタリア料理を日本で!みたいな感じだったけど、もう情報もその手のお店も世の中には溢れかえっていて あらゆるものが身近になって…

Satoshi_Yoshikata
4か月前

■その10 結局は自分じゃない誰かの活躍が大事

ヤンキー漫画なんかを見ていると街の顔役を集めて隣町の悪い奴らをやっつけに行くシーンとか超絶かっこいいと思うのは男の憧れに近い ※クローズ見すぎた ーーーーーーー…

Satoshi_Yoshikata
5か月前
1

■その9 変わったものが食べたいのではなく素敵なものが食べたい

飲食店のスタイルやこだわりは実にさまざまで、その形は決して一定ではなくて。 和洋中なんて基本のジャンル分けの言葉を口にこそすれど、明確な区分なんて利用者側にはあ…

Satoshi_Yoshikata
11か月前
1

◾️その8 〜しないと言う選択

飲んだら飲まない、とか、オレオレ電話は信用しない、とか、そんな話ではない、っていう~ないの話では無い ※だけども飲んだら乗っちゃダメよ、自転車も【自戒】 ヨシカ…

Satoshi_Yoshikata
11か月前

■その7 コスパという言葉の呪縛

呪術廻戦って言いにくい ※きゃりーぱみゅぱみゅの次くらい ※東京特許許可局が最強 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー コスパ…

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■その6 料理屋のプラスアルファ【付加価値】

休みの日の暴飲暴食の癖をなんとかしたい ※絶対治らない ヨシカータが外食する理由としては ①ネタ探し&パクリたい ②自分との料理の距離感 ③美味しいものが食べたい …

2

■ その5 やりたい事とやらなくちゃいけない事

一生懸命やってると「なんでこれやってるんだっけ?」みたいな事は多々あるし、 なんだったら五歩くらい歩いたら「何するんだっけ?」みたいな事が最近多い ※これは、老…

■その4 コンプレックス

東京で暮らしてた頃、いつも自分は田舎者だと思って必死に抗ってた ※だと思って…って言うか山も田んぼも畑も川もあるザ田舎だったんだけどねw 今でこそ、兵庫県川西市出…

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■その3 じゃない京都

京都の冬は寒いとよく聞きます、厳密には寒さの質が違うと感じます 芯から冷える京都と表面から寒さをぶつけて来る東京って感じです ※結果、どっちも嫌だ ーーーーーー…

1

■その2 スタッフとその未来の話

こんなタイトルつけたところで私は昨日までワンオペでしたけどね ※スタッフおらんかったんかーい 数奇な失敗人生のおかげで、5度もの自店舗立ち上げを経験できたやり直…

■その1 京都でお店を立ち上げてかれこれあれこれ

お店を立ち上げてそこそこの時間が過ぎたので振り返ってみようかと思ってみたりしたので noteデビューもしてみたり 立ち上げの際全てのチョイスやネーミングに至るまで、…

その12  たまには料理人のこと

その12 たまには料理人のこと

自分らしい料理を作っていくにあたって
自分の中でルールと習慣が実はたくさんはあります
それを文字になんて起こすなんて事は無いのですよ、そりゃぁもう恥ずかしいから。

でもやると言ったので、やめません、やります

さて

私のおじさんも料理人なのですが数年前に出された本
【最後の料理人】
この話をご飯を食べながら聞いていた時に言っていた言葉が

「一歩先半歩手前」

これが今回の話の着地点です

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◾️その11  この5年ほどモヤモヤしている事

◾️その11 この5年ほどモヤモヤしている事

イタリアが身近じゃなかった頃は
本場のイタリア料理を日本で!みたいな感じだったけど、もう情報もその手のお店も世の中には溢れかえっていて
あらゆるものが身近になってしまった世界のせいで
ニーズや食べ手側どころか作り手側の思考も変わってきた

どこかの国の料理ってコンテンツから
表現が個性の主張に移行して来た時
その料理はかつて
無国籍とかフュージョンとかカリフォルニア料理なんて言い方で通り過ぎて来た

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■その10 結局は自分じゃない誰かの活躍が大事

■その10 結局は自分じゃない誰かの活躍が大事

ヤンキー漫画なんかを見ていると街の顔役を集めて隣町の悪い奴らをやっつけに行くシーンとか超絶かっこいいと思うのは男の憧れに近い

※クローズ見すぎた

ーーーーーーーーーーーーキリトリーーーーーーーーーーーーー

今回のこれは雇う側の話だけではなくて、雇われる側の人にも知ってほしい話。
私のお店は1年目をワンオペで過ごしてきた

家賃、席数、単価の設定で売上の天井はおおよそ決まってくる

楽しんでも

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■その9   変わったものが食べたいのではなく素敵なものが食べたい

■その9 変わったものが食べたいのではなく素敵なものが食べたい

飲食店のスタイルやこだわりは実にさまざまで、その形は決して一定ではなくて。
和洋中なんて基本のジャンル分けの言葉を口にこそすれど、明確な区分なんて利用者側にはあまりなく和洋折衷なんて言葉も化石になっている。

※若い人なんて和洋折衷って言葉とか呪文にしか聞こえないと思うw

ここには別に正解なんかなくて。
伝統の継承やその土地を愛した人達が思いをもって形にして伝えていく料理も
経験を活かして作り上

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◾️その8  〜しないと言う選択

◾️その8 〜しないと言う選択

飲んだら飲まない、とか、オレオレ電話は信用しない、とか、そんな話ではない、っていう~ないの話では無い

※だけども飲んだら乗っちゃダメよ、自転車も【自戒】

ヨシカータのお店は対策は十分に練った上で
コロナ禍にお店オープンさせたんだけど
知名度も京都じゃまだあんまりどころか馬の骨レベルに無いなので
コロナのせいだったって言えるような影響はないっつーか関係ないのが皮肉
そんなこんなの言い訳してられな

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■その7    コスパという言葉の呪縛

■その7 コスパという言葉の呪縛

呪術廻戦って言いにくい

※きゃりーぱみゅぱみゅの次くらい

※東京特許許可局が最強

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コスパ≠安価

間違いがちな部分

コストは原価
売値と原価

その原価を抑えるために工夫してより良いものを価格を抑えて提供する
価格より価値を高く感じるものがコスパが良いもの

それがいつの間にか

【コスパ】=【安価なものを売るために

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■その6 料理屋のプラスアルファ【付加価値】

■その6 料理屋のプラスアルファ【付加価値】

休みの日の暴飲暴食の癖をなんとかしたい
※絶対治らない

ヨシカータが外食する理由としては

①ネタ探し&パクリたい
②自分との料理の距離感
③美味しいものが食べたい

①がカス過ぎるんだな、ヨシカータ
※泥棒シェフ

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日本における外食に対するお客さんのモチベーションつーかシチュエーションつーかをザックリ3種類に

①家で作る時間がないからに外で食べ

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■ その5 やりたい事とやらなくちゃいけない事

■ その5 やりたい事とやらなくちゃいけない事

一生懸命やってると「なんでこれやってるんだっけ?」みたいな事は多々あるし、
なんだったら五歩くらい歩いたら「何するんだっけ?」みたいな事が最近多い

※これは、老い

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少し前に街を歩いていたら、新規オープンの個人店らしきビストロを見つけたんだけど
どんな感じかなぁと、黒板メニューに目を向けてみたら

1番上の最も目に付くところに

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■その4 コンプレックス

■その4 コンプレックス

東京で暮らしてた頃、いつも自分は田舎者だと思って必死に抗ってた
※だと思って…って言うか山も田んぼも畑も川もあるザ田舎だったんだけどねw

今でこそ、兵庫県川西市出身って言ってるけど
その昔はどうせ伝わらないと思って兵庫県民って言ってたわけで

どこかわかんない謎の土地出身の馬の骨が都会でハシャいでるって思われるのが恥ずかしくて
必死こいて、大阪のミナミで過ごしている時も東京で生きている時も、新し

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■その3 じゃない京都

■その3 じゃない京都

京都の冬は寒いとよく聞きます、厳密には寒さの質が違うと感じます
芯から冷える京都と表面から寒さをぶつけて来る東京って感じです

※結果、どっちも嫌だ

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「じゃない京都」

お店づくりをする上で、傾向と対策なんてことは当然考えまくるわけで
その土地のクセとか流行りは多少なりとも理解しておかなくてならなくて
街を歩きな

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■その2  スタッフとその未来の話

■その2 スタッフとその未来の話

こんなタイトルつけたところで私は昨日までワンオペでしたけどね

※スタッフおらんかったんかーい

数奇な失敗人生のおかげで、5度もの自店舗立ち上げを経験できたやり直し人生
これは先日に書いた日記にすごく反映されていて
成功の秘訣なんてわからないんだけども
これはやっちゃダメだってことだけはたくさん学べたのが今の位置

その中でとりわけ大事なのは
スタッフとの距離と考え方
もう、弟子のように全ての新

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■その1  京都でお店を立ち上げてかれこれあれこれ

■その1 京都でお店を立ち上げてかれこれあれこれ

お店を立ち上げてそこそこの時間が過ぎたので振り返ってみようかと思ってみたりしたので
noteデビューもしてみたり

立ち上げの際全てのチョイスやネーミングに至るまで、何かしらの意味を持たせることを最初から決めてたわけで ※裏テーマ ※陰謀論的な ※陰謀なんてなんもない

コンセプト・コンテンツを考える事はメニューを考える100倍大事だと思ってて
唯一無二は難しいかもしれないけど棲み分けができて他

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