福田レイナ|Fukuda Reina

香川の田舎町にあるお菓子屋さん。 心にうつりゆくよしなしごとを、徒然なるままに。 何で…

福田レイナ|Fukuda Reina

香川の田舎町にあるお菓子屋さん。 心にうつりゆくよしなしごとを、徒然なるままに。 何でもありな心の記録。

記事一覧

ちょっとずつ、自分に還る。

ちょっとずつ、 考えを巡らせられるようになってきた。 ちょっとずつ、 何か思いを形にしたくなってきた。 ちょっとずつ、 学び新しいことをやりたくなってきた。 そん…

心が重たいとき、おなかの深いところで息をしたい。

ため息は、デトックスなのかもしれない。 わけもなく心がしんどくなることがある。 大してツラいことがあるわけでも、身体的に無理を強いられてるわけでもないのに、しん…

甘い自分の、長い言い訳。

私は今、noteを更新している場合ではない。 やらないかんことが、溜まっている。 解決策はわかってる。 「やるだけ。」以上。 そう、そうなのだ。わかってる、はず。や…

26歳、誕生日に思うこと。#2 ~26歳の目標編~

「よっ!やってる?どんな感じ??」 居酒屋の暖簾でもひょっこりくぐるように、ちょっとわくわくしながら、誕生日を迎えた。 26歳。 母が私を生んでくれた歳でもある。 …

手描きカレンダー2年の変遷

私の実家は、香川のお菓子屋。 小さいころから ”お菓子屋さんの子” として育ち、 大学や就職など県外の生活を経て、Uターンした。 戻ってきてから、それまで人手&アイ…

26歳、誕生日に思うこと。#1 ~25歳ふりかえり編~

誕生日。 いつもと同じように日が昇って いつもと同じように日が沈む 変わらぬ1日なわけなんやけど、 特別な気持ちになる。 7月末が誕生日の私は、 7月が始まるだけでな…

大切な人が増えると。

誰かの誕生日って、なんか嬉しくなる。 めでたい日やし、近しい人ならいっそう、お祝いしたい気持ちが膨らんで勝手にわくわくして。 もうすぐあの子が誕生日で、再来月は…

山生まれの海好き、海の日に思う、この夏やりたいこと。

海の日。 山に囲まれて育ったものの、 海に行くのはなんだか好きで。 見慣れた海はいつも穏やかで、 ぽこぽこと島々が浮かんでいて。 子どものころは当たり前で、 何と…

お菓子屋な日常・春🌸

「ぼく、あした入学式!」 そういう彼は、今日からピカピカ小学1年生。 彼のまっすぐな視線に、 お菓子屋さん、背中を押される気持ちです。 ―――――――――― 香川…

”エモい”って言葉が好きやった。

“エモい” って言葉が、好きやった。 何とも言えぬ、わああって昂ってくる感情。 あの ”名もなき感情に名前が付いた感覚” が。 ――――――――― 「エモい」は今や…

拝啓、1番の読者なわたしへ

この本は、(中略) なによりわたし自身に向けて書かれるものである。 全ての文章は、自分のために書かれるものだからだ。 (序章より p34-35) あら、なんて潔い。 著者…

「違うこと」って、なんやろう。

本の装丁がすごく可愛い。 やわらかくてやさしい色の大福がいっぱい。 そういえば吉本ばななさんの本、読んだことなかったなあ。 そう思って手に取った。 週末の読書会に…

まっすぐな言葉たちの、あたたかな力が宿る本

「本日は、お日柄もよく」 私はまだ、この言葉を使ったことがない。 挨拶ごとの枕詞、ぐらいの印象しかなかった。 この本を読むまでは。 初めての読書会私はこれまで、…

私がnoteを書く理由。~2020年5月な今、自分のために~

私がnoteを始めたのは、2020年3月末。 仕事を辞め、まる1か月が経とうとしていた頃だった。 3月は思いっきり休むぞ、と思いながらも でも何かせねば、と漠然と焦っていた…

おうちじかん天気予報 ~声に出して読みたい日本語~

(※注:おふざけnoteです。) ーーーーーーーーーーーーーー みなさんこんにちは。 <おうちじかん天気予報>のお時間です。 現在、暴風波浪警報… ではなく、 「腰痛ハ…

絶世の美女よりも、「真っ直ぐな目をした人」でありたい。

「目は口ほどに物を言う」とは よく言うたもんやと思う。 目は、本当~に多くを語る。 中学生のころ1度だけ、 「目怖い」と言われたことがある。 人の目気にして良い子…

ちょっとずつ、自分に還る。

ちょっとずつ、自分に還る。

ちょっとずつ、
考えを巡らせられるようになってきた。

ちょっとずつ、
何か思いを形にしたくなってきた。

ちょっとずつ、
学び新しいことをやりたくなってきた。

そんな年の瀬。
ほっとするような、焦りを奥の方でなだめるような、そんな気持ち。

大好きな夏。
でも今年はなんだかずんやりしんどくて、ずっと調子が出ず、“またかあ…”と遠くを見つめていた。

原因はいつもぼんやりよく分からんくて、やから

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心が重たいとき、おなかの深いところで息をしたい。

心が重たいとき、おなかの深いところで息をしたい。

ため息は、デトックスなのかもしれない。

わけもなく心がしんどくなることがある。

大してツラいことがあるわけでも、身体的に無理を強いられてるわけでもないのに、しんどい。粘度の高い地面に足を取られもがくような、進みたいのに力ばかり吸い取られ1人その場で疲れゆくような、そんなしんどさ。

そういうときは、元気なとき何でもなかったこと、本当にささいなこと何をするにも、1つひとつに物凄いエネルギーを必要

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甘い自分の、長い言い訳。

甘い自分の、長い言い訳。

私は今、noteを更新している場合ではない。

やらないかんことが、溜まっている。

解決策はわかってる。

「やるだけ。」以上。

そう、そうなのだ。わかってる、はず。やりたいとも、思ってる。のに、心が追い付かない。何も終わらない。

仕事も、企画も、掃除も、洗濯も、考え事も、心身のケアも、ぜんぶ大事だ。

甘え、と言われれば、そうなのだ。

忙しいから、疲れているから、やる気が出ないから。そん

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26歳、誕生日に思うこと。#2 ~26歳の目標編~

26歳、誕生日に思うこと。#2 ~26歳の目標編~

「よっ!やってる?どんな感じ??」

居酒屋の暖簾でもひょっこりくぐるように、ちょっとわくわくしながら、誕生日を迎えた。

26歳。
母が私を生んでくれた歳でもある。
なんだかいろいろとリアルな数字になってきたなあとも思う。

「子どものころ、○○歳ってもっと大人やと思っとった…」
なんて、一生思い続けるんかもしれんな、、笑

■26歳、いま思うこと。25歳の1年間は、こうやって振り返ってみても大

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手描きカレンダー2年の変遷

手描きカレンダー2年の変遷

私の実家は、香川のお菓子屋。
小さいころから ”お菓子屋さんの子” として育ち、
大学や就職など県外の生活を経て、Uターンした。

戻ってきてから、それまで人手&アイデア不足で
ほとんど、というか完全に放置されていたSNSを動かし始めた。

SNS運用については、また別のタイミングで振り返りたいなあと思うんやけど、今回はそこで始まった、カレンダーについて。

手描きカレンダー、ことはじめ。SNSを

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26歳、誕生日に思うこと。#1 ~25歳ふりかえり編~

26歳、誕生日に思うこと。#1 ~25歳ふりかえり編~

誕生日。

いつもと同じように日が昇って
いつもと同じように日が沈む
変わらぬ1日なわけなんやけど、
特別な気持ちになる。

7月末が誕生日の私は、
7月が始まるだけでなんだかそわそわする。

誕生日が来る前に今この歳を味わっておかねば、というか、あわよくば良き締めくくりとスタートダッシュを、と意気込むというか。

節目の意識が強くて、まあ駆け込みダッシュをしてやろうと、いろいろと欲張るわけです。

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大切な人が増えると。

大切な人が増えると。

誰かの誕生日って、なんか嬉しくなる。

めでたい日やし、近しい人ならいっそう、お祝いしたい気持ちが膨らんで勝手にわくわくして。

もうすぐあの子が誕生日で、再来月はあの子、、、

派手なサプライズパーティーをするわけじゃないけど、そっと、おめでとうの気持ちを形にするのは楽しい。

ふと、我に返る。

そうやってお祝いしたくなる相手が増えるって、めちゃくちゃ幸せでは…?

○○がライブする日やな、応

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山生まれの海好き、海の日に思う、この夏やりたいこと。

山生まれの海好き、海の日に思う、この夏やりたいこと。

海の日。

山に囲まれて育ったものの、
海に行くのはなんだか好きで。

見慣れた海はいつも穏やかで、
ぽこぽこと島々が浮かんでいて。

子どものころは当たり前で、
何とも思ってなかった景色。

まっすぐに広がる水平線や、
ザブンザブン押し寄せるような波に憧れてみたりしたけど、

ふと見たこの光景に、
心癒される自分がいたりして。

夏が始まる…っ

この時期特有の
そわそわしたワクワク感が、毎年す

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お菓子屋な日常・春🌸

お菓子屋な日常・春🌸

「ぼく、あした入学式!」

そういう彼は、今日からピカピカ小学1年生。

彼のまっすぐな視線に、
お菓子屋さん、背中を押される気持ちです。

――――――――――

香川の田舎町にある実家のお菓子屋は、目の前が幼稚園。
園児のみんなが元気に遊ぶ姿を見ながら仕事をするのが、私の日常。

4月7日。
いつも幼稚園帰りにお母さんと
お菓子を買いに来てくれていた年長さんも、
今日からぴかぴか1年生。

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”エモい”って言葉が好きやった。

”エモい”って言葉が好きやった。

“エモい” って言葉が、好きやった。

何とも言えぬ、わああって昂ってくる感情。
あの ”名もなき感情に名前が付いた感覚” が。

―――――――――

「エモい」は今や、
若者言葉としての市民権を得まくり、
意味がどんどん派生していって
感情関係なく「良い!」って言いたいことは何でも表せる、
みたいな感じになっとるけど、

初期の初期、
センチメンタルな感じの意味合い、

懐かしくて、愛しくて、

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拝啓、1番の読者なわたしへ

拝啓、1番の読者なわたしへ

この本は、(中略)
なによりわたし自身に向けて書かれるものである。
全ての文章は、自分のために書かれるものだからだ。
(序章より p34-35)

あら、なんて潔い。
著者の読みたい文章を、のぞかせてもらおっと。

そう思って、本屋さんの「いま話題!」のコーナーに平積みされていたこの本をレジに持って行った。

表紙どストレートなタイトル。
淡ーい青(たぶん白じゃない)に紺色の文字。
シンプル、でも

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「違うこと」って、なんやろう。

「違うこと」って、なんやろう。

本の装丁がすごく可愛い。
やわらかくてやさしい色の大福がいっぱい。
そういえば吉本ばななさんの本、読んだことなかったなあ。

そう思って手に取った。
週末の読書会に向け、選んだ1冊。

でも「違うこと」ってなんやろ。

正しいことをする、じゃなく、
違うことをしない、っていうちょっと回り道な表現が気になった。

「違うこと」「違うこと」とは、”その人の生き方の中で、今ここでするべきではない”こと。

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まっすぐな言葉たちの、あたたかな力が宿る本

まっすぐな言葉たちの、あたたかな力が宿る本

「本日は、お日柄もよく」

私はまだ、この言葉を使ったことがない。

挨拶ごとの枕詞、ぐらいの印象しかなかった。
この本を読むまでは。

初めての読書会私はこれまで、あまり読書をするタイプではなくて。
本読みたいなあと言いながらも優先順位が上げられずにいて、きっかけを探していた。

そんなとき、所属するNPOの仲間内で「オンライン読書会」なるものをやると聞き、興味をひかれた。みんなと一緒にやること

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私がnoteを書く理由。~2020年5月な今、自分のために~

私がnoteを書く理由。~2020年5月な今、自分のために~

私がnoteを始めたのは、2020年3月末。
仕事を辞め、まる1か月が経とうとしていた頃だった。

3月は思いっきり休むぞ、と思いながらも
でも何かせねば、と漠然と焦っていた。
焦りを、“休むと決める”ことで
誤魔化そうとしていたのかもしれない。

上手な休み方がわからんくて、
単に何もできてない感じがして。

時間に埋もれてしまいそうで、
世界に忘れられているようで、
だんだん怖くなってきた。

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おうちじかん天気予報 ~声に出して読みたい日本語~

おうちじかん天気予報 ~声に出して読みたい日本語~

(※注:おふざけnoteです。)
ーーーーーーーーーーーーーー

みなさんこんにちは。
<おうちじかん天気予報>のお時間です。

現在、暴風波浪警報…
ではなく、
「腰痛ハロー警報」
が、在宅ワーカーを中心に発令されています。

自宅で座っている時間の超過が
腰への大きな負担になり、
痛みがこんにちは(ハロー)してしまっていると考えられます。

さらに、「ふくらはぎ むくみまくり前線」も通過中です

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絶世の美女よりも、「真っ直ぐな目をした人」でありたい。

絶世の美女よりも、「真っ直ぐな目をした人」でありたい。

「目は口ほどに物を言う」とは
よく言うたもんやと思う。

目は、本当~に多くを語る。

中学生のころ1度だけ、
「目怖い」と言われたことがある。

人の目気にして良い子ちゃんするのが得意で、にこにこしとる割に、目笑ってない時があって。謎の正義感と頑固ちゃんな本心を、目が語ってたらしい。顔はにこにこ作り笑いできるけど、目って誤魔化しにくいなあって。

気にしいやったからか、人の目もよく見てた。
色ん

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