福田レイナ|Fukuda Reina

香川の田舎町にあるお菓子屋さん。 心にうつりゆくよしなしごとを、徒然なるままに。 何で…

福田レイナ|Fukuda Reina

香川の田舎町にあるお菓子屋さん。 心にうつりゆくよしなしごとを、徒然なるままに。 何でもありな心の記録。

最近の記事

ちょっとずつ、自分に還る。

ちょっとずつ、 考えを巡らせられるようになってきた。 ちょっとずつ、 何か思いを形にしたくなってきた。 ちょっとずつ、 学び新しいことをやりたくなってきた。 そんな年の瀬。 ほっとするような、焦りを奥の方でなだめるような、そんな気持ち。 大好きな夏。 でも今年はなんだかずんやりしんどくて、ずっと調子が出ず、“またかあ…”と遠くを見つめていた。 原因はいつもぼんやりよく分からんくて、やからこそ毎回何からどうしたらええか模索するところから始まる。 身体は元気? 予定を

    • 心が重たいとき、おなかの深いところで息をしたい。

      ため息は、デトックスなのかもしれない。 わけもなく心がしんどくなることがある。 大してツラいことがあるわけでも、身体的に無理を強いられてるわけでもないのに、しんどい。粘度の高い地面に足を取られもがくような、進みたいのに力ばかり吸い取られ1人その場で疲れゆくような、そんなしんどさ。 そういうときは、元気なとき何でもなかったこと、本当にささいなこと何をするにも、1つひとつに物凄いエネルギーを必要として、日常がハードモードになる。 胃がずーんとして、呼吸が浅くなって、だんだ

      • 甘い自分の、長い言い訳。

        私は今、noteを更新している場合ではない。 やらないかんことが、溜まっている。 解決策はわかってる。 「やるだけ。」以上。 そう、そうなのだ。わかってる、はず。やりたいとも、思ってる。のに、心が追い付かない。何も終わらない。 仕事も、企画も、掃除も、洗濯も、考え事も、心身のケアも、ぜんぶ大事だ。 甘え、と言われれば、そうなのだ。 忙しいから、疲れているから、やる気が出ないから。そんなことは、通用しない。何を甘えたこと言よんな。と、心の中の自分が呆れかえる。溜め

        • 26歳、誕生日に思うこと。#2 ~26歳の目標編~

          「よっ!やってる?どんな感じ??」 居酒屋の暖簾でもひょっこりくぐるように、ちょっとわくわくしながら、誕生日を迎えた。 26歳。 母が私を生んでくれた歳でもある。 なんだかいろいろとリアルな数字になってきたなあとも思う。 「子どものころ、○○歳ってもっと大人やと思っとった…」 なんて、一生思い続けるんかもしれんな、、笑 ■26歳、いま思うこと。25歳の1年間は、こうやって振り返ってみても大事だったなあと思う。 ここ4~5年ぐらいの踏ん張りをどっと回収してくれたような

        ちょっとずつ、自分に還る。

          手描きカレンダー2年の変遷

          私の実家は、香川のお菓子屋。 小さいころから ”お菓子屋さんの子” として育ち、 大学や就職など県外の生活を経て、Uターンした。 戻ってきてから、それまで人手&アイデア不足で ほとんど、というか完全に放置されていたSNSを動かし始めた。 SNS運用については、また別のタイミングで振り返りたいなあと思うんやけど、今回はそこで始まった、カレンダーについて。 手描きカレンダー、ことはじめ。SNSを始めるにあたり、 自分がお客さんやったら何が知りたいかな? と思ったとき、 お店

          手描きカレンダー2年の変遷

          26歳、誕生日に思うこと。#1 ~25歳ふりかえり編~

          誕生日。 いつもと同じように日が昇って いつもと同じように日が沈む 変わらぬ1日なわけなんやけど、 特別な気持ちになる。 7月末が誕生日の私は、 7月が始まるだけでなんだかそわそわする。 誕生日が来る前に今この歳を味わっておかねば、というか、あわよくば良き締めくくりとスタートダッシュを、と意気込むというか。 節目の意識が強くて、まあ駆け込みダッシュをしてやろうと、いろいろと欲張るわけです。 #日々コツコツやっとかんかい そして詰め込みすぎた結果、振り返りやまとめが

          26歳、誕生日に思うこと。#1 ~25歳ふりかえり編~

          大切な人が増えると。

          誰かの誕生日って、なんか嬉しくなる。 めでたい日やし、近しい人ならいっそう、お祝いしたい気持ちが膨らんで勝手にわくわくして。 もうすぐあの子が誕生日で、再来月はあの子、、、 派手なサプライズパーティーをするわけじゃないけど、そっと、おめでとうの気持ちを形にするのは楽しい。 ふと、我に返る。 そうやってお祝いしたくなる相手が増えるって、めちゃくちゃ幸せでは…? ○○がライブする日やな、応援しに行こ~ △△が仕事の大事な撮影って言よったな、がんばれ! ◇◇のお引越しの

          大切な人が増えると。

          山生まれの海好き、海の日に思う、この夏やりたいこと。

          海の日。 山に囲まれて育ったものの、 海に行くのはなんだか好きで。 見慣れた海はいつも穏やかで、 ぽこぽこと島々が浮かんでいて。 子どものころは当たり前で、 何とも思ってなかった景色。 まっすぐに広がる水平線や、 ザブンザブン押し寄せるような波に憧れてみたりしたけど、 ふと見たこの光景に、 心癒される自分がいたりして。 夏が始まる…っ この時期特有の そわそわしたワクワク感が、毎年すきです。 もう既に暑さと湿度にぬわぁ〜っと押し返されそうで、すっかり夏ど真ん中

          山生まれの海好き、海の日に思う、この夏やりたいこと。

          お菓子屋な日常・春🌸

          「ぼく、あした入学式!」 そういう彼は、今日からピカピカ小学1年生。 彼のまっすぐな視線に、 お菓子屋さん、背中を押される気持ちです。 ―――――――――― 香川の田舎町にある実家のお菓子屋は、目の前が幼稚園。 園児のみんなが元気に遊ぶ姿を見ながら仕事をするのが、私の日常。 4月7日。 いつも幼稚園帰りにお母さんと お菓子を買いに来てくれていた年長さんも、 今日からぴかぴか1年生。 広告紙の剣でなにかと戦ってたり、 トマトのパックに入れたバッタを得意そうに見せてく

          お菓子屋な日常・春🌸

          ”エモい”って言葉が好きやった。

          “エモい” って言葉が、好きやった。 何とも言えぬ、わああって昂ってくる感情。 あの ”名もなき感情に名前が付いた感覚” が。 ――――――――― 「エモい」は今や、 若者言葉としての市民権を得まくり、 意味がどんどん派生していって 感情関係なく「良い!」って言いたいことは何でも表せる、 みたいな感じになっとるけど、 初期の初期、 センチメンタルな感じの意味合い、 懐かしくて、愛しくて、ちょっと切なくて、 それこそエモーショナルさが込み上げちゃうぜ…! って感じが、

          ”エモい”って言葉が好きやった。

          拝啓、1番の読者なわたしへ

          この本は、(中略) なによりわたし自身に向けて書かれるものである。 全ての文章は、自分のために書かれるものだからだ。 (序章より p34-35) あら、なんて潔い。 著者の読みたい文章を、のぞかせてもらおっと。 そう思って、本屋さんの「いま話題!」のコーナーに平積みされていたこの本をレジに持って行った。 表紙どストレートなタイトル。 淡ーい青(たぶん白じゃない)に紺色の文字。 シンプル、でもちょっとクセのあるフォント。 潔い中に、こだわりの練り込まれたような表紙。本当

          拝啓、1番の読者なわたしへ

          「違うこと」って、なんやろう。

          本の装丁がすごく可愛い。 やわらかくてやさしい色の大福がいっぱい。 そういえば吉本ばななさんの本、読んだことなかったなあ。 そう思って手に取った。 週末の読書会に向け、選んだ1冊。 でも「違うこと」ってなんやろ。 正しいことをする、じゃなく、 違うことをしない、っていうちょっと回り道な表現が気になった。 「違うこと」「違うこと」とは、”その人の生き方の中で、今ここでするべきではない”こと。【帯より】 わかるような、わからんような…。 ひとまず開いてみることにした。

          「違うこと」って、なんやろう。

          まっすぐな言葉たちの、あたたかな力が宿る本

          「本日は、お日柄もよく」 私はまだ、この言葉を使ったことがない。 挨拶ごとの枕詞、ぐらいの印象しかなかった。 この本を読むまでは。 初めての読書会私はこれまで、あまり読書をするタイプではなくて。 本読みたいなあと言いながらも優先順位が上げられずにいて、きっかけを探していた。 そんなとき、所属するNPOの仲間内で「オンライン読書会」なるものをやると聞き、興味をひかれた。みんなと一緒にやることで、読書のきっかけにもなりそう。声をかけ、私も参加させてもらうことに。 初回の

          まっすぐな言葉たちの、あたたかな力が宿る本

          私がnoteを書く理由。~2020年5月な今、自分のために~

          私がnoteを始めたのは、2020年3月末。 仕事を辞め、まる1か月が経とうとしていた頃だった。 3月は思いっきり休むぞ、と思いながらも でも何かせねば、と漠然と焦っていた。 焦りを、“休むと決める”ことで 誤魔化そうとしていたのかもしれない。 上手な休み方がわからんくて、 単に何もできてない感じがして。 時間に埋もれてしまいそうで、 世界に忘れられているようで、 だんだん怖くなってきた。 なんでか分からんけど、 「生きてるよ」って存在を証明したかった。 そんな証明せ

          私がnoteを書く理由。~2020年5月な今、自分のために~

          おうちじかん天気予報 ~声に出して読みたい日本語~

          (※注:おふざけnoteです。) ーーーーーーーーーーーーーー みなさんこんにちは。 <おうちじかん天気予報>のお時間です。 現在、暴風波浪警報… ではなく、 「腰痛ハロー警報」 が、在宅ワーカーを中心に発令されています。 自宅で座っている時間の超過が 腰への大きな負担になり、 痛みがこんにちは(ハロー)してしまっていると考えられます。 さらに、「ふくらはぎ むくみまくり前線」も通過中です。 運動不足による筋肉量や代謝の低下が原因とみられ、 全域的にケアが必要となる見

          おうちじかん天気予報 ~声に出して読みたい日本語~

          絶世の美女よりも、「真っ直ぐな目をした人」でありたい。

          「目は口ほどに物を言う」とは よく言うたもんやと思う。 目は、本当~に多くを語る。 中学生のころ1度だけ、 「目怖い」と言われたことがある。 人の目気にして良い子ちゃんするのが得意で、にこにこしとる割に、目笑ってない時があって。謎の正義感と頑固ちゃんな本心を、目が語ってたらしい。顔はにこにこ作り笑いできるけど、目って誤魔化しにくいなあって。 気にしいやったからか、人の目もよく見てた。 色んな目がある。 「その人らしさ」がもろに出ると思った。 真っ直ぐで澄んだ目、 芯

          絶世の美女よりも、「真っ直ぐな目をした人」でありたい。