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ちょっとずつ、自分に還る。

ちょっとずつ、
考えを巡らせられるようになってきた。

ちょっとずつ、
何か思いを形にしたくなってきた。

ちょっとずつ、
学び新しいことをやりたくなってきた。

そんな年の瀬。
ほっとするような、焦りを奥の方でなだめるような、そんな気持ち。


大好きな夏。
でも今年はなんだかずんやりしんどくて、ずっと調子が出ず、“またかあ…”と遠くを見つめていた。

原因はいつもぼんやりよく分からんくて、やからこそ毎回何からどうしたらええか模索するところから始まる。

身体は元気?
予定を詰め込みすぎた?
楽しいこと足りとる?

いろいろ自分に問いかけながら、

動けるうちに動き出さんと動けんくなるけんな?

って当たり前のことを言い聞かせ、ほんまのほんまにしんどくなる前に、人に相談する道を開拓したり、週に1日の休みにのんびりだらんと休むことを許したり、「日にち薬やから」と時間をかけることにOKを出したりして、基礎的な日常を重ねていくことに重きを置いた。

自分ののんびり屋具合に、ため息が出る。

ずっとせっかちな性格やと思いよったけど、表面だけあわてんぼなだけで、長期的に見るとスロースタートのマイペースランナー。理想とのギャップに自分で驚く。

向上心は大切。改善もしたい。それでもまあ、持って生まれた性質自体はしょうがないしなあ…と受け入れ割り切り始める自分もいて。

歳を重ねるのって、自分の取り扱い説明書を少しずつ増やしていくことなんかなあ、と思ったりもする。

(もうちょい分かりやすい説明書を早めにもらいたいとこやけど。)

本当に少しずつながら、むくむくと ‟人間らしさ″ が重ねていけること。そっと喜びながら、でも焦らず一歩ずつ、と言い聞かせる。

未熟でも未完成でも、一歩踏み出してみる。

が、最近に丁度よく
ちょっと背伸びな日常のテーマ。

しんどい自分もまた自分らしさであり人間らしさなのかもしれんな、と思いながら、明日からの日常にまたもう一歩、踏み出そうと思う。

重ねる日常の中で
ちょっとずつ、自分に還ろう。

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