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”エモい”って言葉が好きやった。

“エモい” って言葉が、好きやった。

何とも言えぬ、わああって昂ってくる感情。
あの ”名もなき感情に名前が付いた感覚” が。

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「エモい」は今や、
若者言葉としての市民権を得まくり、
意味がどんどん派生していって
感情関係なく「良い!」って言いたいことは何でも表せる、
みたいな感じになっとるけど、

初期の初期、
センチメンタルな感じの意味合い、

懐かしくて、愛しくて、ちょっと切なくて、
それこそエモーショナルさが込み上げちゃうぜ…!

って感じが、好きやったんよなあ。。。

(やから、ちょっと過去形のニュアンス。)

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言葉にすることのパワーも感じる。

得も言われぬ、何にも代えがたい気持ちや感覚。
うまく表現できんと、人に伝えたり共感しあったりするのも難しい。

言語化して、意味を落とし込んで、
それがぴったりしっくり来たときの
嬉しさ、気持ちよさといったら無い。最高。

でも言葉にしてしまうと、失われるものもあるなあと。

”表しきれない尊さ”
みたいなものは切り離されて、
想像する余地がちょっとせまくなる。
表面化した意味合いが、意図せず1人歩きしてしまうこともあるんじゃないかな。

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「やばい」がええこともダメなことも
表せるようになってったみたいに、
「エモい」もどんどん変化してくんかなあ。

”言葉は生きている” って聞くけど、
使われてくうちに変化していくもんなんやろうし、
逆に死語とも言うみたいに、
使われんくなることが、言葉の終わりなんかなあ。。。

”言葉” 自体が
文化につくられ、文化をつくってくんかもなあ、
とか思ってみる。

どんな言葉を使うかって
その人の価値観表すなあとも思うし、
生かしたい言葉を使いたいなあ、
ともふんわり思う。
(回りくどくなるんはやめたい。)


……オタクっぽくなってきた。笑
この辺にしとこう。笑

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“エモい”って言葉、面白いなあって思った連想ゲーム。

おしまい。



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