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雑記

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2020年10月の記事一覧

スポーツの秋(?)

昨日は4人で11年ぶりのテニスで遊んできた。思ったよりも鈍っておらずめちゃくちゃ楽しかった。おかげさまで全身筋肉痛の中記事を書いている。笑

何よりも新鮮だったのは暫く会っていなかった中学の友人と打ち合ったことだ。当時の思い出を頭で、そして懐かしのテニスを通じて身体で振り返る濃密な時間だった。

最近はずっとPCとにらめっこしていて、それが終われば本を読んでいるため一切運動していなかった。ただやっ

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みんな生きててスゴイ!

パスカルの『パンセ』を読んでからというもの、人間の生き辛さというのは普遍的なものだという考え方が染み付いてしまった。一国の王も資産家も庶民も基本的には同じ悩みを抱えている。みんな、死に向かって一歩ずつ歩み進めている絶望を何とか忘れようと"気晴らし"を必死になって探す。それぞれの悩みには若干の差異こそあれ、基本的には同じだ。

みんな、そんな生き辛い世界で毎日嫌な仕事をし、色んな悩みを抱え、他人に嫉

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夢はとことん自分に誠実

先日、自分への祝い事があった。もちろん大したことではない自分の中で完結させられる程度の些細なことだとしか思っていなかった(はずだった)。

その晩寝ていると夢の中に、昔自分を大事にしてくれ、また自分も大事に思っていた人が現れそのことを祝ってくれた。たとえ夢の中でも、大変嬉しかったと感じたことは不思議と色鮮やかに今も記憶されている。意識的には大したことではないと思いながらも、無意識的には大切な人に祝

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自分の中に自分を持つこと

好きな音楽ジャンル、あるいは曲というのは人それぞれ千差万別だ。K-POPが好きな人もいれば、洋楽が好きな人、クラシックが好きな人など様々だ。その中でも多くの人に愛されている曲やアーティストはいる。テイラー・スウィフト、エド・シーラン、あいみょん、BTS、米津玄師など挙げればキリがないが、大人気アーティストは多数存在するし、曲を出すたびにトップチャートを席巻する。

そうすると、「トップチャート=み

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意外性が面白さを生み出す

先日「つけ麺Bar」というお店を見つけて面白い!と直感した。つけ麺もBarもそれぞれ単体で店構えされているケースが一般的だと思っていたので、それらが統合された店には意外性があって目を惹かれた。

誰かと話していても意外な話ほどその中身が気になるのは、やはり面白いからに尽きる。これは色んな場面に応用できそうな気づきだ。

破竹の勢いで消化する!

今週はなかなかタイトなスケジュールで月〜金までほとんど休みなく稼働し続けた。読書のために微々たる時間しか捻出できなかったのは残念だ。

そんなこともあってか、金曜日の夜は眠かったのにも関わらず読書に没入して気づけば午前4時になっていた。それだけ本が読めないフラストレーションが溜まっていたんだなと実感。昨晩は高校の頃履修せず、最近ちまちま参考書で学習していた地理の勉強成果を確認するためセンター試験の

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無くなったものを探すこと

昨晩、急遽父親に誘われて飲みに行ってきた。あまり親子二人で飲むこともないので新鮮な気持ちがした。

色々話していると、僕の小さい頃のまだ聞かされたことのないエピソードを知らされて面白かった。あー、自分ってそんなことしてたんだ(笑)と滑稽に思ったりもした。忘れられていた記憶を蘇らせてくれた。

そんな時にふと、小川洋子さんの『物語の役割』という本で僕にとって大変大きな学びになった一節を思い出した。ユ

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一人一人にそれぞれの世界がある

人はみな自分の人生しか生きることができず、他人の人生を生きることはできない。そのため、自分の身近な人や環境以外について考えを巡らせることは難しい。例えば、歴史書に書かれた「〇〇の戦い」を読んでも自分にとっては事実以上のものはない。しかし、その「戦い」は一人一人がそれぞれに思いを抱え、その集積として行われるものである。

アレクサンドロスによるイッソスの戦いも、ローマ帝国とカルタゴのポエニ戦争も、関

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車窓が教えてくれたこと

電車の車窓から景色を眺めていると、人体の構造に見えてきた。家々は細胞に、道は血管に、川や道を歩く人々は血液に、街の中心である役所は心臓、罪を裁く裁判所は解毒作用のある肝臓に見えなくもない。

確かプラトン辺りの時代からだったか、人間は"小宇宙"(この小さい体の中に宇宙を持っているということ)であるという例えが定着したが、言い得て妙だと思う。レオナルド・ダ・ヴィンチも手記の中で人間と自然のアナロジー

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考えることは自由であることの証

ドキュメンタリー映画『小さな哲学者』を観た。フランスの幼稚園生に対して哲学してもらうという実験を記録した映画だ。幼稚園生ならでは些細なことを議論し合うだけではなく、愛とは?人種とは?のような踏み込んだ議論も行われる。先生は様々なテーマを生徒に投げかけて考えさせる。

この作品の中で特に心震わされたのが、終盤で女の子が語った「考えることは自由で楽しい。夢を見るようだ。」という言葉。頭の中で考えること

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秋風の知らせ

秋風の知らせ

昨日の雨も嘘のように今日は青空が広がる気持ちのいい天気だ。大学のキャンパスを歩いていると、太陽の光に照らされた葉の緑がよく映えていて晴々しい気分になった。

その時、かつて大学に進学したらこんな晴々しい思いに満ちたキャンパス生活を送るのかなぁと期待に胸を膨らませていたことをふと思い出した。まさしく今立っている場所は昔何となく行きたいと思っていた大学で、勉強のモチベーションを保つために一度見学のため

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『ゴッホの手紙』を読んでみて

みんな知っている画家ゴッホ。彼は無数の手紙を書いていてゴッホという人を知る貴重な資料になっている。本音を見せてくれないモーツァルトの手紙とは違って、ゴッホは正直につらつら語ってくれる。(例に漏れず小林秀雄『モオツアルト』『ゴッホの手紙』を参考に)

『ゴッホの手紙』では実際の手紙が多数引用されており、その概要を掴むことができる。それを読んでいて特に僕が感じたことを、ゴッホは画家であると同時に詩人や

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野性の目覚め

夜中に目覚めると異常に喉が乾いていて、獣のように飲み物を飲んでまた眠りにつくことがしばしばある。その時に飲む水は何にも代えがたいくらい旨味に満ちていて、何やら生命が渇望する水分のように感じる。この時だけ自分に野性性があることを認識する。
原因は何なのかネットで調べてもよく分からない。仮説として、寝る時にかいてる汗の水分を補おうとしているのか、睡眠中抑制されてる食や水分を摂取したいという欲望が突如解

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積極的に無を求めること

近頃noteを書こうとするとちょっとだけ何を書こうかネタに迷う。これはゆっくり物事を考えることをしていない危険な兆候である。
昨晩なかなか眠りにつけず、目を閉じながら色々考えているとアレもコレもと書きたいことがポンポン浮かんできた。(メモを取っていなかったので、もうほとんど忘れてしまったが…笑)
このように、何もしない時間をちょっとでも作れば何かを考えることは容易だ。ヨーロッパを放浪してた時のよう

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