マガジンのカバー画像

おにわさんnote

47
[おにわさんーお庭をゆるく愛でる庭園情報メディア]( https://oniwa.garden/ )の中の人が、庭園について思うことなどを綴ります。 サイトでは日本全国1000以…
運営しているクリエイター

#文化財

雑誌『庭NIWA』のコラム『2100年の日本庭園へ』。vol.255では新潟県で「伝える」「残す」活動をしている方へのインタビュー。

雑誌『庭NIWA』のコラム『2100年の日本庭園へ』。vol.255では新潟県で「伝える」「残す」活動をしている方へのインタビュー。

■コラム『2100年の日本庭園へ』が掲載されている雑誌『庭NIWA』vol.255が発売中創刊40周年を迎えた日本の「庭」の専門誌『庭NIWA』。2023年から続いている庭園情報サイト《おにわさん》編集者:イトウによるコラム『2100年の日本庭園へ』。2100年=次の次の世代に伝えるために、「今の自分が次の世代になにができるか」みたいな意味を込めています。

その前段に関しては以下のnoteをお読

もっとみる
雑誌『庭NIWA』のコラム『2100年の日本庭園へ』。vol.253では島根/松江・出雲の日本庭園の「運営サイド」にフォーカスしたインタビュー。

雑誌『庭NIWA』のコラム『2100年の日本庭園へ』。vol.253では島根/松江・出雲の日本庭園の「運営サイド」にフォーカスしたインタビュー。

■コラム『2100年の日本庭園へ』が掲載されている雑誌『庭NIWA』vol.253が発売中創刊40周年を迎えた日本の「庭」の専門誌『庭NIWA』。2023年1月の発刊号から庭園情報サイト《おにわさん》の中の人:イトウによるコラムがはじまりました。
コラムのタイトルは『2100年の日本庭園へ』。2100年=次の次の世代に伝えるために、「今の自分が次の世代になにができるか」みたいな意味を込めています。

もっとみる
雑誌『庭NIWA』のコラム『2100年の日本庭園へ』。vol.252では国の文化財庭園を守る和歌山のドイツ出身庭師と大分の異業種若手にインタビュー。

雑誌『庭NIWA』のコラム『2100年の日本庭園へ』。vol.252では国の文化財庭園を守る和歌山のドイツ出身庭師と大分の異業種若手にインタビュー。


■コラム『2100年の日本庭園へ』が掲載されている雑誌『庭NIWA』vol.252が発売中創刊40周年を迎えた日本の「庭」の専門誌『庭NIWA』。2023年1月の発刊号から庭園情報サイト《おにわさん》の中の人:イトウによるコラムがはじまりました。
コラムのタイトルは『2100年の日本庭園へ』。2100年=次の次の世代に伝えるために、「今の自分が次の世代になにができるか」みたいな意味を込めています

もっとみる
雑誌『庭NIWA』のコラム『2100年の日本庭園へ』。vol.251では兵庫・神戸のキーパーソンと若手庭師にインタビュー。

雑誌『庭NIWA』のコラム『2100年の日本庭園へ』。vol.251では兵庫・神戸のキーパーソンと若手庭師にインタビュー。

■コラム『2100年の日本庭園へ』が掲載されている雑誌『庭NIWA』vol.251が発売中創刊40周年を迎えた日本の「庭」の専門誌『庭NIWA』。2023年1月の発刊号から庭園情報サイト《おにわさん》の中の人によるコラムがはじまりました。

コラムのタイトルは『2100年の日本庭園へ』。2100年=次の次の世代に伝えるために、「今の自分が次の世代になにができるか」みたいな意味を込めています。

もっとみる
現代の日本庭園は「大したことない」「残念」なのか?〜「マニアがジャンルを潰す」庭園論〜

現代の日本庭園は「大したことない」「残念」なのか?〜「マニアがジャンルを潰す」庭園論〜

サムネイル画像は先日「解体」が発表された、丹下健三のモダニズム建築『旧香川県立体育館』とその池庭。世界的彫刻家:イサム・ノグチの日本での制作パートナー・和泉正敏さん作庭。

■現代の日本庭園は「大したことない」「残念」なのか?この冬の「京の冬の旅」で初めて見た、とある庭園でのこと。

「この庭園の作者は誰ですか?」とお聞きしたら、
案内役の方が
「この庭園は新しい庭園なので作者が誰とかそんな立派な

もっとみる
庭園情報メディア《おにわさん》デザインリニューアルしました。

庭園情報メディア《おにわさん》デザインリニューアルしました。

■庭園情報メディア《おにわさん》デザインリニューアルしました。2023年最初のnote。2023年も庭園情報メディア《おにわさん》を宜しくお願いいたします。
年が明けてふとサイトのリニューアルをしたい気持ちが強くなり、テストサイト構築→およそ一週間かけて準備し、本日リリースしました。

*なお今回のリニューアルは「さすがに4年間見てると飽きた!気分転換!」って感じではじめたもので、当サイトの売却に

もっとみる
「日本庭園」シーンをとりまく課題

「日本庭園」シーンをとりまく課題

庭園情報メディア「おにわさん」新オーナー募集の進捗について。こちらの記事を書いてから約2ヶ月間。
実際に名乗りを挙げていただいた方々含め、さまざまなお問い合わせをいただきました。ありがとうございます。

まだ何か決まったわけではありませんが、「オーナー募集」という形のものは終了したいと思います。
ただし『日本庭園文化を残すためには、より多くの方に届けることがなにか支援したい』というご意向は今後もお

もっとみる
写真展『“おにわさん”がみつけた、隠れた名庭園』@東京・江戸川区立松江図書館(2022年10月1日〜11月6日)*入場無料

写真展『“おにわさん”がみつけた、隠れた名庭園』@東京・江戸川区立松江図書館(2022年10月1日〜11月6日)*入場無料

■写真展のお知らせ2022年10月1日(土)〜2022年11月6日(日)の期間、東京・江戸川区立松江図書館(松江区民プラザ)にて、写真展『“おにわさん”がみつけた、隠れた名庭園』が開催されます。

正確な情報は江戸川区立松江図書館のウェブサイトやTwitterでご確認ください。島根県松江市じゃないよ!(重要)

■開催にあたり:コンセプトとか補足とかこれまで喋るイベントはあったけれど、写真だけのリ

もっとみる
「庭園施設」の年齢層と、日本庭園・庭園文化を後世に残したいならFacebookよりTwitterやInstagramに注力するべきという話

「庭園施設」の年齢層と、日本庭園・庭園文化を後世に残したいならFacebookよりTwitterやInstagramに注力するべきという話

というつぶやきをTwitterでしたところ、けっこう多くのリアクションをいただいたのでnoteにも書き残したいと思う。

■総務省の最新資料より。日本のSNSの利用率はInstagram>Twitter>>>Facebook総務省がこの8月に発表した、令和3年度の「情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査」での『主なソーシャルメディア系サービス/アプリ等の利用率』の表は上記の通り。

自分

もっとみる
”おにわさん”中の人が独断で選ぶ、2021年初鑑賞で素晴らしかった日本庭園名選

”おにわさん”中の人が独断で選ぶ、2021年初鑑賞で素晴らしかった日本庭園名選

昨年もこのセレクションは8月になってから載せていたのですが、2022年ももう夏の終わり…。
今更ですが『昨年2021年に自分が初めて訪れてヤバい!と思った庭園』略して“ヤバT(庭)”を記したいと思います。秋の庭園巡りの参考にしてください。
⇩2020年版の独断で選んだ庭園名選はこちら。

■『おにわさん』は掲載庭園が約1,780箇所、そしてInstagramフォロワー:6.7万人/SNS合計フォロ

もっとみる
国指定文化財の“最古の日本庭園”が3年連続で年間来場者1,000人以下…日本の“文化財庭園”がこの先生きのこるには。

国指定文化財の“最古の日本庭園”が3年連続で年間来場者1,000人以下…日本の“文化財庭園”がこの先生きのこるには。

本記事は三重県伊賀市にある国指定文化財(名勝)の庭園『城之越遺跡』の紹介記事を再構成したもの。
というのも、庭園の紹介そのものよりタイトルにしたことをもっと伝えたいから。

日本最古の庭園『城之越遺跡』。古墳時代の4〜5世紀(3〜400年代)に作庭されたと推定されている“最古の日本庭園”城之越遺跡。
1990年代初頭に発掘されたのちに国指定名勝&国指定史跡となり、1997年(平成9年)に史跡公園と

もっとみる
【イベントのお知らせ】東京・調布市『ちょうふ市民カレッジ』の講座“日本庭園鑑賞のススメ”にゲスト登壇します。

【イベントのお知らせ】東京・調布市『ちょうふ市民カレッジ』の講座“日本庭園鑑賞のススメ”にゲスト登壇します。

イベントのお知らせ:調布市『ちょうふ市民カレッジ』の講座“日本庭園鑑賞のススメ”東京・調布市の「調布市文化・コミュニティ振興財団」による『ちょうふ市民カレッジ』でこの7月〜8月に開講する講座“日本庭園鑑賞のススメ”。

季刊『庭 NIWA』の編集長・澤田忍さんが講師をされるこの講座のうち、第2回の『庭園鑑賞のコツと見どころ ~日本全国の文化財庭園から都内の必見庭園まで~』に「おにわさん」編集者・イ

もっとみる
おにわさんInstagramから見る、日本庭園ランキング2021

おにわさんInstagramから見る、日本庭園ランキング2021

約40,000人のInstagramフォロワーが選ぶ、映える?人気庭園ランキング
今日4月28日は #庭の日
とってつけたように、毎年恒例!【『おにわさん』インスタグラムで2021年に「いいね」が多かった投稿(庭園)】をランキング形式で紹介します。
昨年のランキングはこちら⇩

もうゴールデンウィーク目前ですが、決して「2020年度」とかではなく、1月1日〆のこの1年間の結果です(後回しになっ

もっとみる
『足立美術館』の庭園は突然変異ではない。層の厚い出雲の庭園を旅行で巡る魅力〜山陰中央新報の特集記事に寄せて〜

『足立美術館』の庭園は突然変異ではない。層の厚い出雲の庭園を旅行で巡る魅力〜山陰中央新報の特集記事に寄せて〜

山陰中央新報デジタルの特集記事《名園、なぜ島根に多い? 「日本庭園ランキング」上位常連を訪ねてみた》にコメントを寄せました毎年恒例の、海外の庭園専門誌による「日本庭園ランキング」。
『足立美術館』が19年に渡り連続1位を記録——という点でもお馴染みのランキングですが、島根県には足立美術館以外にも毎年ランクインする庭園が多い。

そのことに関する山陰中央新報デジタルの特集記事《名園、なぜ島根に多い?

もっとみる