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はじめの一歩を踏み出す勇気
動きたいのに動けない。
そう思う人はたくさんいると思っている。
自分もその一人だ。怖い。文章を書くことが。しかし今日は頑張って書いてみた。なぜ出来たのか。分からない。分からないけれど、仲間がいることが少しだけ分かったから、かもしれない。
こんなものを出して、誰も見ていないだろう。もっとすごい人がいるだろうに。自分なんて。そんな自己否定が元で動けない人もいれば。
あの人からの悪口や否定が頭に残
10年前の震災を僕を知らなかった 【前】
2011年3月11日。
東日本大震災が起きた日、僕は日本に居なかった。
大学生として最後の1か月。初めて海外へ一人旅をしている最中だった。
場所はニューヨーク。
学生最後の貧乏旅行。安い宿に泊まっていた。
6畳ほどの空間に、なぜか便器とベッドだけが置かれた部屋だった。
まるで刑務所。まだ寒さの残る3月だというのにヒーターは壊れ、薄い毎晩薄いシーツとコートを被りながら寝ていた。
部屋にはテレ
ヒマワリの彼は、きっと今日も。
10年前の8月。日中の夏の暑さが残る20時過ぎ。
人通りも少なくなってきた上野駅コンコースで、当時花屋のアルバイトをしていた僕は一人の男性に声をかけられた。
「花束をお願いしたいんです」
仕事帰りだろうか。ノーネクタイでも清潔感を漂わせたスーツ姿は、まだ大学生だった僕に大人の気品を感じさせた。
「どんなイメージがいいですか?」
「ヒマワリを入れたいかな。今の時期の花だから」
店頭の花々を眺
縁をつなげるclubhouseの前向きな使い方
こんにちは。大久保です。
最近流行り始めたclubhouse。色々な意見がありますよね。
既に流行していたアメリカでは差別や批判、中傷の場にも使われたりと少しネガティブな意見もあったりします。
日本でも使われ方や広がり方を見ていると「相互フォロー歓迎」とか「攻略法」の文字があり「大丈夫か?」と思うことも。んー、何をしに来たんだ、この人たちは?
若干の気持ち悪さを感じつつ、本来SNSは使い方次
ごめんなさいで終わらないように、大切な人の死を考える。
桜が咲くと思い出す。
祖母が亡くなった春のことを。
祖母とは呼びたくない。
ずっと「おばあちゃん」と呼んできたから。
葬式の日は桜が満開だった。4月のとてもよく晴れた日に、淡く澄んだ青の中に桜が咲き誇っていた。白と薄紅色が混ざった花びらが風に揺れ、何枚も、何十枚も僕たち家族の前を通り過ぎていった。
大切な家族が亡くなったとは思えないくらい、清々しく明るい日だった。
おばあちゃんが旅立つ直前
Clubhouseに憧れて
いぇーい!招待してもらえたよー!
followしてね♡
見慣れない画面とともに女の子がツイートしている。なんだこれ。
その名はclubhouse。
なんだよ、クラブハウスって。
付けられたハッシュタグを辿っていくと、新しいサービスらしい。
繋がり合いながら、音声でやりとりができるそうだ。よく仕組みは分からないものの、どうやらすぐに登録はできず、招待されないと参加ができないようだ。
招待制の
20時を超えて働く人たちがいること。
こんにちは。大久保です。
ライター、小説家。そんな肩書きを目指しているけれど、普段は商業施設を運営する会社で働いています。
今回は商業施設で働き、様々な店舗と関わる身として、noteを書きました。
今の日本の現状で「20時」という境界線に関係なく、働き、社会を支えている人たちに目を向けて欲しい。そんな想いです。
20時というボーダーライン1月7日、緊急事態宣言が再発令されました。
ニュース
振り返り:2020年に貰った言葉
今年は「嫌い」をたくさん作った1年でした。
同時に「本当に好き」「本当に大切」なものが見えた年でもあります。
今まで何事も好きでいたい、大事にしていたいと思っていた自分にとって、とても辛くてしんどくて痛くて苦しい年だったけれど。この1年のおかげで、これからは自分にとって「好き」をちゃんと区別できるようになれる気がします。
色々な立場の人から、優しい言葉をもらいました。
少しでも明るい自分で終わ
【小説】2020年12月24日 クリスマスイブ
とても静かな12月だ。例年のような街のきらめきはどこに消えたのか。赤や緑、そして明るく輝く照明も世界のどこかに閉じ込められてしまったかのようだった。
「今年はさすがにやめとくか」
やっとつけ始めた暖房の風をわずかに浴びながら、狭いワンルームのソファの上で彼は言った。2人にとってのクリスマスをどうやって過ごすか話し合った結果、今年は特に外出もせず家で過ごすことになった。無理に外で過ごす必要
青山ブックセンター「染谷昌利×前田高志 “副業の失敗”いっぱいトーク」イベントに参加して。
こんにちは。
会社に勤めつつ、書くことにも挑戦中の大久保です。
2020年12月3日。東京の青山ブックセンター本店にて「染谷昌利×前田高志 “副業の失敗”いっぱいトーク」イベントが開催されました。
このイベントに参加し、たくさんの気付きを得たので、内容をまとめてみました。
録音はせず、聴きながらのまとめになるので少し粗い部分もあるかもしれませんが、「副業」に興味がある方の参考に、そして今回出