球根を買って。
球根を買った。
白いチューリップの球根。
毎年、切り花がで始めた時に「球根で育てたいな」と思うけれど、その頃にはもう売ってない。
だから今のうちに買っておいてよかった。
日曜日に買って、球根の底が水につくように置いておいた。
月・火とあまり気にしないでいた。
そして今日見たら、こう。
もう根が出た。
てか、変なとこから芽が出てる。
この子はどう育つのだろう。
たった二日水を与えただけで、こんなに成長が見える。
少しだけ羨ましかった。
この球根も、何もせずただ置いておいたらそのまま干からびていた。
それを僕が買って、水につけたから、こうして成長した。
出会いと、必要な栄養を得ることって大切だ。
でも、それにはそもそも自分で生きようとする力が大事であって、それがなければいくら出会っても、いくら栄養が目の前にあっても成長にはつながらないのだろう。
僕はどんな状態だろう。
生きようとしているだろうか。
昨日は朝まで寝られなかった。
本当に苦しい夜だった。
それでも、こうして書くのを続けられた。
もっと自分で栄養を取りにいかなくては。もっと上へ伸びることができるように。
根をはって、栄養をたくさん取れるように。
それから上へ伸びていく。
そう簡単に花は咲かない。
ただ、適当に咲かすよりも、大きく色鮮やかな花が咲くように、今は自分に水を与え続けたい。
いただいたサポートは取材や今後の作品のために使いたいと思います。あと、フラペチーノが飲みたいです。