岡 えり

聴くコミュニケーションで働くチャンスをつくり社会の孤独を減らすために起業。医療職出身の…

岡 えり

聴くコミュニケーションで働くチャンスをつくり社会の孤独を減らすために起業。医療職出身のアナログ人間がWEBサービス立ち上げ奮闘中。多種多様な人に話をきいてもらうLivelyTalk(https://www.lively-talk.com/)運営。3児の母。沖縄出身。ビール好き。

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記事一覧

夏休みの朝の、小さな戦い

夏休み中盤。給食の代わりに子どもたち3人のお昼ご飯をつくるというミッションもあと半分だ。残りの夏休み、どう有意義に過ごしてもらうかを目覚めてすぐに考えつつ、とに…

岡 えり
7日前
11

働きたかった。たとえ赤字になっても。

3人の子育てと仕事の両立を断念し、作業療法士の仕事をやめて専業主婦になりました。 「元専業主婦がIT企業を創業した」と言うと、驚かれます。それだけでなく、先日、日…

岡 えり
9か月前
53

2才でオムツはさようなら

ママ友と子どものオムツ外れの時期について話してて、わが家はオムツ外れが早いことが分かったので参考になればと思って書きます。 私にはオムツなしの子どもが3人います…

岡 えり
1年前
25

定時で帰る女

新卒で200床ほどの精神科病院に作業療法士として勤務した。そこにはほぼ毎日17時の定時で帰る女がいた。 仕事ぶりは、日常の業務は卒なくこなす。やったことのない内容の…

岡 えり
1年前
17

忙殺されそうなときの処方箋

「あ~頭からっぽにしたい~」という衝動にかられることがある。 仕事も子育ても家事も全力投球。起きている間、無意識であらゆることに手と頭を動かし続けている。ぼーっ…

岡 えり
1年前
51

まだ無名のサービスなのに、1週間で100名動員を目標にした話

6月21日のスナックの日にちなんで私たちが運営するLivelyTalkというサービスで、オンラインスナックWEEKを開催しました。詳しい経緯はこちら↓ まだ知名度のないサービス…

岡 えり
1年前
13

スナックと私と時々、下ネタ。

92歳、タクシーでスナック通い 時は8年前に遡ります。私が作業療法士として訪問リハビリの仕事をしていた時、当時92歳の利用者さんがいました。 いつも明るく笑わせてく…

岡 えり
1年前
57

わたしはやらねばならない。

現在、LivelyTalkの次のリリースにむけて、ホスト向けの説明会とマッチング選考のためのグループワーク面談をしています。 この8月と9月の2ヶ月間でホスト説明会25回開催…

岡 えり
1年前
25

2021年を振り返ってみたら「難産」でした

Livelyの岡えりです。2020年10月に会社を創業したので、2021年はスタートの1年。起業家として自覚して動いた最初の年だったと思います。 正直うまくいかないことだらけ反…

岡 えり
2年前
49

社長2年生になります。

私は人の話を聴くことが好きだ。好きすぎて職業にまでしていたほど。 たぶん、それは私自身が話を聴いてもらえる喜びと、話を聴いている風にされる虚しさの両方をしってい…

岡 えり
2年前
21

心をハグしてもいいですか...

わたしが仲間と共に作っているサービス「Lively(ライブリー)」は世の中に働く選択肢や機会を増やしたい、と思い事業をスタートさせた。起業した理由はこちら。 しかし、…

岡 えり
3年前
43

もうコミュニケーションしか勝たん。

私には大切にしている、もはや信念とも言える想いがある。 Lively(ライブリー)の会社HPのトップに掲載している。 君と話しに来ているんです子育て中に在宅で働きたいと…

岡 えり
3年前
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SNS嫌いだった私がTwitterに感謝することになった話

Twitterが嫌いだった私私は昔からTwitterに興味がなかった。興味がなかったというよりは、匿名で誹謗中傷が行われて心痛めるという悪いイメージがあった。だから、正直なと…

岡 えり
3年前
25

どんな人ともうまくやるコミュニケーションに必要なもの

人とうまく会話できるか不安になることありませんか? 私はこれまで作業療法士として精神科や訪問リハで働き、また結婚出産により退職したのちはオンラインでお客様とお話…

岡 えり
3年前
38

私が会社員をやめた理由

私は大学卒業と同時に結婚し、精神科の病院へ就職した。 社会人3年目で子どもを妊娠し、1年間の産休育休を経て、職場復帰した。 子育てと仕事の両立は最初から困難を極め…

岡 えり
3年前
53

覚悟はありますか。

ベンチャー起業家1年生の岡えりです。 3人子育て専業主婦から、異業種のITベンチャーを起業するには怖さがありました。人脈、資金、経験、専門スキル、、足りないものだ…

岡 えり
3年前
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夏休みの朝の、小さな戦い

夏休みの朝の、小さな戦い

夏休み中盤。給食の代わりに子どもたち3人のお昼ご飯をつくるというミッションもあと半分だ。残りの夏休み、どう有意義に過ごしてもらうかを目覚めてすぐに考えつつ、とにかく気持ちよい朝を迎えてほしいと、娘たちの朝食の準備に取りかかった。

「わーい、今日はフレンチトーストだ~」とキャッキャしながらご機嫌な子どもたちの声を妄想しながら、フライパンで朝食のフレンチトーストを作っていた。

朝、家の中は和やかに

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働きたかった。たとえ赤字になっても。

働きたかった。たとえ赤字になっても。

3人の子育てと仕事の両立を断念し、作業療法士の仕事をやめて専業主婦になりました。

「元専業主婦がIT企業を創業した」と言うと、驚かれます。それだけでなく、先日、日経新聞にも取り上げてもらう機会をいただき、今の状況を、当時の私が聞いても驚くと思います。

ただ、最初の一歩を踏み出さなかったら、今でも悩める専業主婦だったかもしれません。

最初の一歩とは、勇気をだして1時間700円のファミリー・サポ

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2才でオムツはさようなら

2才でオムツはさようなら

ママ友と子どものオムツ外れの時期について話してて、わが家はオムツ外れが早いことが分かったので参考になればと思って書きます。

私にはオムツなしの子どもが3人います。

事前情報で伝えたかったのは、3人とも全然違う性格と特性を持っているということ。

オムツ外れを早くするためにやったことさて、本題で。性格も勉強の得意不得意関係なく、子どもたちは3人とも2才の誕生日で日中のオムツを外し、2才半で夜の寝

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定時で帰る女

定時で帰る女

新卒で200床ほどの精神科病院に作業療法士として勤務した。そこにはほぼ毎日17時の定時で帰る女がいた。

仕事ぶりは、日常の業務は卒なくこなす。やったことのない内容の仕事も前向きに取り組み、患者さんのカルテと照らしあわせながらリハビリの関わり方、計画をたてて遂行する。

ただ業務が業務時間内で終了するので、定時で帰宅。いますよね、そういう方。いや、全然悪いことではないんです。プライベートを充実させ

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忙殺されそうなときの処方箋

忙殺されそうなときの処方箋

「あ~頭からっぽにしたい~」という衝動にかられることがある。

仕事も子育ても家事も全力投球。起きている間、無意識であらゆることに手と頭を動かし続けている。ぼーっとしよう!と決めない限り、できない性分だ。

健康のためにランニングをしたり、友達と話したり、お酒を飲むこともあるがなんかもっとこう、『スッキリ!空っぽ!』という体験を欲していた。

そんな事を友人に話したら、映画の「神様のカルテ」を勧め

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まだ無名のサービスなのに、1週間で100名動員を目標にした話

まだ無名のサービスなのに、1週間で100名動員を目標にした話

6月21日のスナックの日にちなんで私たちが運営するLivelyTalkというサービスで、オンラインスナックWEEKを開催しました。詳しい経緯はこちら↓

まだ知名度のないサービスですが、社会に絶対に必要なサービスだと信じて運営しています。なので、より多くの人にを知ってもらうきっかけになればと思い、1週間で体験者100名という高い目標を掲げてイベントを企画しました。

達成すれば、運営とホストの全体

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スナックと私と時々、下ネタ。

スナックと私と時々、下ネタ。

92歳、タクシーでスナック通い

時は8年前に遡ります。私が作業療法士として訪問リハビリの仕事をしていた時、当時92歳の利用者さんがいました。

いつも明るく笑わせてくれる方で、タバコも吸うし、お酒もよく飲むほど元気でした。下ネタも多いのですが、それもきっと元気の源だったのでしょう。

一緒に歩行練習をしていたですが、「スナック通いが生きがいだ!」という方でした。

どんなに身体に痛いところがあっ

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わたしはやらねばならない。

わたしはやらねばならない。

現在、LivelyTalkの次のリリースにむけて、ホスト向けの説明会とマッチング選考のためのグループワーク面談をしています。

この8月と9月の2ヶ月間でホスト説明会25回開催、すでに170人以上の方が参加してくれています。

ホストの質がこのサービスの質になると思っているので、単純な良し悪しではなく、LivelyTalkのサービスにフィットするのかどうかをお互いに判断できるように、という思いです

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2021年を振り返ってみたら「難産」でした

2021年を振り返ってみたら「難産」でした

Livelyの岡えりです。2020年10月に会社を創業したので、2021年はスタートの1年。起業家として自覚して動いた最初の年だったと思います。

正直うまくいかないことだらけ反省だらけだけど、必要以上に落ち込む暇はない。そう思って、前だけをみて走ってきました。サービスを産み出す苦労、人を雇うということの大変さを身をもって経験できました。

2021年今年最後の日にゆっくり1年を振り返ってみようと

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社長2年生になります。

社長2年生になります。

私は人の話を聴くことが好きだ。好きすぎて職業にまでしていたほど。

たぶん、それは私自身が話を聴いてもらえる喜びと、話を聴いている風にされる虚しさの両方をしっているからだと思う。

例えば

「あ~あるよね、僕の場合は●●で~」(お、おう...!)相手の話を聴くことにすり替わる。

「君はそういう人間だもんね」(決めつけちゃう?)

「そんなの普通じゃないよ」(普通ってなぁに…)

日常生活でこん

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心をハグしてもいいですか...

心をハグしてもいいですか...

わたしが仲間と共に作っているサービス「Lively(ライブリー)」は世の中に働く選択肢や機会を増やしたい、と思い事業をスタートさせた。起業した理由はこちら。

しかし、実現したい社会はその先にある。

言葉にすると、とても陳腐に聞こえてしまうと思うけれど、Livelyを通して個性が活きて、ひとりひとりが輝き、やさしい社会になってほしいと思っている。

今日はLivelyの作りたい世界観の話をします

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もうコミュニケーションしか勝たん。

もうコミュニケーションしか勝たん。

私には大切にしている、もはや信念とも言える想いがある。

Lively(ライブリー)の会社HPのトップに掲載している。

君と話しに来ているんです子育て中に在宅で働きたいと思ってはじめたのが、オンラインでおしゃべりするお仕事だった。

私とおしゃべりをするのにお金を払ってもらう。専門スキルを持ってビジネス相談するわけでも、占いするわけでもない。言ってみれば、ただのおしゃべりであり雑談。

思えば、

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SNS嫌いだった私がTwitterに感謝することになった話

SNS嫌いだった私がTwitterに感謝することになった話

Twitterが嫌いだった私私は昔からTwitterに興味がなかった。興味がなかったというよりは、匿名で誹謗中傷が行われて心痛めるという悪いイメージがあった。だから、正直なところ避けていた。

そんな私がTwitterをはじめた理由は、起業しようか悩んでいた時に知人に相談したら「今、ビジネスマンの中でTwitterが盛り上がっているから、やってみると良いのでは?」と勧められたことによる。そして、私

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どんな人ともうまくやるコミュニケーションに必要なもの

どんな人ともうまくやるコミュニケーションに必要なもの

人とうまく会話できるか不安になることありませんか?

私はこれまで作業療法士として精神科や訪問リハで働き、また結婚出産により退職したのちはオンラインでお客様とお話する仕事をしてきました。対話、言うならば、おしゃべりがお仕事です。

多い時は月100人以上の人と話をします。はじめましての方もいれば、リピーターもいます。

一人の方と話す時間は平均で30分から1時間ほどです。長い人だと5時間ぶっ通して

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私が会社員をやめた理由

私が会社員をやめた理由

私は大学卒業と同時に結婚し、精神科の病院へ就職した。

社会人3年目で子どもを妊娠し、1年間の産休育休を経て、職場復帰した。

子育てと仕事の両立は最初から困難を極めた。子どもの発熱で何度も保育園からの呼び出し。その度に上司や担当している利用者さんへ、休ませてもらうのか、振り替えにさせてもらうかの連絡をし、別のスタッフに引き継ぐ場合には申し送り業務があった。つまり、保育園から呼び出しされても「すみ

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覚悟はありますか。

覚悟はありますか。

ベンチャー起業家1年生の岡えりです。

3人子育て専業主婦から、異業種のITベンチャーを起業するには怖さがありました。人脈、資金、経験、専門スキル、、足りないものだらけ。

それでも最後に背中を押してくれたのは、覚悟でした。

自分が本当にやりたいことなのか。どんな結末になっても言い訳をしない道なのか。

覚悟を突き付ける言葉起業支援プログラムを受講したあとも、私はしばらく悩んでいました。身の丈を

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