社長2年生になります。
私は人の話を聴くことが好きだ。好きすぎて職業にまでしていたほど。
たぶん、それは私自身が話を聴いてもらえる喜びと、話を聴いている風にされる虚しさの両方をしっているからだと思う。
例えば
「あ~あるよね、僕の場合は●●で~」(お、おう...!)相手の話を聴くことにすり替わる。
「君はそういう人間だもんね」(決めつけちゃう?)
「そんなの普通じゃないよ」(普通ってなぁに…)
日常生活でこんな場面に出会うことありませんか?
それで怒ったり、機嫌が悪くなることはないけれど、こういう場面に出会うたびに、ただただ話を聴いてくれてたり、理解しようとしてくれる相手との会話のありがたさが身に染みる。
聴く、という行為の難しさや、奥深さを知る。
仕事上の付き合いでいえば、仕事がスムーズになるような関わりができればいいかもしれない。だが、より相手の能力を理解し、ちからを発揮してもらうためには聴くという行為がお互いに必要になってくる。
社長1年生を終えました
社長って、能力もあって、人望もあって、経営判断もできて、自信があり、常にみんなをひっぱっていく。
そんな勝手なイメージもあるが、私はそれに当てはまらない。
それでもコミュニケーションで世の中に働く選択肢を増やし、コミュニケーションを通して自分らしく輝ける人を増やしたい、という想いで事業をスタートさせた。
ゼロからのスタートで、ITやビジネス用語の理解で苦労も多かった。会社を経営・事業をつくっていく上で、私に足りない部分はメンバーが補ってくれている。全部をひとりでやる必要はないのだ。
つらいことがあっても、乗り越えられるのは、Livelyのメンバーが私の苦手な部分、弱い部分も知ってくれたうえで、支えてくれるからだ。話を聴いてくれて、ときに優しく、ときに厳しく、フィードバックしてくれるおかげだ。
子育ては、親として子供に育ててもらっているように、私は会社を経営しながら、社長として、メンバーや会社自体に育ててもらっている。
↑これは2021年10月9日に会社の創業1周年のときに、メンバーからもらった手紙のひとつ。(秒で泣きました)
相手の話を聴き、理解しあおうとするからこそ、よりよい関係になれるのだと信じている。まだまだ未熟者の私だが、社長としてできることはもっと皆の話を聴き、理解し、頼っていくことかなと感じている。
みんな、いつもありがとうございます。結果で返していけるように精進します。
株式会社Livelyの創業1周年企画に参加しています。
創業日の10月9日(トークの日)に合わせて、「誰かに話を聞いてもらって嬉しかった思い出のトーク」を「#トークの日」を付けてnoteやツイートするだけで誰でも気軽に参加することができます。
「#トークの日」で集まった思い出が1本の映像になる予定です。
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