平成初期生まれ。中学時代、学年一のヤンキーと友達になり、高校時代、体育系文化部で大賞を…

平成初期生まれ。中学時代、学年一のヤンキーと友達になり、高校時代、体育系文化部で大賞を取り、大学時は、元スクールカースト底辺集団の音楽サークル。大学院時代、勉強する気のない金持ち達を差し置いて学科1位になり、ゼミを放棄。今は市井の労働者。話せない英検準1級。ADHDとASDあり。

記事一覧

殺人を許容する国。

日本には死刑がある。 およそ200ヶ国中150ヶ国で廃止又は運用停止されるなかで、国民の8割が制度存続と実運用を支持しているという、異常な狂乱国家である。 しかしそれ…

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3年前
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「生きたいように生きる」

もはや私たち一般庶民は、安心して平穏に暮らせないのか。 そう思っている人は多いだろう。 度重なる自然災害、新型感染症、政府の不作為、そして、いつまでも改善しなか…

夜
4年前
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教員給与の大ジレンマ

先生は忙しい。 その事実が大々的に知られるようになって久しい。 しかし、先生は教職調整額といって基本給の4%(1966年時点の平均的な超勤時間に基づく)が定額で支払わ…

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4年前
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この世界で「平和」を語る空虚さ

毎年、この時期になるとあらゆるメディアで「平和特集」が組まれる。 第二次世界大戦、太平洋戦争、特攻、原爆、終戦・・・・・・ 忘れてはいけない。過ち。平和は大切。…

夜
4年前
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『○○が~~な理由』の信憑性

最近、ネットサーフィン(死語?笑)をしていると、 現代ビ○○ス、東○経済、○レジデント、ダイヤ○ンドなどの意識高い系ビジネスマン向けの記事によく出逢う。 記事のタ…

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4年前

公務員とAI(どうなる、安定)①

公務員に関するネット記事は本当に多い。 星の数ほどある。嫌になる、掃いて捨てるほど多い。しかも、その多くが、よく知りもしないで書かれた眉唾情報である。巨大マスコ…

夜
4年前
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自衛官給料安すぎ問題

まず、自衛官の給料安すぎ問題を語るに当たって、私の防衛政策に関する立場を明らかにしておこう。 私は自衛官ではないし知り合いにも自衛官は居ないし、防衛費増を是とす…

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4年前
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情報のコモディティ化

今の時代、流行の移るスピードが大変に早い。 よく言われるのが、商品のライフスパンが極端に短くなっているということ。 新しいビジネスモデルがすぐにコモディティ化し…

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4年前

サングラス ~富裕と貧困のアイコン~

※本記事の内容には科学的エビデンスは何もなく、侮辱的に読める可能性があることを、まずお詫びします。侮辱する意図は一切なく、趣旨としては社会学的分析を試みるもので…

夜
5年前
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都会と田舎の娯楽の違い

田舎は娯楽が少なく、都会は多い。 本当だろうか。 悩むのだが、いかにもそうらしい。だからこそ、よくそう耳にするのだろう。しかし、考えても見れば、たとえば田舎には…

夜
5年前
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生きにくさの正体

生きにくい。 正体を探ってみると、いくつか見えてくるものがあった。何も解決策は示さないし、示せない。でも、それが見えるだけでも、何か違ってくる気がする。 ①まず…

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5年前
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思考の振り返り

常に思考を巡らしいている。 24時間365日、 頭を巡るものが何もない時間は、寝ているとき以外、 一瞬たりともない。 そんなだから、常に考える内容は変遷している。 3…

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5年前
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大学院に飛び級してわかったこと

※失礼な表現もあります。 僕はいま大学院に通っている。 同級生(同い年の人)が次々に内定を取っていく横で、僕は研究室にいる。 ちなみに文系。MARCHクラス。と言って…

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8年前
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芸術に関する論考2

芸術とは、「媒体を介した双方向のコミュニケーション」のことです。(前述『芸術に関する論考1』の論と矛盾しますが、 ここでいう芸術は、以前の芸術とは、若干意を異にし…

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8年前

悪と人間

人間は、絶対的に悪から逃れることはできない。 私は他者の悪から逃れることはできないし、 そうであるならば、私自身が私自身の悪から逃れることもできない。 私は悪で…

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8年前

考える人

人間を、他の動物とは違うものにするもっとも大きな特徴は、「社会性」であると言われています。 では、この社会性は、どのようにして生まれたのでしょう。 これは、まぎ…

夜
8年前
殺人を許容する国。

殺人を許容する国。

日本には死刑がある。

およそ200ヶ国中150ヶ国で廃止又は運用停止されるなかで、国民の8割が制度存続と実運用を支持しているという、異常な狂乱国家である。

しかしそれは今回の論点ではない。
個人的には、死刑そのものはあるべきものだが、「冤罪の可能性を100%否定できない場合にすら執行される可能性のある死刑」は、あってはならないと考えており、その理屈で世界の国々も動いているのに、日本はそうではな

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「生きたいように生きる」

「生きたいように生きる」

もはや私たち一般庶民は、安心して平穏に暮らせないのか。

そう思っている人は多いだろう。

度重なる自然災害、新型感染症、政府の不作為、そして、いつまでも改善しなかった(庶民感覚としての)不況と格差拡大、果ては煽り運転殺人、匿名ネット中傷……

以前にも書いたことがあるが、これほどまでに一般庶民が「生きにくい」という感覚にされる時代は、ある意味で戦時中と同じと言えるかもしれない。

そんな中では、

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教員給与の大ジレンマ

教員給与の大ジレンマ

先生は忙しい。

その事実が大々的に知られるようになって久しい。

しかし、先生は教職調整額といって基本給の4%(1966年時点の平均的な超勤時間に基づく)が定額で支払われるだけで、どれだけ残業しようと手当は付かない。

なんと言うことだ!!!!

と、いう話ももはやかなり有名になってしまった。

さらに、平均的な残業時間は、小学校・高校で大体月50時間程度、中学校は60時間程度と言われている。実

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この世界で「平和」を語る空虚さ

この世界で「平和」を語る空虚さ

毎年、この時期になるとあらゆるメディアで「平和特集」が組まれる。

第二次世界大戦、太平洋戦争、特攻、原爆、終戦・・・・・・

忘れてはいけない。過ち。平和は大切。

私は毎年、誰にともない怒りで一杯になる。許せない。

なぜ私たちは、毎年この時期に平和を語るのだろうか。あ、もちろん、忘れてはいけないことだからなのだけど。

平和を語ることに、どうにも私は意義を見出すことができない。いや、正確に言

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『○○が~~な理由』の信憑性

最近、ネットサーフィン(死語?笑)をしていると、
現代ビ○○ス、東○経済、○レジデント、ダイヤ○ンドなどの意識高い系ビジネスマン向けの記事によく出逢う。

記事のタイトルが、『○○が~~な理由』となっているケースもめっきり増えた。急増である。もう、ほとんど全部そうなんじゃないか、というレベルでこればかりである。

そして、どれも駄文である。
信用に値しない。

というのも、
「○○が~~な理由」と

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公務員とAI(どうなる、安定)①

公務員とAI(どうなる、安定)①

公務員に関するネット記事は本当に多い。

星の数ほどある。嫌になる、掃いて捨てるほど多い。しかも、その多くが、よく知りもしないで書かれた眉唾情報である。巨大マスコミ企業が出す記事でさえ、懲戒免職と分限免職の違いすらわかっていなかったりする。

そこで、現職の大都市職員(地方公務員)である私が、少なくとも経験上明らかであることや、調査して明らかにしたことを基に、事実をご紹介したい。せめて、荒ぶるネッ

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自衛官給料安すぎ問題

自衛官給料安すぎ問題

まず、自衛官の給料安すぎ問題を語るに当たって、私の防衛政策に関する立場を明らかにしておこう。

私は自衛官ではないし知り合いにも自衛官は居ないし、防衛費増を是とするわけでもなく、国防軍創設推進派でもない。

ただ、現状の中国、朝鮮、ロシアの、日本領土を明白に侵略する意図を背景とした軍事活動や、アメリカの脱昭和日米安保政策を鑑みるに、日本がもはや自前で自国領域の防衛を推進せねばならないことは、議論の

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情報のコモディティ化

今の時代、流行の移るスピードが大変に早い。

よく言われるのが、商品のライフスパンが極端に短くなっているということ。
新しいビジネスモデルがすぐにコモディティ化してしまうということ。

パッと思い浮かぶのが、いきなりステーキという業態。出現当初は超大人気レストランとなったが、一挙に類似の対抗店が多数現れ、いまや苦戦中という。
あるいはスマホ(アプリ)。
これも多くの人々が持つようになって、まだ数年

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サングラス ~富裕と貧困のアイコン~

サングラス ~富裕と貧困のアイコン~

※本記事の内容には科学的エビデンスは何もなく、侮辱的に読める可能性があることを、まずお詫びします。侮辱する意図は一切なく、趣旨としては社会学的分析を試みるものであります。

ふと気付いたことがある。

サングラスを掛けている人には二種類ある。

まず金持ち。
ベンツに乗っている富裕層は、男なら写真のようなティアドロップか細目のサングラスを掛けたがる。女は金太郎飴みたいに丸い大型のサングラスだ。

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都会と田舎の娯楽の違い

都会と田舎の娯楽の違い

田舎は娯楽が少なく、都会は多い。

本当だろうか。

悩むのだが、いかにもそうらしい。だからこそ、よくそう耳にするのだろう。しかし、考えても見れば、たとえば田舎には絶対ない、東京にしかない、そんな娯楽はあるだろうか?

タピオカは田舎だろうと作れるし、アップルのスマホも田舎でだって買える。オシャレなファッションブランドは、車で小一時間も走ればイオンにある。カラオケやら映画やらは駅前にあるし、可愛い

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生きにくさの正体

生きにくさの正体

生きにくい。

正体を探ってみると、いくつか見えてくるものがあった。何も解決策は示さないし、示せない。でも、それが見えるだけでも、何か違ってくる気がする。

①まず、給料が安い。のに助けてくれる社会制度と空気感がない。

一生懸命働いているのに、給料が安い。ひと昔、いや二昔前と額が変わっていない。そればかりか、社会保険料に税金の負担は以前に増しているので、実質目減りしている。

なんといってもクイ

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思考の振り返り

常に思考を巡らしいている。

24時間365日、
頭を巡るものが何もない時間は、寝ているとき以外、
一瞬たりともない。

そんなだから、常に考える内容は変遷している。

3年前に考えていたことをnoteの記録で読み返したり、小中学生の頃に書かされた作文なんぞを読み返すにつけ、その当時の自分の考えに恥ずかしさを覚えるのである。

割合に勝せたガキだった自分であるので、
そして頑固であるので、
昔の自

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大学院に飛び級してわかったこと

大学院に飛び級してわかったこと

※失礼な表現もあります。

僕はいま大学院に通っている。

同級生(同い年の人)が次々に内定を取っていく横で、僕は研究室にいる。

ちなみに文系。MARCHクラス。と言ってしまうと、自ずと限られてきてしまうが、とりあえずそんなことは置いておく。

さて、これを見てくれた人の中には、これから大学院に行こうかどうかと迷っている人も多いことと思う。

そこで僕が心からオススメする意思決定への手順をお教え

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芸術に関する論考2

芸術に関する論考2

芸術とは、「媒体を介した双方向のコミュニケーション」のことです。(前述『芸術に関する論考1』の論と矛盾しますが、
ここでいう芸術は、以前の芸術とは、若干意を異にします。というより、芸術には複数の意味がある、と捉えるべきかもしれません。)

そして、ここでいう「媒体」が、一般的に「芸術」の名で呼ばれます。

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悪と人間

悪と人間

人間は、絶対的に悪から逃れることはできない。

私は他者の悪から逃れることはできないし、
そうであるならば、私自身が私自身の悪から逃れることもできない。

私は悪である。便宜上、
悪とは、他者にマイナスの影響を及ぼすことと規定しましょう。

つまり、生き物を殺し、それを糧とすること、
植物を育て、根こそぎに掘り起こし喰らうこと、
これは全て悪です。

これが悪でなかったとしても、
少なくとも殺人が

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考える人

考える人

人間を、他の動物とは違うものにするもっとも大きな特徴は、「社会性」であると言われています。

では、この社会性は、どのようにして生まれたのでしょう。
これは、まぎれもなく、言語とそれを基盤にした論理的思考能力によって生み出されたものです。

人間は、言葉を持つ。
人間にもっとも近いチンパンジーは、言葉を持たない。
言葉を持たないチンパンジーでも、おおよそ社会性と言って差し支えないような特徴を見出だ

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