小倉マユコ

フリーランスのイラストレーターをしています。 透明水彩の色彩や質感を活かしたタッチで、…

小倉マユコ

フリーランスのイラストレーターをしています。 透明水彩の色彩や質感を活かしたタッチで、書籍・WEB・広告等でイラストを描いています。 oguramayuko.com

記事一覧

塗り絵本第2弾、発売です

「百人一首ぬりえ2-大人女子のぜいたく時間-」(大泉書店)が発売となりました。3年前に発売した「百人一首ぬりえ」がご好評とのことで、第2弾を描かせていただきました。 …

小倉マユコ
2か月前
2

昭和の風景を描きました

今月発売「別冊昭和のまちがいさがし館Vol.16」(ワークス)の表紙イラストを担当しております。出題イラストも3点掲載されております。ぜひチェックいてしただけるとうれ…

小倉マユコ
3か月前
4

今年の書初め

今年は仕事以外の絵も少しでも描けるといいなと思っています。できればホームページのトップを、毎月(少なくとも季節ごとにでも)新しいイラストで飾ることを目標に! 新年…

小倉マユコ
3か月前
6

2024年のはじまりに思う

新年を迎えました。能登半島地震により、被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げます。一刻も早く平穏な日々が戻ることを願っております。 ————————— 大変に…

小倉マユコ
4か月前
2

夏休みである

フリーランスのイラストレーターをしている私は、毎日いわゆる在宅ワークである。小学生の上の子は絶賛夏休みを謳歌中。 もう中学年なので、宿題も泣かずにやるようになっ…

小倉マユコ
9か月前
5

美容ブームが来てる

40代にして美容ブームが来ています。 これも、読書熱再来と時を同じくして。きっと心の余裕が出てきた証拠なのだろうと思っている。 最近使い始めてとても良かったもの。…

小倉マユコ
9か月前
2

挿絵のお仕事

高齢者施設などで利用される「おとなの教科書」というテキストで、懐かしの唱歌や日本の名文などをテーマとしたページで、毎月挿絵を担当しています。 日本の名文をテーマ…

小倉マユコ
9か月前
1

卒母への道

母業、父業をしている皆さん、おつかれさまです。 先日Instagramでとても共感した投稿を見かけて、それそれー!と感銘を受けたのでnoteに残しておこうと思います。 デザイ…

小倉マユコ
10か月前

2023年の七夕

7月7日、七夕ですね。過去のお仕事からイラストを再掲載。

小倉マユコ
10か月前
1

お仕事情報

今週発売の文庫本『行き遅れ令嬢の事件簿2公爵さま、いい質問です』(リン・メッシーナ/原書房)、第一巻に引き続き、カバーイラストを担当しております。 主人公のベア…

小倉マユコ
10か月前
1

読書日記2023/07/03

本日の読書日記は、「親」というものについて考えてしまう2冊。 辻村深月さんの「傲慢と善良」。 読む人によって刺さる部分が違うと耳にしましたが、私にとっては登場す…

小倉マユコ
10か月前
6

心の本棚

先日、読書日記に書いたとおり、最近また読書ができるようになりました。自分が自分を取り戻し始めた合図のように感じます。 思えば上の子が生まれてからの10年近い歳月、…

小倉マユコ
10か月前
16

読書日記

最近、また本を読めるようになりました。約10年ぶりの「趣味・読書」の復活劇。これはまた熱くなる予感です。読書記録としてnoteの記事で残していこうと思っています。 い…

小倉マユコ
10か月前
7

色の名前の魔法

先日のネイル部の記事にイラストで描きましたが、キャンメイクのネイル、N70番のピンク色は「ローズミルクティー」という名前だそうです。大人っぽいシアーなピンクブラウ…

小倉マユコ
10か月前
3

隣の席、あいてます

私の仕事部屋は玄関入ってすぐのところにあり、子供が「ただいまー!」と玄関ドアを開けるとすぐに「お帰りー!」と返事ができる場所にあります。 ただいまの声色で、なん…

小倉マユコ
10か月前
3

ネイル部、発足。

最近のマイブームといいますか、セルフネイルが再燃しています。 爪を塗るなんていつぶりでしょう? 会社員をしていた20代のころはジェルネイル派で、けっこうガッツリと…

小倉マユコ
10か月前
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塗り絵本第2弾、発売です

塗り絵本第2弾、発売です

「百人一首ぬりえ2-大人女子のぜいたく時間-」(大泉書店)が発売となりました。3年前に発売した「百人一首ぬりえ」がご好評とのことで、第2弾を描かせていただきました。

百人一首の中から19の句を塗り絵にしました。実際に私が色鉛筆で仕上げた塗り絵見本も4枚、塗り絵の途中をまとめたメイキングページも掲載しています。

1冊目と合わせて、自由な発想で塗り絵を楽しんでいただけるとうれしいなと思っています。

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昭和の風景を描きました

昭和の風景を描きました

今月発売「別冊昭和のまちがいさがし館Vol.16」(ワークス)の表紙イラストを担当しております。出題イラストも3点掲載されております。ぜひチェックいてしただけるとうれしいです。

今回のお仕事は、ipad×procreateで描きました。紙と絵具では表現しきれない光の表現や透明感がお気に入りです。今回はテーマが「昭和」なので、懐かしい漫画に出てきそうな雰囲気を意識して描いてみました。

今年の書初め

今年の書初め

今年は仕事以外の絵も少しでも描けるといいなと思っています。できればホームページのトップを、毎月(少なくとも季節ごとにでも)新しいイラストで飾ることを目標に!

新年1枚目。先日NHK大河ドラマ「光る君へ」を見て、平安美人を描きたくなってprocreateで描きました。

平安時代をテーマにお仕事をいただくことも多くて。もともと詳しいわけでも得意なわけでもなかったのですが、描くうちに知識も蓄えられて

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2024年のはじまりに思う

2024年のはじまりに思う

新年を迎えました。能登半島地震により、被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げます。一刻も早く平穏な日々が戻ることを願っております。

—————————
大変に久々のnoteとなりました。
昨年はコロナ禍を抜け、心も体もゆったりと過ごせた一年でした。おととし体調を崩したこともあり、「仕事はがんばりすぎない」と割り切り、自分のキャパシティに対して6割くらいの気持ちで生活してみた一年でした。

心身

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夏休みである

夏休みである

フリーランスのイラストレーターをしている私は、毎日いわゆる在宅ワークである。小学生の上の子は絶賛夏休みを謳歌中。

もう中学年なので、宿題も泣かずにやるようになったし、ゲームや動画視聴の時間管理なども、そこそこきちんとできるようになったので、基本私は仕事部屋にこもっている。

ただこの夏休み、昼食づくりがまぁまぁ手間な訳です。焼きそばやら、ラーメンやら、パスタやら、なんやかんや作っている(麺ばっか

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美容ブームが来てる

美容ブームが来てる

40代にして美容ブームが来ています。
これも、読書熱再来と時を同じくして。きっと心の余裕が出てきた証拠なのだろうと思っている。

最近使い始めてとても良かったもの。1つめは、ルルルンのシートマスク。MEGUMIさんの本を先日読みまして、これだけは実践できそうと思ったやつです!(きっとそういう人、多そう)

ルルルンプレシャスのグリーンが一番良かったので、これをリピート。とても良い気がしている~。

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挿絵のお仕事

挿絵のお仕事

高齢者施設などで利用される「おとなの教科書」というテキストで、懐かしの唱歌や日本の名文などをテーマとしたページで、毎月挿絵を担当しています。

日本の名文をテーマにしたページ、7月号では島崎藤村の「初恋」のイラストを描きました。

5月号では夏目漱石の「坊ちゃん」でした。

唱歌のページでは、6月号で「雨降りお月さん」のイラストを描きました。(この歌は知らなかった!)

いつもとても楽しく描かせて

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卒母への道

卒母への道

母業、父業をしている皆さん、おつかれさまです。
先日Instagramでとても共感した投稿を見かけて、それそれー!と感銘を受けたのでnoteに残しておこうと思います。

デザイナーの田中千絵さんが、Instagramで「卒母」をテーマに投稿をされているのをいつも楽しく拝見しております。特に先日「ほどほどの母」についての投稿が目からウロコで。子育てしている方、ぜひ見てみてほしい!

イギリスの小児科

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お仕事情報

お仕事情報

今週発売の文庫本『行き遅れ令嬢の事件簿2公爵さま、いい質問です』(リン・メッシーナ/原書房)、第一巻に引き続き、カバーイラストを担当しております。

主人公のベアトリスとケスグレイブ公爵の掛け合いにちょっとキュンとしてしまう、そんな第二巻となっています。既刊とあわせて、ぜひお手に取っていただけるとうれしいです。

こちらの物語は、19世紀初頭の英国・ロンドン、摂政時代(リージェンシー)が舞台です。

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読書日記2023/07/03

読書日記2023/07/03

本日の読書日記は、「親」というものについて考えてしまう2冊。

辻村深月さんの「傲慢と善良」。
読む人によって刺さる部分が違うと耳にしましたが、私にとっては登場する「親」の存在感が強烈でした。
まったく事件的な存在ではなくごくごく普通にありそうな家庭の母親(父親)が登場しますが、なんかすごく怖かった。子供を信じていないこと、自分の物語に吞み込んでしまうこと。子供を心配すること、過保護に扱った末に起

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心の本棚

心の本棚

先日、読書日記に書いたとおり、最近また読書ができるようになりました。自分が自分を取り戻し始めた合図のように感じます。

思えば上の子が生まれてからの10年近い歳月、本というもの、読書という営みから遠ざかっていました。東京の小さな賃貸住宅の物理的に限られた空間に、本棚を置くスペースがなくなってしまったこと(日々増殖する子供のものに追いやられていくように)。あとは、私自身が本を読みたいという心持ちでは

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読書日記

読書日記

最近、また本を読めるようになりました。約10年ぶりの「趣味・読書」の復活劇。これはまた熱くなる予感です。読書記録としてnoteの記事で残していこうと思っています。

いろんなものを好んで読みますが、ひとつ好きなのが物語のキーパーソンとなる"謎の人物"が、迷える登場人物たちを導くような連作短編集が好きです。それぞれ別の物語に感じながら、"謎の人物"を中心に緩やかにつながっているような物語。謎の人物は

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色の名前の魔法

色の名前の魔法

先日のネイル部の記事にイラストで描きましたが、キャンメイクのネイル、N70番のピンク色は「ローズミルクティー」という名前だそうです。大人っぽいシアーなピンクブラウンの色味もいいのですが、名前も可憐でいいんですよね。

そして、色の名前の魔法みたいな経験が身近にあったなぁと思い出しました。

いつも行く美容室で、二、三ヶ月に一度、根元だけリタッチをしてもらっています。年齢的に白いものもチラホラと顔を

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隣の席、あいてます

隣の席、あいてます

私の仕事部屋は玄関入ってすぐのところにあり、子供が「ただいまー!」と玄関ドアを開けるとすぐに「お帰りー!」と返事ができる場所にあります。

ただいまの声色で、なんとなくですけど、今日の元気の度合いを察することができて良いです。

さて、我が家には子供部屋というものも、一応あります。上の子が小学二年生くらいのときに、いわゆる学習机を子供部屋に置きました。でもこれ、我が家ではほぼ活用されていません。(

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ネイル部、発足。

ネイル部、発足。

最近のマイブームといいますか、セルフネイルが再燃しています。

爪を塗るなんていつぶりでしょう?

会社員をしていた20代のころはジェルネイル派で、けっこうガッツリとラメなどを塗り込めていました。内勤で自由度の高い環境だったのでギラギラの爪で武装をしていたものでした。

子供が生まれてからここ10年ほどはすっかりネイルはしなくなりました。だって乾かす時間がない!塗り直す余裕がない!マニキュアの匂い

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