読書日記

最近、また本を読めるようになりました。約10年ぶりの「趣味・読書」の復活劇。これはまた熱くなる予感です。読書記録としてnoteの記事で残していこうと思っています。

いろんなものを好んで読みますが、ひとつ好きなのが物語のキーパーソンとなる"謎の人物"が、迷える登場人物たちを導くような連作短編集が好きです。それぞれ別の物語に感じながら、"謎の人物"を中心に緩やかにつながっているような物語。謎の人物は現実と非現実の間を繋ぐような存在感でワクワク、ぞわぞわします。

お探し物は図書室まで

「今の自分にできることを今やる」
物語を通して一本の筋のように通るその主張が、すごく響きました。青山美智子さんの本は初めて読んだのですが、あまり良くて、過去の作品もさかのぼって読み進めているところです。

遺品博物館 (創元推理文庫)

遺品博物館の学芸員を名乗る「吉田・Ｔ・吉夫」とは、結局何者だったのか。気になって仕方ありません。

さまよえる古道具屋の物語 (文春文庫 し 34-22)

装幀がかわいいと思ったら、かつて画塾で一緒に学んだ泉雅史氏だ！（イラストがすばらしく素敵になっている。）いいなと思って手に取った本が、知っているイラストレーターさんだと人に自慢したくなります。

本日のトップ画像はこちらのイラスト。過去のお仕事で描いた図書館司書さんです。