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隣の席、あいてます

私の仕事部屋は玄関入ってすぐのところにあり、子供が「ただいまー!」と玄関ドアを開けるとすぐに「お帰りー!」と返事ができる場所にあります。

ただいまの声色で、なんとなくですけど、今日の元気の度合いを察することができて良いです。

さて、我が家には子供部屋というものも、一応あります。上の子が小学二年生くらいのときに、いわゆる学習机を子供部屋に置きました。でもこれ、我が家ではほぼ活用されていません。(中学生になったら使いますかね?)

低学年のときから宿題は専らリビングで(ダイニングのテーブルすら使わずに)ゴロゴロしながら、何ならテレビを見ながらやるという。当然ながら進まない終わらないで、子供も親もイライラする毎日でした。

この宿題問題を解決すべく、私の制作机の隣にもうひとつ机を置いて、誰でも使えるフリースペースを作ってみました。

私のデスクはアナログ作業用とPC作業用でL字型にしています

仕事をしていると、子供がふらっと現れて(うまくいけば自分から)宿題を始めます。宿題以外にも、そこで本を読んだり、ネイル部の部活動をしたり、私の仕事を見せたり、今日あった学校での出来事を話してくれたり。各々独立した活動をしながらも子供と一緒に過ごす空間になりました。

リビングゴロゴロ宿題問題もほぼ解決し、日々成長する子供たちとの良い関係を保てる場所ができたように思います。できれば中学生になっても高校生になっても、たまにはここに座ってくれるといいなぁ、などと淡い期待をしながら、今日も隣の席をあけておきながら、宿題にやってくるのを待っています。

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