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私たちは全力で幸せになっていい。
昔から、他人の誕生日を割と覚えているタイプの人間である。
数字は苦手なのに誕生日を忘れないのは、多分文章として記憶しているからではないかと最近思い始めた。
いくつになっても急に気づくことはあるものだ。
そして同じく最近気づいたことの一つが
「子どもの幸せしか親は願っていない」ということ。
親と子の方向性が一致すればいいんだけど、そうじゃないこともあって。
だから齟齬が生じたりして難しいのだけど、
一部でなく全体を見れば、世界が変わる
私たちはなぜか、完璧なものに憧れる。
* * *
人はつい欠けたところばかりを気にしてしまう。
私もずっとそうで
「ここがダメだ」
「ここが出来てない」
そんなことばかり考えてしまうのである。
ダメじゃないところもあって、なんならそれは出来ていないところより多いのに。
* * *
ここのところよく目にする「自己肯定感」。
高めるべく、自分を褒めよう!とあちこちに書いてある。
実際試してみ
本を読んだり、昼寝したり、何もしない。そのうちに急に動きたくなるんだよ
ここ一ヶ月ほど、根が生えているように動かなかった。
動かないのが私の仕事!くらいの勢いで、うさぎと一緒に床に落ちているスタイルが基本だった。
そろそろ、動いてもいい頃。
さぁカメラを持って外へ出よう。
秋が深まり冬になってゆく様を、まずは心に焼き付けにいこう。
お読みいただきありがとうございました!
Youtube : shinya inamoto / novi
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流れに抗わないことを家訓にしよう
単身赴任を終え、とんでもないレベルの田舎へ帰ってきた。
発つ時はみなぎる生命欲をうゎんうゎんと垂れ流していたセミの声が、今は穏やかな鈴虫の声に変っている。
金色のふさふさを重そうに垂らしていた稲穂は、すっかり刈られてしまった。
完全に秋だ。
この単身赴任中、他にも色々な変化があった。
些細な変化、そしてとてつもない大きな変化。
それらの前に立った時、ノビ夫が言った。
「流されるままでいよう」
【期間限定】おひとりさまの楽しみ方
絶賛単身赴任中なのである。
ノビ夫でなく、私が。
今回のウィルスの流行は、いろんな物事を変化させたと思う。
私が隔週で山奥から出て単身赴任していた職場にも、その波は押し寄せた。
絶対にリモートにできない業種であり、感染リスクも低いとは言えない。
そのため、スタッフの産休期間が早まったり、パートさんがご家族から心配されて退職することになったりと、完全に人員不足に。
出勤するたびにヘロヘロになってい
ダークサイドに堕ちそうだったから、一人花火大会をすることにした。
夏らしさを感じる瞬間ってどんな時?
痛みをおぼえそうなほど青い空に、そびえるような白い大きな雲。
空から見下ろしてくる、ひまわりの黄色い顔。
「生きてる生きてるとりあえず必死に生きてるぜうわぁぁぁ!」という風に振り絞るセミの声。
スイカの赤に歯を立てると伝わる、みずっぽい甘さ。
太陽を浴びてちりちりする肌。
夕立の後のアスファルトの匂い。
夜になってもふわりとあたたかい、風。
きっと色んな回答
流れる今を切り取って特別にできるから、写真が好きだ。
過去の蓄積が今。今の連続が未来。
似たような日々を送っていたとしても、明日の私から見たら、今日の私は過ぎ去ったものだ。いつか命を失う日がくる以上、どんな時もきっとかけがえのない時間なのだと思う。
でも正直なところ「この時は二度とないんだ!」などと、ギラギラ気合を入れていたら疲れてしまうよね。
だから、写真を撮っておくのが好き。
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例えば、仲の良い人と会う時。
取りたてて何をするでもな