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冷たい幸せ

雪だ。

移住して3年目の冬。私たちには初めての、この地方らしい積雪に見舞われた。
ノビ夫は雪が降らない街の出身なので、生まれて初めての雪がある生活にワクワクしているようす。
それはもちろん写真を撮るなどの意味でもそうなのだけど、雪かきが楽しいらしいことに驚いている。

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私にとって、雪かきは面倒なものでしかない。
寒いし(もはや痛いという表現が正しいと思う)、雪はふわふわなビジュアルとは裏腹に結構重いし(そういう女子いるよね)、変な筋肉を使うのか腕が痛いし(雪か筋の駆使による損傷)。
何より、雪かきをしている最中でも容赦なく雪がどんどこ降ることに閉口してしまう。


そんな私にとってさえ、風のない日にふわふわと静かに降る綿雪が、辺り一面を白く覆う様などはただただ綺麗だと感じる。


晴れた日の風花、田畑の友待つ雪。
あたたかいお風呂、ほかほか湯気のお鍋、ふっくらしたお布団。
寒いねーと掛け合う声、人と触れた部分から溶け合う体温。

雪が降るからこそ感じられる、美しいものや楽しいこと。


自力でどうにもしようのないことって、たくさんある。
むしろそんなことだらけだと感じるけど、それはきっと大きなものと対峙しているから。
雪が降るのを止めることはできないけど、降った雪を楽しむことは自分次第でどうにでもできるよね。
そういうことが得意そうな夫と縁があったのだし、これから起こる色々も楽しんでいきたい。

自分一人では難しいことも、誰かの力を借りればきっと可能だ。

お読みいただきありがとうございました!
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